どうもAerial Partnersインターン生の海老島です。広報の田中さんに好きなようにこの記事を書いてもいいと言われたので、本当に好きなことを書こうと思います!
突然ですが、実はAerial Partnersはブロックチェーン・ビットコインの勉強会を自社オフィス内にて開催しています。
Aerialチームのエンジニア(今回の講師は恵上さん)が実際にビットコインのホワイトペーパーを解説してくれたり、読む時間がない方向けにビットコインの要点説明を少人数でわかりやすく解説してくれます。
Areialチームは今既存の勉強会の内容の高度さに疑問を抱いております。
「これからブロックチェーンという技術が社会実装されて行くのに一般人が理解できなくて大丈夫なのか」
「勉強会が一方的に話を聞くだけで質問しづらい空気なのではないか」という考えを持っています。
以下は僕の独断と偏見なので見逃してくれると嬉しいです。
でも勇気を出して勉強会に行ったら
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ビットコインくわしいひとのよくわからないコトバでの こうげき!
かいしんのいちげき!
さんかしゃA は しんでしまった。
……おや?
なんと さんかしゃAが おきあがり
なかまに なりたそうに ビットコインくわしいひと を みている
さんかしゃA に くわしいせつめいを してあげますか?
はい
▶︎いいえ
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くらい基礎的な知識を体系的に習得することができる勉強会が本当に少なく、我々が目指しているブロックチェーンの社会実装の実現が遠のいている可能性があると感じています。
これからブロックチェーンが社会実装されて行くには最低限のドメイン知識が必要になります。
なので基礎に立ち返りSatoshi Nakamotoが書いたビットコイン論文の解説をしてもらいました!
勉強会の光景です。お酒も飲みながらフランクに皆で疑問点をぶつけ合っている場面です。
ここで肝心の勉強会のハイライトを少しだけ見せますね!!
まずはビットコインを語るときには欠かすことのできないProof-of-Workの説明をしてもらいました。
正直めちゃめちゃ難しいと思います。この3つの文章を読んで少しでもわからない点があったら是非勉強会にご参加ください!!
1. Proof-of-Work
・分散タイムスタンプサーバーを実現するためにProof-of-Workを用いる
・ゼロから始まるハッシュ値が見つかるまでブロックに含まれるnonceを増やしてハッシュし続ける
▶︎時間がかかる
・計算してブロックを生成する人をマイナーと呼ぶ
・nonceを見つける競争をする目的は2つ
1)覆すコストを膨大にする
・ブロックを生成するコストが小さいと、みんなチェーンの途中から好き好きにブロックを伸ばし始めて自分の送金をなかったことにできちゃいます。
2)合意解を導く
・ 一番最初に出来たブロックが正当な次のブロックというルールにすれば、みんなが好き勝手に作っても全員の納得するものが定まります
「nonceを見つける競争をさせる」ことによって改竄耐性と分散システムでの合意を同時に実現しています。エレガントと言わざるを得ません。またこれによって繋がったブロックの順番がみんなが納得する順番ということになります。
ちなみに2重支払い問題は、ブロック生成時に取り込むトランザクションをチェックして過去のブロックに使われた形跡がないことをマイナーが確認することで解決しています。
2. Network
・最長のチェーンの先端にあるブロックを最新の正しいブロックとみなす
・チェーンの情報は各ノードが保持ていて、また常にネットワークを漂っているので中途離脱、途中参加してもチェーンの情報を取り寄せられる
3. Incentive
・ブロック生成者は特権として無から自分へ送金を表現するトランザクションをブロックに含めることができます。
・このシステムにおけるコインの新規発行となる
- このインセンティブがマイナーがProof-of-Workを行う理由になります。
- また攻撃者がコインを取り戻そうとしても、それによってコインの価値が下がってしまうので攻撃できるだけのCPUパワーが有るなら正しくマイニングしてコインを得たほうが得というインセンティブになる。
このインセンティブがなければProof-of-Workを行う理由がないので、これによってシステムが維持されていると言えます。
他にも2時間の勉強会で色々な疑問点、論文の解説など皆さんのBitcoin愛が炸裂して机の上のビールが会の終了頃になっても全く減っていないような熱い勉強会でした!!
エンジニア向けの勉強会となりましたが、これからは色々なコンテンツの勉強会を充実させていこうと思っていますので、是非勉強会に参加してみてブロックチェーンエンジニア、仮想通貨税制のプロに直接質問をぶつけてみてください!!
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