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ブロックチェーンって何だっけ?あらためてビットコインのホワイトペーパーから読もう/Vol.03

こんにちは!Aerial Partners人事広報担当の田中です。

あらためてブロックチェーンの原点に立ち返って勉強しようということで、Aerial Partnersのエンジニア中心に勉強会を行っています。(僕自身はエンジニアではないのですが、新たなテクノロジー領域で事業開発していくにはドメイン知識が欠かせないと思っていて、こうした技術の基礎についても学んでいます)

その第一弾として行っているのが、ビットコインのホワイトペーパーの輪読会。

4章までを見ていった前回に引き続き、社内の勉強会で議論した内容についてシェアしていきたいと思います。

今回は、具体的なビットコインの根幹となっている仕組みの説明に入っていきます。

【Vol.01】

【Vol.02】

4.プルーフ・オブ・ワーク

この章ではビットコインの仕組みで最も特徴的なプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を説明しています。P2Pで分散型サーバーを実行するために必要なものとして、PoWの仕組みを採用しています。ビットコインはPoWの仕組みによって、合意をとっています。

ビットコインのPoWは、暗号学者アダム・バックにより提唱された「ハッシュ・キャッシュ」というデジタル通貨の仕組みに似たものであるとしています。このアダム・バックは、ビットコインの開発者を多数抱え、コミュニティをリードしているBlockstream社のCEOであることは意外と知られていないようです。
ビットコインの発明の元となるアイデアを生み出し、現在はビットコインの開発をリードしている重要な人物です。

PoWに関し議論したのは、1IPアドレス1票、1CPU1票を想定している点についてです。現在、ビットコインをマイニングは「マイナー」と言われる専門企業が膨大な施設投資を行っており、個人がビットコインのマイニングを成功させることは事実上不可能となっています。個人がマイニングに参加するには、マイニングプールやクラウドマイニングに参加するしかありません。しかし、その参加ハードルは一般的なユーザには高すぎるようです。ビットコインが単一障害点を持たないシステムを目指す以上、マイニングの分散性をいかに進めるか?は、ビットコインの今後の課題と言えるでしょう。

5.ネットワーク

ビットコインでは、二重支払いによる攻撃や同時にブロックを掘り当てたなどの理由で、複数チェーンに分かれてしまった場合、どのチェーンが正しいかを決めなければなりません。そのために、参加者が一番長く、計算パワーをかけたと判断したチェーンを正しいチェーンとし、短いチェーンを破棄するという仕組みになっています。参加者の51%が善意である限り攻撃は失敗し、ビットコインのネットワークは安全に保たれます。この合意形成の仕組みは「ナカモトコンセンサス」とも呼ばれています。

こうした合意を得るために、新たなブロックを各ノードがブロードキャストすることになりますが、全てのノードに伝播する必要はありませんと書いています。論文の文章自体からはちょっと分かりにくいけれども、この点がビットコインのネットワークの強みであると、メンバーから指摘がありました。つまり、ビットコインでは、ノードが一つ破壊されても、他のノードが生きているかぎり機能することをここで行っているわけです。分散システム全般の特徴であるこの点は、ビットコインの強靭なネットワークにしています。

今回はここまで。一気に4章くらいいきたいのですが、なかなか進みません笑

それも、ビットコインの仕組みがとても奇妙でとても良くできていて、どの章も目が離せないからなんだと思います。

この勉強会の内容を皆さまにもシェアしながら議論を深めていきたいと思い、エンジニアの方なら誰でもご参加いただける勉強会をはじめました。興味もっていただけたらぜひ参加してください!

また、次章以降も発信していきますのでお楽しみに!

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