皆様こんにちは!
アドウェイズで中途採用を担当している人事グループの村田です!
アドウェイズは2001年2月28日の設立から、紆余曲折を経て、色々な方々にお力添えを頂きまして、早18年目を迎えております。
JANet、smart-C等のアフィリエイト広告事業から始まり、今やネイティブアド、リワード広告、効果測定ツール、東アジアを中心とした海外向け広告、更に最近では運用型広告のプラットフォーム事業など幅広い領域でインターネット広告事業を展開し、世の中により良いサービスを提供し続けようと日々邁進しています。
今回は、そんなアドウェイズを創っている経営理念「人儲け」、社員全員に大切にしてもらいたいスローガン「なにこれ すげー こんなのはじめて」、ビジョン「Beyond Everything Internet」について、代表取締役社長の岡村陽久と取締役の山田翔にインタビューをしてきました。
アドウェイズを知っている方も知らない方も、是非ご一読頂き、アドウェイズについて少しでも興味を持って頂けると嬉しいです。
“アドウェイズでよかった”と思ってもらえるような会社にしたい
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―アドウェイズの経営理念・スローガン・ビジョンの意味をそれぞれ教えてください。
岡村:経営理念の「人儲け」は、アドウェイズ社員に仕事を通して成長できる機会を与えて、入社してよかったと思ってもらう、また、社員だけじゃなく取引先やユーザーにも「アドウェイズのサービスがあってよかった」と思ってもらうことを意味しています。
たまに、「人儲け」を”社員に優しくする”と解釈している人がいるんですが、そういった意味ではありません。むしろ逆で、アドウェイズでは社員に厳しい試練を与えます。その人の能力だと、少し大変というくらいの乗り越え甲斐のある壁を用意して、社員みんなに成長してもらいたいと考えています。
岡村:そしてスローガンは、アドウェイズ社員に持ってもらいたい共通の価値観を表しています。「なにこれ すげー こんなのはじめて」は、「社員みんなで、テクノロジーを駆使し、これまで不可能だったことを可能にするサービスやプロダクトを世の中に提供しよう」という考えを言語化したものなんです。社員には、「なにこれ すげー こんな〇〇はじめて」の「〇〇」に、サービスだけでは無く自分の今の業務を当てはめて、一人ひとりがその分野をアップデートする存在になって欲しいと思っています。
岡村:最後にビジョンである「Beyond Everything Internet」。これは経営理念とスローガンを元に「アドウェイズがどこに向かっていくのか」を示したものです。全てを、例えば空間、デバイス、国境、業界、想像…など、これまで限界と言われてきた事すら、インターネットテクノロジーを駆使して越えていけ、という意味が込められています。
―経営理念・スローガン・ビジョンの作られた背景を教えてください。
岡村:まず経営理念については、アドウェイズ設立後、会う方会う方に「何を大切に経営しているのですか?」と質問されている時期があったのですが、その頃は正直、自分と社員が食べていくことに精一杯で。とにかくひたすら売上を上げることしか頭になかったので、理念を語れる状況にありませんでしたね。
ただ、ある程度売上が拡大して余裕が出てきた時に、「アドウェイズは何のために存在するのか」を考えるようになりました。会社の存在意義を伝え、一緒に汗水流して働いてくれる社員みんなにとっての「アドウェイズにいる理由」を作りたかったんです。そういった目的で、経営理念は2003年ごろに作りました。
過去に私が勤めていた会社はすごく厳しかったのですが、右も左もわからない自分を育ててくれたことに感謝しています。あの時の会社のように、「ああ、アドウェイズに入社してよかったな」と思ってもらえるような会社にしたいなと思っています。
山田:スローガンに関して、実は以前は「世界のインターネット商社になる」というものでした。でも「インターネット商社」っていう言葉自体がちょっと硬いし、扱う事業も増えてきたということで、もう一度考え直そうということになりました。最初に”経営理念”や”スローガン”などの言葉を定義するところから始まり、これまでアドウェイズを経営してきた役員陣が”心から何を想って経営してきたのか”をベースに、みんなで頭を絞り尽くしました。たった一言のスローガンでも妥協できなくて、トータル100時間以上かけましたね。
岡村:会議やディスカッションを何度も重ねて、本当にたくさんのキーワードが出たのですが、やましょーが「なにこれ」「すげー」「こんなのはじめて」を呟いた時、全員が顔を見合わせました。「これだな……!」と。満場一致で決まりまりましたね。
ビジョンは、経営理念とスローガンが決定したあとに決めました。「僕らが価値観として大事にしているものは何だろう?」という観点からキーワードを出し合った結果、「業界において皆ができないことを飛び越えて挑戦したり、皆の想像を越えることに価値を見出している」ということで意見が一致しました。そして、「Beyond(越える)」というワードを軸に考えることにしたんです。
また、岡村さんがアドウェイズを創業したのは、「インターネットの可能性」に衝撃を受けたことが大きなきっかけになっています。その想いもビジョンに込めて、「Beyond Everything Internet」に辿り着いたわけですね。
目の前の仕事からも「なにこれ すげー こんなのはじめて」を生み出せる
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―正直、実際の実務でスローガンである「なにこれ」を意識して取り組むことは少なく感じています。社員の日常業務で意識して欲しい点等、どのように考えていますか?
岡村:スローガンはめちゃくちゃキャッチーで覚えやすいと思うので、「なにこれ すげー こんなのはじめて」という言葉自体の認知は広がっていると思っています。ただ、「こんな○○しよう」という実践フェーズで、現場レベルへの落とし込みがあまりできていないことは反省点ですね。
山田:そうですね。イベントやインタビューでの発言やオフィスデザイン等の意思決定的な場面では意識できているので、取引先などの外部への浸透率も上がっていると思いますよ。実際に、「アドウェイズって『なにこれすげー』の会社ですよね」と声をかけて頂くことも増えました。これはすごく嬉しいことですね。
まぁでもやっぱり、理想的には社員のみんなに心からそう思ってもらえるようになっていってもらいたいですよね。これから日常業務への落とし込みや理解を深めていくことは、僕たちの今後の課題だと思っています。
―また、スローガンは「新規事業っぽい」と思われがちだと思うのですが、決定時から懸念はあったのでしょうか?
山田:懸念……確かにあったかもしれないですね。ただ、新しいアイデアや新規事業を生み出すことだけではなく既存事業においても「なにこれ すげー こんなのはじめて」は生み出せると思っているので、真新しい新規事業だけにフォーカスしたスローガンというわけではないんですよ。
例えばUNICORN(モバイルアプリ向け全自動マーケティングプラットフォーム)の開発では、既に国内SSP9社、海外SSP3社との接続しているのですが、通常1SSPと接続するのに1ヵ月~3ヶ月かかる接続作業を2週間で終わらせられるようにしたんです。これが実現できた理由は、エンジニア自ら企業に訪問し担当者と直接話して進めることで、コンセンサスを得るスピードが圧倒的に素早くなったことが最大の要因なんです。
普段の業務の中で「どうすれば早く接続できるか」を考えた時に、「従来のエンジニアの業務」という枠に捉われずに行動したことで「なにこれ すげー こんなのはじめて」な成果を出すことができたわけです。これは新規事業ではなく、目の前の仕事の中から創意工夫で生み出した「なにこれ すげー こんなのはじめて」ですよね。
―「なにこれ すげー こんなのはじめて」の基準は何ですか?
岡村:例えばアフィリエイト広告って、誕生した当初は「なにこれ すげー こんな広告はじめて」なものでした。リスクなく広告出稿ができることで、多くのクライアントに新しい価値を提供することができたんですよね。こういった新しい価値は、「なにこれ すげー こんなのはじめて」となる基準のひとつだと思います。それに加えて、先ほどの話にも繋がりますが、現状の仕事を改善することでも「すげー」は生まれます。時間がかかっていた作業をより簡単にして、効果や価値を生み出しやすくすれば、皆がハッピーになる。もちろんこれも「すげー」ことです。
でも「すげー」って、ずっと更新され続ける必要があるんです。アフィリエイト広告しかり、これまで「すげー」と言われていたものでも時が経つと「当たり前」になってしまうので、常に時代に合わせた「すげー」こと、世の中に対して新鮮なものを考えなければいけません。
そのためには、常に現状に疑問を抱き、思考を止めないことが大事です。悩み続けることで、ブレイクスルー的に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を生み出すことができるようになるのだと思います。
山田:僕も考え続けることは大切だと思っています。その上で、アドウェイズの行動指針である「圧倒的に素早い行動をせよ」「できる理由を考えろ」を意識的に実践していれば、いずれ「なにこれ すげー こんなのはじめて」に繋がっていくはずです。なぜそれをやるのかを考えつつ、行動指針に沿って邁進すれば「すげー」は生み出せるようになっています。頭を使うことと手を動かすことの両方が必要なんですよね。まずは目の前の作業の改善案を考えて実施することで、将来的に大きな「すげー」ができるようになると思いますよ。
皆の想像を越える「Beyond」とは
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―ビジョンである「Beyond Everything Internet」の実績はありますか?
岡村:越境EC事業は、まさに「Beyond」していると思います。これまでは「日本と中国」を繋ぐものだったのですが、現在では中東にも事業を拡大しています。国境を越え、皆様の想像を越えるものとして「Beyond」している良い例ではないでしょうか。
山田:まだ試行錯誤している最中ですが、”Beyonders Project”も名前の通り「Beyond」に繋がる取り組みです。これは、新卒でプロデューサーを採用し内定者のうちからが新規事業の開発をするというプロジェクトで、昨年5月からスタートして、もうすぐいくつかのプロトタイプのリリースを予定しています。チャレンジ的に始まったため、正直最初はサービスが形になるなんて全く想像していなかったのですが、彼らは1年という期間で結果を残してくれています。彼らの成長は我々の想定を「Beyond」したもので、当然期待はしていたものの正直ここまでできるとは思っていませんでした。
岡村:役員である自分たちが、これからももっとビジョンを発信し、より意識して取り組まなければいけないと思っています。皆様の想像を「Beyond」するくらいの施策を積極的に考えていきますので、楽しみにしていて下さい!
アドウェイズを経営する上で、アドウェイズで働く上で大切にしていくべき考えが今回たくさん聞けました。中途採用を担当している人事の私も、非常に勉強になり、更にアドウェイズへの理解が深まる良い機会でした!
アドウェイズでは、ビジョン、スローガンに共感して、会社を更に盛り上げてくれる仲間を積極的に募集しています!皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。