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株式会社アドウェイズは先日、新たな上席執行役員の選任を決議いたしました。これにより国内広告事業担当の中山祐太執行役員は、上席執行役員に昇格することになりました。
https://www.adways.net/press/adways489.html
今回は、そんな上席執行役員に昇格した中山、そして代表取締役社長の岡村の対談を行い、昇格の経緯と今後アドウェイズが目指していく方向性についてをお届けいたします。
【Profile】
岡村 陽久
代表取締役社長
アドウェイズ・グループの設立者。
アドウェイズの前身となるアドウェイズエージェンシーを2000年に創業後、2001年2月に大阪で株式会社アドウェイズを設立。
設立時に代表取締役社長に就任後、現在まで同職に在任。
中山 祐太
上席執行役員 国内広告事業担当
2010年4月にアドウェイズに新卒入社後、PC向けアフィリエイトサービス「JANet」を担当。
2013年10月にアプリ・web営業部門を新たに立ち上げ、責任者に就任。
2017年4月に国内広告事業部の本部長に就任後、2018年4月より執行役員 国内広告事業担当に就任。
2021年1月1日より上席執行役員に就任。引き続き、国内広告事業を担当。
上席執行役員に昇格。その3つの理由とは?
岡村:中山くん、上席執行役員への昇格、おめでとうございます。
中山:はい、どうもありがとうございます。
岡村:まずは、中山くんが上席執行役員に昇格した経緯から振り返ってみたいと思います。執行役員になったのは、確か2018年4月だったよね。
中山:そうですね。
岡村:執行役員になってからの約3年、中山くんは国内広告事業において、顧客に価値を提供するために、これまでのアドウェイズの常識を全て“ぶっ壊し”続けました。
中山:はい(笑)
岡村:その“ぶっ壊し”が評価されて今回の昇格に至ったわけですが、中でも特に評価に値するポイントは3つあると思っています。一つは、広告に対して本当の価値を追求した点。アドフラウドのようなユーザーに誤認を与える広告ときちんと向き合い、中山くんは自ら動いて新しい価値の創出に取り組みました。
中山:その時はさまざまな意見もありました。なぜそうした考えになったのか、と。仮に利益だけを追求しようと思えば、そうすることは理論上可能です。にも関わらず、あくまで広告としての本質的な価値にこだわり続ける意味とはなんだろう、ということです。
岡村:ただ、自分の考えは一切曲げなかったんだよね。
中山:はい、そうですね。“目先の利益だけを追求せず、本質的な価値と向き合う。そうすれば自ずと数字は付いてくる”。アドウェイズに入社をしてから今に至るまで、ずっとそう考えて業務に取り組んできたため、この考えを曲げるつもりはありませんでした。国内広告事業のV字回復は、そうして得られた結果なのかなと。また「本質的な部分をぶらさずにいきたい」。これをメンバーに言い続けることで、徐々に“広告の本質的な価値”に対しての認識が強まっていき、今では当たり前になっていったんです。そして、意見をくれた社員ほど、結果を出していることも事実で。
岡村:この“価値と向き合う”という点が顧客に評価された。これは、今後のアドウェイズにとって本当に大きなことだと思っています。そして二つ目は、多くの新しいことにチャレンジをしたこと。セブ島での運用拠点を本格化させたり、札幌でのBPO拠点を作ったり、新規営業の専門部隊を作ったり……。数々のチャレンジのもと、社員に対して“成長”する機会をたくさん提供していったんです。
中山:はい。
岡村:とにかく決めたことに対しては果敢に挑戦し、社員に対しても大きく貢献をしたということが二つ目の理由です。最後の三つ目は、営業部署だけでなく、会社全体を見ていること。執行役員としての中山くんのミッションは、国内広告事業が掲げた目標を達成させることでした。ただ、自分の部署を大きく伸ばしてきたと共に、ここ数年は新卒採用や人事など、アドウェイズ全体を盛り上げていこうという動きが見えていました。会社も東証一部に市場変更を行い、それにも大きく貢献した。それゆえこのタイミングで、上席執行役員に昇格させることを決めたんです。
中山:改めて、ありがとうございます。執行役員は管轄する部門に責任を持ち、上席執行役員は全社に責任を持つ。これが大きな違いだと思っています。アドウェイズグループの発展、そしてグループとしてどう顧客に“価値を提供するか”ということに責任を持ち、これからも頑張っていきたいです。
会社のためではなく、顧客の価値に向き合いたい
岡村:中山くんのそのスタンスは、今後も変わらずに続けていってほしいと思います。
中山:はい。会社全体を見る時もこの視点と思考を変えずに、“顧客に価値を届ける”という点を意識して、事業に取り組みたいと思っています。
岡村:そうだね。ちなみに顧客に価値を提供するために組織を変え、会社を動かした結果、社内においても多くの効果が出ています。顧客の皆さんはアドウェイズを少しずつ認めてくれており、また社員に対しては価値や機会を提供し、会社が成長している実感もある。これは嬉しく思うと同時に、その結果もお客様に対しての価値向上にも繋がっていると思います。
中山:ありがとうございます。また、新規部隊、そして博報堂DYメディアパートナーズとの資本業務提携により、ここ最近は“積み上げの事業運営”もできるようになりました。今後も計画的に業績を右肩上がりに積み上げていけるように、既存顧客はもちろん、新規開拓も続けていきたいと考えています。
岡村:はい。中山くんはこうして、実はちゃんと色々なことを考えていて、今となってはみんな認めているのだけれど、役員になったばかりの時は「本当に大丈夫かな?」と、心配する意見も多々飛び交っていたからね。新しいことに取り組む時も、もう少し時間をとってきちんと皆に説明すれば良かったのに。
中山:説明不足ですみません(笑)。ただ、仮に何かしらで呼び出されても、ちゃんと説明ができるように、資料作りはしておいたんですよ。まず動く、そして説明はあと……と。あくまで会社のためではなく、顧客の価値に向き合って、事業を推進していきたかったので。
岡村:はい。まあこれは他の会社だったら絶対問題になる事案だね(笑)。
中山:岡村さんの懐が深く、また長期的な判断をいただけてよかったです。
失敗を恐れずに、チャレンジをすること
岡村:最後に、上席執行役員に昇格するにあたって、決意表明をもらっても良いですか。
中山:はい。僕はこれからも、“チャレンジャー”でいたいなと思っています。挑戦をしないと失敗もないし成功もなく、何も生まれない。とにかく思い立ったら行動を続ける。そういう思考を持って今後も多くのチャレンジを続けたいと思っています。
また、アドウェイズ社員に向けて一言伝えるならば、できれば、失敗を恐れずにさまざまなことにチャレンジをしていってほしいと思っています。僕なんか、何度も失敗をしていますから……。一緒に仕事を通して、何かしらにチャレンジをすることが出来たら嬉しいですね。
また、より一層責任を負う立場にはなったため、改めて気を引き締めて初心に帰る必要もあるとも感じています。もう一度会社のため、社員のため、お客様のために価値を提供し、そして業界にも様々なことを仕掛けていきたい。
みなさん、これからもアドウェイズのチャレンジを、よろしくお願い致します。
岡村:やっぱり中山くんって、かっこいいね。引き続き、突進していってください。
中山:はい(笑)。ありがとうございました。