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こんにちは、アドバンの採用広報/マーケターの濱口です。
これを読んでいただいてる方は前編(アーティストと協業する前に読むFeed(前編)https://www.wantedly.com/companies/ad-van/post_articles/154623)も読んでいただいたかと思います。
実は私、濱口雄太は3年前までドイツを拠点に、15年ほど現代舞台芸術の「芸術監督」として活動しておりました。
ですので、近年よく見る「アート」という言葉に反応した次第です。
今後、様々な企業でもアーティストと呼ばれるクリエイターたちとの協業が進んでいくと思い「どうやってかかわるのがいいのか」を明文化しようと思った次第です。
ちなみにビジネスサイド寄りで書いています。
さて、早速本題に入りたいと思います。
アーティストの取り扱い説明書
アーティストの性格の傾向
ないです。
傾向で判断するのは限りなく難しいです。
とにもかくにも個性的な人が多く、行動を決定するための指針も、一般的な指針とずれていることが多い。
リアクションなども想定外の動作をすることが多いです。
唯一ある共通
アクティブです。とても表現することにアクティブです。
信じた道を一直線に行きます。
いろんな価値を作ります。
ここは基本的に共通していることです。
自分の仕事(成果物)に価値を見出すのが、職業上まず本人であるためです。
関わり方
お互いによく話す必要があります。
先入観を持たずに話すことができれば、問題ないと思います。
ただ、「個性的」で「信じた道を一直線」な人が多く、なおかつビジネスマンと違って「目的」が本人にしかわからない(しかも共有する意味もないので言語化されていない)場合が多いです。
ですので、ビジネスを一緒にする上で基本的な「話を聞く人なのか?」や「一緒に働けるかどうか」というそもそもの人間性や、社会性をフラットな目線で考える必要があります。
考えうる2つの具体的な方法
1、アーティスティックな嗜好を抑えてもらい、コンセプトや目的に沿った表現や、アウトプットをしてもらう。
アーティストとよく話し合い、ビジネスサイドがやりたいことを根気よく伝えましょう。
2、アーティストとしてやりたいようにやってもらい、ビジネスサイドでそのアウトプットに合うフレームを作る。
既存ではない、新しいスキームを作ってくれることを期待して、様々なフレームを当てはめてみましょう。
現実的にはこの二つのどちらかに落ち着くかと思います。
まとめ
1、よく話す
2、先入観を持たない
ということが重要だと思います。
インテリアや、空間設計、サービス設計や、ゲーム、映像にもどんどんアーティスティックな嗜好が入ってくると思います。
ビジネスサイドの皆様が楽しく素晴らしい物を作れるように。
アーティストたちが、伸び伸びクリエーション出来るように、この文章を書きました。
1人でも多くの方に読んでいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
追記:
読み返していて思ったのですが、「まったく特別なことはないな」と思いました。
多様化する人財を受け入れるにあたり、アーティストとの協業に限らず、普段の採用、育成でも企業側が「1人1人が一番輝けるフレームを作る」ことが求められていると思います。
そんな会社に、まず自分たちがなります。そしてそれを世界へ広げていけるように努力していく。
そう強く思いました。