皆さんこんな経験はないでしょうか?私はこの数字に縁がある、例えば自分の誕生日・・・私は7月13日です。で、たまたま時計の時間を見ると7:13なことが多いとか、車のナンバーも713のことが結構あるとか、泊まる部屋も713にまつわる番号がよくあるんだよね。みたいなこと。僕は運命論者ではありませんが、それでも何度かそういうこと思ったことがあります。運命を信じる方ならなおさらでしょう。
運命を否定しているわけではありませんが、残念ながらそれは大いなる勘違いと言わざるを得ません。それは「セレクティブメモリ」といってその特別な数字の場合だけ記憶に残り、そうじゃない場合は記憶に残らないという人間の特性です。誕生日などの数字は記憶に残るので、自分はその数字に縁があると思うのです。そう・・人間は見たいと思ったり、意識をすることに目が行き記憶に残る特性を持っています。同じように、最近気になることや買おうと思うものなんかも急に目が行くようになります。私は最近シェアサイクルというレンタルサイクルをよく使うので、街をその自転車で走っていると「あれっ」この自転車こんなに利用されているんだということに急に気が付いたりします。
私は実は人の悪いところがあまり見えません。それは私の長所でもあり短所でもあるとは思いますが。私の育成方針は「長所伸展」良いところを徹底的に伸ばし短所はその長所で見えなくするという考えです。たまに人から「長所伸展はわかるけど、どうしても短所に目が行ってしまう」みたいなことを聞くことがあります。それはその人が短所に意識がいっているので、短所を探しているのだろうと、更にその短所を見つけて記憶に残しているだろうと考えます。
常に何かいいところないかな、頑張っているところないかなと考え続けていると、自然にその部分だけが見えるようになり、その部分が記憶に残るようになってきます。なぜなら人間のそれが特性だからです。