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イチから自社アプリを生み出すやりがい。小さな会社だからこそ「便利だけどニッチなもの」が作れる

株式会社アドバンは、東京・五反田にあるWebマーケティング・メディア会社。「ユーザーの新しい挑戦を手助けできるような、熱くなれるサービスの提供」をモットーに、自社メディアの企画・開発・集客・運営と、クライアントの集客支援を中心に事業を展開しています。

今回は、2019年4月に新卒で入社し、自社アプリ開発のディレクターとして活躍する水沼久(みずぬま ひさし)さんにインタビューを実施。自社アプリ開発という仕事の魅力や仕事を通して得たスキル、アドバンの社風などについて語ってもらいました。

新卒で入社し、イチから自社アプリ開発を担うまでに

――まずはこれまでのご経歴をお聞かせください。

大学院卒業後、2019年に新卒でアドバンに入社しました。大学院では、投資やFXに関連する研究を行っていました。

個人的にも投資をやっていて、大学院での研究対象でもあったので、投資に関連する仕事を探していたところ、Wantedlyでアドバンの募集を見つけ、大学院在籍中にインターンとして働き始めました。

もともとインターン先を選ぶ際に、大学院を卒業したらその企業に就職する前提で考えていたので、そのままアドバンに入社して現在に至っています。


――インターン先としてアドバンが目に留まったのはなぜだったのでしょうか?

投資やFXの知識や経験を生かせる企業であることが前提でしたが、大企業よりも小さい会社に興味がありました。スーツを着て仕事に行く、あるいは昔ながらの飲み会に参加するような職場は自分には合わないと思ったからです。

自分に合いそうな企業の面接を何社か受けた中で、学生なりに業務内容がイメージしやすかったこともあり、アドバンを選びました。


――インターンとして入ってから、現在に至るまでの業務内容を教えてください。

インターン時代は、社会人経験のない学生ということもあって、アプリ内のFX初心者向けの記事作成からスタートしました。そのうち、LINE@(現:LINE公式アカウント)の配信も手がけるようになり、他のメンバーとのコミュニケーションも増えていきました。

社員として入社してからは、一貫して自社アプリ開発のディレクションを担当しています。マーケターの中でも、アプリを企画し、エンジニアやデザイナーに共有して形にしてもらうのが私の役割です。

「投資の世界で生き残れるユーザーを増やしたい」

――業務の中で、一番やりがいを感じるのはどんなところですか?

自分が手がけた、これまで世の中になかったアプリがストアに出るのが純粋に面白いです。

ユーザーからのフィードバックも興味深いですね。自分では力を入れたつもりの部分があまり評価されなかったり、反対に思いがけない点が評価されたりと、意外なフィードバックが多いんです。

投資初心者向けのアプリの場合、あまり色々な機能を盛り込んでいないシンプルなアプリにもしっかりとニーズがあることもわかりましたし、ユーザーからのフィードバックには気付かされることが多々あります。ユーザーからのさまざまな意見をもとに、アプリの改良を重ねています。


――水沼さんにとっては、何がモチベーションの源泉・働く意味につながっていますか?

最近まで、投資にはどこかアングラ感があったと思うんです。近年は、政府もNISA制度等で資産形成を後押しするようになり、投資に陽が当たるようになってきました。まだまだ投資が当たり前にはなっていませんが、なるべく投資の世界で生き残れるユーザーを増やしたいという思いでアプリを開発しています。

また、世界的に見ると日本人は金融リテラシーが低い傾向にあるので、アプリを通して金融リテラシーの向上にも寄与できればと考えています。


――仕事をする上で心がけていることはありますか?

世の中にある「いいものを見ること」です。自分の殻に閉じこもって、自分の中からいいものを出そうとしても、今までの知識と経験の中からしかアイディアは生まれません。世の中にはいいサービスやアプリがたくさんあるので、すでに世の中にある「いいもの」からヒントを得るようにしています。

また、仕事の優先順位も常に意識していますね。緊急度が高いもの、重要度が高いものなど、時々の状況に応じて優先すべきタスクは変わりますが、特に人を待たせているタスクは優先的に終わらせるよう心がけています。

小さな会社だからこそ「便利だけどニッチなもの」が作れる

――アドバンに入社して、どんなスキルが身に付きましたか?

たくさんありますが、テキストのコミュニケーションはうまくなりましたね。アプリ開発のディレクションはテキストコミュニケーションが多いので、テキストで端的かつわかりやすく、誤解のないコミュニケーション、やり取りの回数をなるべく減らすコミュニケーションができるようになりました。文面自体を工夫するだけでなく、箇条書きの使い方や画像の使い方など、さまざまな形で伝わるコミュニケーションを心がけています。

また、色々なツールを使う機会が多いので、たいていのツールは使えるようになりましたし、仮にわからないことが出てきたとしても、ヘルプページ等で欲しい情報にたどり着くスキルが身に付きました。ChatGPTのような新しいツールも積極的に活用しています。

Webサイトにサイト内検索機能がないときはGoogleの検索コマンドを使うなど、実生活でも役に立つスキルが習得できていますね。


――水沼さんが考えるアドバンの強みを教えてください。

組織が大きくなるとどうしてもスピード感が損なわれますが、アドバンは小さな会社だからこそ、大きな会社にはできないことができます。「こんなアプリを作ろう」という方針さえ決まれば、すぐその方向に舵を切れますし、小回りがきくので、大企業がカバーしないようなニッチなジャンルも狙うことが可能です。

例えば、私たちは過去の金融相場を追体験したり、未経験の相場を予行練習ができるアプリを出しています。月に1度の指標が発表されると金融相場が動くのですが、そのアプリを使えば、月に1度の指標発表時の相場を10回連続で疑似体験することもできるんです。実際に10回連続で相場の動きを体験しようとすると10カ月かかるわけですが、アプリで過去の相場を追体験するだけなら数分です。

大手企業も投資関連のアプリを出していますが、大きな会社は便利だけどニッチなものには手を出しにくいので、かゆいところに手が届くアプリを作れるのはベンチャーならではだと思います。

ビジネスの上流から携わり、事業全体を理解できるのが魅力

――水沼さんが考えるアドバンで働く魅力、「アドバンに入社して良かった」と思うのはどんなところですか?

色々な業務に携わる機会があるので、会社の儲かる仕組みやビジネス全体を理解できることです。ビジネスの上流の部分から携われるので、事業全体を俯瞰で見て、何のためにそれをやっているのかが腹落ちした状態で業務に取り組めます。

私の場合、イチからアプリを企画して世に出して、収益化することに取り組んでいるので、よりビジネスの上から下まで全体像が見えてくる感覚があって面白いですね。新しいツールにもどんどん触れられますし、新しいものが好きな方には向いている職場ではないでしょうか。


――水沼さんから見て、アドバンは会社でしょうか?社風についてお聞かせください。

入社年次に関係なく、誰でも自由に意見が言えて、意見の内容が良ければ自分の提案したことが柔軟に取り入れられる会社です。

「作業マン」みたいな人はいなくて、各々が仕事の意義をわかって日々の仕事に向き合っている感じがしますね。代表の目が全体に届く小さな会社なので、新卒でも目的を見据える力が鍛えられるんです。「なぜそれをやっているのか?」と聞かれて「やれって言われました」という答えは考えられません。


――今後アドバンで成し遂げたいことや目標はありますか?

まずは、自分が立ち上げたアプリを収支が合う形にすることです。その次の目標として、投資人口の1%に当社のアプリを使ってもらえるようにしたいです。「投資人口全員に使ってもらう」というのはあまりにも非現実的なので、現実的でありながらちょっと難しいラインとして、「投資人口1%シェア」を目標に置いています。

一緒に働きたいのは「誠実で目的意識がある人」

――今後どんな方がアドバンに入社してくれたら嬉しいですか?

誠実で目的意識がある方と一緒に働きたいです。何のために働くのか、自分の中でちゃんと答えがある方ですね。

あとは、自己反省ができる方。自分がやった仕事の結果が良かったのか、悪かったのかだけでなく、なぜ良かったのか、悪かったのかを分析して、次につなげることが大事だからです。それができないと同じ失敗を繰り返してしまいますし、反対に過去の成功を再現することもできません。


――最後に、求職者へのメッセージなどあればお願いします。

私も新卒入社ですし、アドバンは他のメンバーも全員Webマーケター未経験で入社しています。未経験でもどうにかなるので、少しでも興味がある方は気軽にエントリーしてみてください。

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