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【キャラジオ!#3】ギャップを制する者がキャラクターを制する!?

Photo by Ryan Yao on Unsplash

キャラクタータレント事務所「Simple Side Mascots(サイマス)」と、キャラクター雑貨ブランド「tretoy(トレトイ)」を運営するアダビトのしゃちょー、そうたろがキャラについてぐだぐだ喋る番組「キャラジオ!」

今回は「#3 ギャップを制する者がキャラクターを制する!?」を書き起こし、追記・加筆したストーリーをお届けします。

※本記事は2020年12月時点での情報となっております。

キャラジオ!」はこちらからお聴きいただけます!

こんばんは、そうたろです。

ちょっと時間が空いちゃったんですけど「キャラジオ!」を録っていこうと思うんですけど...いやーなんか最近寒いですよね、急に寒くなって本当まじきついなぁみたいな感じで。

朝起きるのとかやばくないですか?...布団から出られないですよね。

でも誰も世の中でやっていない裏技で、布団とかベッドの横に靴下と上着を置いておくとですね「朝起きた時にすぐ着れる」ということに最近気づいて、こりゃたまげたなと(笑)

朝起きたらそれを身につけて、すぐ暖房をつけるという感じでやっているんですけど...これ(ラジオの)ターゲットがぶれているとかではなくて、冒頭の話がクソほどつまらないっていう(笑)

迷走したうえでバカつまらないという、”誰も聴かないラジオ”にそろそろなるというか、流行る前から終わっているという最悪な展開でお送りしているんですけども...今日もキャラクターについて喋っていこうと思っております。深夜テンションでお送りしております。

今日は「ギャップ」についてお話ししようと思っています。

キャラクターにおける「ギャップ」の重要性

恋愛で「ギャップが大事だ」という話ってあると思うんですけど、キャラクターも例に漏れず、ギャップが大事だと言われています。

ギャップというのは「●●なんだけど実は○○」「○○なんだけど実はこういうところ(状況や場面)では●●なんだ」というのが、よく(キャラクターの)ギャップと言われています。

重要なギャップは「凄さ vs 感情移入できる人間性」

キャラクターの中で重要なギャップと言われているのが、(キャラクターを)観ている人たちを驚かせるような、インパクトのある「すごいな」「めちゃめちゃとんでもないな」とかの”凄さ”

そういった凄さを持ちながらも「感情移入できる人間性」や(人間性によって引き起こされるような)「悲しさ」「弱さ」があるというのが、重要なギャップだったりします。

たとえば「銀魂」の”銀さん”ですけど、わかりやすくこの(ギャップの)例に当てはまっていて。

銀さんは元々、めちゃくちゃ強い侍なんですよね。もう剣技が凄くて、もうだいたい敵がいないくらい強い、普通に。(作品の舞台の)江戸の中で。

ただ、普段はすごくだらけていて、適当でふざけたことばっかり言っているし、お金にもゆるいというか...あまりちゃんとしていないところがあって。

めちゃくちゃ強いのに、みんなが共感できるような要素を持っているみたいなところが、キャラクターでは大事だと言われている部分だったりします。

ギャップの要素は「弱点」と「欠点」

そのギャップや感情移入できる部分みたいなものでよく使われるのが、銀さんもそうなんですけど「マイナス要素」だと言われています。

マイナス要素としては、「弱点」と「欠点」があるんですけど。

弱点は「その点を狙われると弱いな」という要素

「弱点」は、そこを狙われたら弱いな、みたいな部分なんですよね。たとえば、すごく女好きとか、めちゃくちゃ酒飲むとか、めちゃくちゃ浪費癖あります、みたいな。

そこを敵に狙われたり突かれたりしたらめちゃめちゃ弱いよね、みたいな部分だったりします。

欠点は「残酷 / 冷酷さや自己中心性」という要素

「欠点」は、性格上めちゃめちゃ欠陥がある部分(のこと)で、たとえば「実はめちゃくちゃ残酷」「めっちゃ他責・自己中」とか。

これ(らの要素)は、めちゃめちゃ勝負の時に有利なんですよね、サイコパス的な感じで。

ギャップの種類はキャラクターの立ち位置で変化する

キャラのマイナス部分というのは主人公の場合は「弱点」なんですよね。

さっきの銀さんみたいに、普段だらけていて、浪費癖があって、金がちゃんと管理できないとかも不利な部分だったりするんですけど。

逆に、すごい敵キャラは無慈悲でめちゃめちゃ残酷で強いとか、人を傷つけることを厭わないとか...というのがあったりします。

…みたいに、弱点と欠点みたいなギャップが必要な部分もキャラクターの立ち位置(主人公か敵側かのような役割)によって使い分けられたりすること(手法)が、よく採られています。

キャラクターは「弱点」「欠点」を入れてつくると良い

ちなみに「エヴァンゲリオン」はすごく流行ったアニメだと思うんですけど...「エヴァ」の主要キャラは”だいたい不幸”みたいな、だいたい幸せな人物が出てこなくて、キャラ全員のマイナス要素「弱点」「欠点」がめちゃくちゃ多い。

人間って、誰しも良いところだけではなくて悪いところとか、欠陥...いわゆる弱点と欠点があると思うんですけど、エヴァは主要キャラがほぼ全員マイナス要素だらけ(でつくられている作品)なんですよね。

感情移入ができて入り込みやすいみたいな背景があったりして、めちゃくちゃキャラクターが受けた、流行った要因だとも言われているんですよね。

キャラクターを作っていくときは、キャラクターのギャップ、そしてマイナス要素の「弱点」「欠点」を入れて作っていくと良い、と言われております。

普段読んでいる漫画や作品、もちろん映画でも「このキャラクターのここは弱点だな」「欠点だな」とか「こういったギャップがあるから自分は好きなのかな?」なんて思うと、けっこう(作品やキャラクターの)見方が変わって面白いかな、なんて思っております。

おわりに

冒頭のくだらない話をなんとか解消しようと頑張ったんですけど、いかがだったでしょうか(笑)

なんかちょっとでも発見があればいいな、と思っております。

最近ちょっと忙しくさせていただいておりまして、今月も年末に向けて会社としても色々出していけたらと思っているので、ぜひ会社のことも期待していただければなと思っております。

ということで今回も「キャラジオ!」聞いていただきありがとうございました。ではみなさん、おつかれさまでした。

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