6/7(木)に開催された「プロダクトとしてのブロックチェーンを知る・理解する」
のイベントに、リードエンジニア野上と私田中とで登壇してきました!
当日の様子をレポートしていきます!
会場には約40名もの方にお集まりいただきました。
まず、野上の前座として登壇した田中からは、Aerial Partners(エアリアル・パートナーズ)がなぜ仮想通貨の税務領域で事業をはじめたのか、どのように事業化していったのかについてお話しました。
僕らはブロックチェーン技術が広がる過程で生じる「社会課題を解決する」ことをミッションとしています。
その社会課題を解決するためには、誰もやりたがらない領域で、自分ができることに取り組むことが重要です。この2つが重なり合うところに事業領域を見出しています。
僕たちのチームができることは税務・会計領域での専門性であり、専門家にしか開発できないサービスをつくることで、仮想通貨コミュニティ全体の発展の「基盤」をつくっています。
また、専門性に加えて、「想い」を持ったチームが必要になります。
田中自身、東京都庁で官僚として働く中でブロックチェーン業界を盛り上げたいという想いがあり、社会課題を解決するというモチベーションでジョインしていますし、他のメンバーも熱い「想い」をもって集まったチームではじまっています。
専門性と想いが重なり合うところを事業領域としていることについてお話しました。
そして、野上の発表「仮想通貨の損益計算における課題」に移りました。
野上からは仮想通貨の税金計算の難しいところを解説し、なぜ仮想通貨の損益計算アプリが必要なのか、その開発が必要となった背景についてお話しました。
税制における社会課題を解決していくためには、純粋に技術的問題にフォーカスしていることだけでは足りず、取引所等のまわりのプレイヤーを巻き込んでいきながら課題解決していく姿勢が求められることについて共有しました。
また、株式会社サンデーアーツ 瀬野陽介代表取締役からは、【ブロックチェーンでビジネスモデルを考える上でのルール】と題して、ブロックチェーン開発相談を受ける中でよくある疑問について共有いただきました。仮想通貨やブロックチェーン技術はその注目度はあがっているものの、その根本的な仕組みまで浸透しきれていないので、まずはルールを知っておきましょうとのことで、大変学びの多い発表内容でした。
steemitアンバサダーSho Takahashiさんからは、ブロックチェーンSNSサービスを展開するSTEEMの概要や目指すところについて説明がありました。実際にプロダクトが利用されているプロジェクトとして、日本でも注目されています。
登壇後の交流会では、仮想通貨普及の過程で税務の問題は必ず起きるし、社会的なニーズも大きいことがわかったとのお声をいただきました。あらためて市場からの期待とそれに答えなくてはならない責任を感じたイベントとなりました。
(「Aerial Partners野上」としての初登壇に盛り上がる社内)
(Open Network Spaceさん、会場提供ありがとうございました!)
今後もこうした場を通して、Aerialチームが社会課題と向き合う中で培ってきた経験やナレッジを積極的にシェアして、仮想通貨・ブロックチェーンコミュニティを盛り上げてまいります。
また、Aerial Partnersでは、ブロックチェーンやその周辺領域での開発を進めるために、サーバーサイドやフロントエンドエンジニア、Webデザイナー、ビジネス開発、インターン生まで、広くたくさんのメンバーを募集してます。
興味持ってくれた方はぜひ一度会社(目黒オフィス。目黒川沿いにあります)に遊びにきてください。Wantedly上で「話をきいてみたい」ボタンを押していただければ連絡いたします。お話しましょう!
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