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セールス・プロモーション・コンサルティング・クリエイターと職種は多岐に渡るADECREATES。社員たちが毎日自分たちのフィールドでイキイキと仕事ができているその影に、社員を支える縁の下の力持ちがいる。「ADEの女神」ー。そう呼ばれる管理部の活躍人を紹介したい。
PLOFILE
諸石 万裕 Moroishi Mayu
大阪産業大学卒業/A型/大阪府出身/家族構成・弟/大学時代はダンス部に所属という見かけによらない体育会系女子
学生時代からアルバイトをしていたアパレルブランドに卒業後新卒で入社。人を笑顔にするというやりがいをもっと身近に感じたいという思いから未経験で管理部を志願し今では、この会社に「なくてはならない存在」。
[決意] 社会人として生きた証を求め、大好きなアパレル業界を離れた
2018年度のADE AWARD(毎年年末に実施されるそれぞれの活躍を讃える表彰式)におけるファッショニスタ部門で1位に輝いたオシャレ女子・諸石。ファッションをこよなく愛してきた彼女が新卒で選んだ場所もファッション業界だった。「昔から人に喜ばれることが好きで。大好きな服に囲まれて自分の提案したファッションでお客様がその後笑顔に毎日を過ごせる仕事って最高だなって。販売員をしていた3年間すごく楽しかったんです。」
ADEは服装完全自由。ネイルもヘアカラーもメイクもファッションも。この環境の中で放つ彼女のセンスはファッションを心から愛しているのだと感じさせられる。なぜ、大好きなアパレルの世界を去ったのか?
「大型商業施設での勤務ということもあり、多くの顧客は1度の接点で終わってしまう。組織も大きかったので何かあればすぐに上司にエスカレーションするのが当然の掟。なぜその問題が起きたのか?どうすればお客様にもっと喜んでもらえるのか?その根本解決がどのように本部で行われているかはイチ販売員にはリリースされない。専門的なスキルやナレッジがあるわけじゃないけど、自分が笑顔でいることと人を笑顔にしたいと強く思うことは自分の強みだって思ってたので。笑顔を創造できる新しいフィールドを探しに転職を決意したんです。」
元々キャリアウーマン思考ではなかった彼女。なぜ第二の人生をADEというベンチャー企業に決めたのだろう?
[革命] 経験ゼロの諸石と防御力ゼロの会社。ここから管理部が生まれた
「むしろ今でもバリキャリ思考じゃないんですよ(笑)。30歳くらいまでには結婚したいなって思いもあったので、転職先は自分が社会人として生きた証を残せる場所を最大条件にしてました。「必要とされる存在」であれる場所、そこで出会ったのがADEだったんです。当時の会社は、攻めの組織体制は十分で売上も上がっていましたが、守りの体制はほぼゼロ。社員の要望や成長に合わせて随時役員が対応していくというある意味自由であり、ある意味場当たり的な管理体制だったんです。面接の時に社長から、「社員全員がこの会社に必要な人材。全員がこの会社にいて良かったと思える環境を作るために管理部を立ち上げたい。ゼロスタートだから大変なこともあるけれど協力してくれないか?」って言われて。アパレル時代の在庫管理でExcelを触る程度のPCスキルでしたし、人事も労務も未経験。でもこの会社の成長の過程を管理部として近くで見てみたいって強く思ったんです。」
管理部として未経験ながら、人事に環境整備に財務に、多岐に渡る会社の中核部分を担っている諸石。彼女が「ADEの女神」と言われる所以は、どんな時でも常に笑顔で周りを幸せにする天性のチカラだ。どんなに忙しい時期でもイライラした顔を見たことがない。セールス部門からの急な依頼もいつも笑顔で引き受け迅速に対応する。些細な悩みや相談は上司よりも彼女が知っているのではと思うほど、彼女に人が集まる。
「セールスやマーケティング部署は暑い日も寒い日もクライアントに赴き売上をあげてくれてる。エディターやデザイナーはモノを作る専門的スキルでまた会社に利益を生み出してくれる。その生み出された利益を守りみんなに還元していくのが管理部の使命だと思ってます。仲間たちが自分のフィールドで存分に仕事ができるように、毎日みんなが「あ、今日もいい環境でいい仕事ができたな」って思って帰路につくことができる場所を作ることが私のやりがいなんです。」
諸石と共に立ち上がった管理部により、労働環境は飛躍的に向上し今では年間休日125日、有給休暇取得率は4割近く上昇、残業時間も大幅に削減。東京大阪間の会議システムや人事評価制度の導入、盛り会(ADEを盛り上げる会)の中核にも彼女がいる。売上管理や時間管理などの日々のルーティン業務に加え、リクルーテイングや広報業務を1日2、3件の商談と共にこなす。日々忙しく働く、管理部としての彼女のモチベーションを聞いてみた。
[情熱] 夢中になれる仕事、夢中にさせてくれる人たちで変わった仕事観
「自分が1番会社を好きであること。1番楽しむこと。レクリエーションは管理部が中心となり企画から実行までを担いますが、私が1番楽しんでるかも(笑)。合宿中のフットサル企画も企画時はスポーツ未経験メンバーから「やだー!」って声が出るんじゃないかなって実は不安な部分もあった。じゃあ、私が楽しんじゃえ!って。結果、「次はサッカー!バスケ!」って会社内で部活を作ろうって動きがでてるくらい大好評の企画に。ハレーションを恐れて無難な運営をするよりもプラスのシナジーを生み出す、ポジティブな存在でありたいですね。オンとオフはきちんと分けたいタイプなんで休日はあまり仕事のことを考えない。でも最近は、テレビやネットで会社のいい取り組みを見たりすると自然と「あ、これ会社に導入したらみんなもっと働きやすくなるかも」ってメモしちゃったり。仕事はほどほどでいいかなって思ってた若い頃の自分が今の自分を見たら驚くだろうな(笑)。」
転職時の最大条件「必要とされる存在」その目標を超え今「いなくてはならない存在」になった諸石。この先の野望は?
「自分がこんなことを成し遂げたいとかは特にないんです。ただ毎年増える仲間たちと大きくなっていく組織の中で、全員がこの会社に属していることを幸せに思える場所にしていくこと。管理部の会議をしていても、自然とみんなの笑顔が浮かぶ。まだまだやりたい企画いっぱいあるんですよ。自分にベクトルを向けるタイプじゃない。常に人にベクトルを向けてモノを考えちゃう。でもそんな自分が今は結構好きなんです。」
インタビュー中もずっとニコニコと笑顔を見せてくれる彼女。
ADEの発展に管理部あり。諸石万裕あり。いつもありがとう。