株式会社アドバンは、東京・五反田にあるWebマーケティング・メディア会社。「ユーザーの新しい挑戦を手助けできるような、熱くなれるサービスの提供」をモットーに、自社メディアの企画・開発・集客・運営と、クライアントの集客支援を中心に事業を展開しています。

今回は、2022年5月にアドバンに中途入社し、集客支援事業部で広告運用を担当している川上詩織さんにインタビューを実施。入社の経緯や仕事のやりがい、アドバンで働く魅力などについて語ってもらいました。

「成果が目に見える仕事」を求めてマーケターに転身

――これまでのご経歴を教えてください。

父が自営業だったので、大学卒業後は4年ほど父の会社で事務の仕事をしていました。その後、派遣社員として3社で事務の仕事を続け、2022年5月にアドバンに入社しました。

転職前、事務の仕事をしながらマーケティングスクールに通っていましたが、マーケティングの実務は未経験でした。

――Webマーケティングに興味を持ったきっかけは？

派遣社員時代に社員登用の話があったのですが、新型コロナで白紙になったのを機に、自分のキャリアを見つめ直しました。向こう30年にわたってどんな仕事をしていきたいか、改めて考えてみると、事務の仕事はやや物足りないと感じたんです。

「縁の下の力持ち」である事務も大事な仕事ではありますが、自分の仕事の成果が見えにくいことにモヤモヤしていていたので、「売れる仕組み」を作るような、成果が目に見えるような仕事に就きたいと考えました。

そんな中でWebマーケティングに興味を持ったのは、Webマーケティングに携わっている方が身近にいて、その方が「今やっている事務の仕事は、本当にやりたいことじゃないんじゃない？」と背中を押してくれたことがきっかけでした。その方から刺激を受けたことで、「変わりたい」と思うようになりました。

さまざまな仕事にチャレンジできる環境に惹かれ入社

――Webマーケティングに興味を持ってから、アドバンに入社された経緯をお聞かせください。

通っていたマーケティングスクールが就職のあっせんもしていたので、スクールから紹介されたのがアドバンを知ったきっかけです。

他にも複数の候補企業があったのですが、小さな会社で働きたいという思いが強かったこと、実際に自分が働いている様子を想像したときに、アドバンが一番楽しく働けそうだと思ったことから、この会社を選びました。

――「アドバンなら楽しく働けそう」と感じたのは、なぜだったのでしょう？

他社の場合、広告運用者やSEOコンサルタントなど、特定の領域に特化した小さな範囲の求人が多かったんです。そんななかアドバンの求人は、広告運用だけではなく、会社の状況や自分の適性に応じて他の業務にも携われる内容で、さまざまな仕事ができる可能性があったので、楽しそうだなと感じました。

加えて、組織の風通しが良く、社長との距離も近いので、直接経営者の話が聞けるのも魅力でした。経営者の考えにじかに触れられると、自分が何のために働いているかが明確になりやすいので、やる気につながると思ったのです。

――実際に入社してみてどうでしたか？

想像以上に経営者との距離が近くて驚きました。以前社員20名ほどの小さな会社で働いていたことがありましたが、それでも社長は「雲の上の存在」という感覚が多少ありました。

アドバンはそれがまったくなく、社長が同じ目線まで下がってきて話をしてくれるので、組織の一員としての自覚を持ちやすいですし、やる気にもつながっています。

幅広い業務に携わることで自己成長を実感

――現在の業務内容についてお聞かせください。

今はクライアント様のアプリの広告運用が中心です。入社してちょうど 1年になりますが、すでに自分の担当クライアントを持っているので、サポート付きではありますが、クライアント様に広告施策の状況報告や、改善案の提案などを行っています。

――アドバンだからこそ経験できていることはありますか？

小さい会社だからこそ、携われる業務範囲が広いのが魅力だと感じています。

広告運用にしても、単純に広告の運用だけをするのではなく、クライアント様への報告や提案をしたり、広告との親和性を高めるためのランディングページの変更をコーダーに依頼したりと、営業の要素やディレクションの要素もあります。

大企業の広告運用者であればしないようなこともできているので、業務の幅も広がりますし、自分の成長にもつながっていると感じますね。

――アドバンに入社して身に付いたスキルはありますか？

ずっと事務職だったため、以前は人と話すことに苦手意識があったのですが、実際にクライアント様への報告や提案を経験するうちに、スムーズに話ができるようになりました。むしろ、クライアント様の生の声を聞けるのが思いのほか楽しいので、単に不慣れだっただけで、意外と向いていたのかもしれません。

クライアント様もフラットに話してくださるので、「こんなことをしたい」「こんな風に事業を広げていきたい」といった生の声を聞くと、「じゃあ次はこんな提案をしてみよう」「こんな運用の仕方をしてみよう」と、楽しみながら改善策を考えることにつながっています。

「任せていただいているからには結果を出したい」

――日々仕事をする中で、一番やりがいや喜びを感じるのはどんな瞬間ですか？

やはり、クライアント様が広告予算を上げていただいたときです。成果にご納得いただけたということなので、すごくやりがいを感じますね。クライアント様に「川上さんなら任せてもいいと思った」と言っていただいたときも、信頼関係を築けた実感があって非常に嬉しかったです。

「この人なら任せてもいい」と思っていただいて、納得した上で予算を上げていただけるのが一番嬉しいことですし、自分の成長を実感できる瞬間でもあります。

――クライアント様の広告の成果に責任を負うというのは、やりがいがある一方で厳しい面もあると思います。日々仕事をする上で心がけていることはありますか？

クライアント様からお金をいただいている以上、広告費は絶対に無駄にはできないと考えているので、いいかげんな気持ちで仕事に向き合うことはできません。その広告費が自分のお金だったら、誰でも絶対に損はしたくないし、少しでも良い成果を出したいと思いますよね。その感覚を大事にしています。

少しでも成果を上げるには、単に結果の数字を見るだけでなく、広告の予算配分を見直したり、広告原稿の分析をしたりして、細かな調整を1つひとつ積み重ねていく必要があります。「任せていただいているからには結果を出したい」と思いながら、少しでも成果が上がるよう、日々試行錯誤を繰り返しています。

成果意識が強くフラットな社風

――川上さんから見て、アドバンとはどのような会社ですか？社風やカルチャーについてお聞かせください。

メンバーの成果意識が強いと感じますね。人をあてにしたり、他責にしたりすることなく、1人ひとりが当事者意識を持って、クライアント様のROAS（広告の費用対効果）を達成するにはどうすればいいか、真摯に仕事と向き合っているので日々刺激を受けています。

組織がフラットなのもアドバンの特徴です。「誰が言ったかではなく、何を言ったかを重視する」風土があり、下っ端でも臆することなく発言できるので、働きやすい環境です。

例えるなら、学生起業のベンチャーのようなイメージでしょうか。風通しが良く、フラットでありながらも、クライアント様の成果を追求するストイックさも兼ね備えた会社です。

――川上さんが考えるアドバンで働く魅力をお聞かせください。

やはり色々な業務にチャレンジできることです。その過程で、自分が思っていた以上の能力が発揮できることもあるので、意外な自分の適性が見つかったり、自分の成長を感じられたりするのが魅力ですね。

――今後アドバンで成し遂げたいこと、目標などはありますか？

今はアプリという既存の無形商材を売る仕事が中心ですが、いずれは商品開発にも携わってみたいという気持ちがあります。もちろん既存の商品を売ることにも価値がありますが、「商品が良くないと、広告効果を十分に発揮するのは難しい」と感じる瞬間もあるからです。

売る側が内心「こんな商品売れないよね」と感じているような商品は誰も買いたくないと思うので、自分でも「これは絶対に良い商品だ！」と納得できるような商品を作ってみたいです。

現在アドバンが扱っているのは無形商材ですが、いつかは有形商材の開発にも携われたらいいなと考えています。

Webマーケティング未経験でもチャレンジ歓迎

――アドバンはどのような方に向いているでしょうか？また、川上さん自身はどんな方と一緒に働きたいですか？

「私の業務はここからここまで」と、業務の幅を自分で決めることなく、色々なことに挑戦してみたい方に向いていると思います。あとは、小さな会社で自分の力を生かしたいと考えている方ですね。

特定の領域に特化した職人のような働き方ではなく、提案力や対人折衝力といった総合的なビジネススキルを磨きながらWebマーケティングに携わりたい方、業務の一部だけでなく、入口から出口まで全部自分でやってみたい方にとっては最適な環境だと思います。

「自分では向いていると思わなかった仕事でも、いざやってみたら意外と楽しい」ということがよく起こる職場なので、食わず嫌いせず「まずはやってみよう」というマインドの方と一緒に働けたら、お互いに切磋琢磨できるのではないでしょうか。

――最後に、求職者へのメッセージをお願いします。

アドバンは思っている以上に色々なことにチャレンジできる会社です。

私自身も未経験でしたし、他のメンバーもWebマーケティング未経験で入った人ばかりなので、Webマーケティングに興味がある方は、未経験でもぜひチャレンジしてみてください！