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アーティストと協業する前に読むFeed(前編)

こんにちは、アドバンの採用広報/マーケターの濱口です。
本日は、タイトルにある「アーティストと協業する際」について考えてみたいと思います。

最近「アート」という単語をビジネス界でもよく聞くようになりました。

きっかけはSTEM教育(Science科学、 Technology技術、 Engineering工学、Mathematics数学)からSTEAM教育 (Science科学、 Technology技術、 Engineering工学、Mathematics数学 + 芸術Art ) へのシフトかと思います。

最近ではウェブに本にセミナーにと「芸術」や「アート」の文字を見ることが多くなっているのではないでしょうか?

本もたくさん出ています。

☆世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)
☆世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること ニール・ヒンディ、 長谷川 雅彬
☆ビジネスの限界はアートで超えろ! 増村 岳史

特に「世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること」は2018/10/19発売にもかかわらずアマゾンでレビューが130件以上ついていることで、沢山のビジネスパーソンに読まれていることが分かります。

実は結構いる、美大、芸大卒の有名人

大賀典雄(故人 元ソニー会長)
東京芸大音楽学部卒業。在学中にソニー創業者の井深大、盛田昭夫両氏に見込まれ、在学中に嘱託契約を結び、1959年に入社。82年社長就任、95年会長、2011年死去。ソニー製品の品質、機能、デザイン、宣伝の向上に努め、数々の製品を送り出し、SONYを世界的なブランドに育てた。
平澤創(フェイス社長)
大阪芸術大学卒業。1992年フェイス創業、94年に日本初の商用音楽データダウンロードを開始、96年に世界初のインターネットカラオケ、そして99年には世界初の「着信メロディ」を実用化し、世界100カ国に展開。2014年には老舗レコード会社日本コロムビアを買収した。
兼元謙任(オウケイウェイブ社長)
愛知県立芸術大学卒業。株式会社GK京都などを経て、一時はホームレス状態から99年7月に株式会社オウケイウェイヴを設立。

などなど
(出典元 ビジネスパーソンとして活躍する美大・芸大出身者
https://matome.naver.jp/odai/2144721506905624801 )

「アート」に近い領域に「デザイン」というものがあります。

定義

デザイン
《名・ス他》設計。図案。意匠。また、製品の機能や美的造形を考慮した意匠計画。

アート
文芸・絵画・彫刻・音楽・演劇など、独得の表現様式によって美を創作・表現する活動。また、その作品。

なるほど!わかりやすい。

・・・・・

え?わからない?

分かりやすくしますね。

デザイン
設計。計画。

アート
活動。作品。

もっとわかりやすく言うと、、、

デザイン
目的のための手段。
例)xxxで生活を楽にしたい。笑顔で過ごすためにxxxする。

アート
作品や、その過程自体が目的。
例)マルセル・デュジャン タイトル:

アートの対義語としてよく出されるのが「エンターテイメント」という言葉。

「エンターテイメント」といえば、劇団四季のミュージカルディズニーランドが有名ですね。

アート業界では「アートに目的を持たせたもの」をエンターテイメントと呼ぶことが多いです。

ディズニーランドはハイパークリエイティブ(0->1を作り出すもの)でありながらその先には「お客様の笑顔」がありますよね。

ですので、ディズニーランドはデザインであり、エンターテイメントでありますが、アートではありません。

あと、もう一つ違う点で「再現性」という観点があるのですが、それは長くなるので次回に譲ります(笑

そもそもなぜ今アートなのか

スキーム探しの限界:寸劇

アナリティスト:
事業長!新規事業のためにありとあらゆる分析を分析官を総動員し、やり尽くしましたが、、、

ブルーオーシャンはすべて他企業に抑えられ、すべてレッドオーシャンになりました!!
ブルーな場所は探しても見つかりません!

事業長:
何だと!?まさか。。。ええい!見せてみろ!!

事業長:
な!?真っ赤ではないか!

アナリティスト:
イエス!サー!

事業長:
「イエス!サー!」ちゃうわ!どないすんねん!?

アナリティスト:
はっ!
ここはやつの出番かと。。。。

事業長:
まさか、、、やつを解き放つというのか!?

アナリティスト:
背に腹は代えられません!

事業長:
やつをコントロールできるのか!?
だめだ!許可できん!!

アナリティスト:
すでに許可を出しています!
やつが出てきます!

事業長:
何だと!?
まさか、すでに。。。

アーティスト:
呼んだ?

写真出典:https://kyonoah.link/archives/1600

というやり取りがあったのだと思う。
(平成生まれの人のために写真の人物を補足説明)

ジミー大西
(ジミーおおにし、1964年1月1日 - )は、日本のお笑いタレント、画家である。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。

まとめると、

分析による隙間探しの性能が上がり、隙間がなくなった。

なので

「アーティストの持つ感性や、アプローチを手法として取り入れ、隙間を作り出そう」

という話です。

と言っても会社の事業部や社長が「アーティストの持つ感性を持とう!」と思っても持てるものではないですよね?

ですので、直近ではアーティストと協業してコンテンツを作ることが増えると思いました。

後半では「アーティストと協業して何かを作る際にどんな方法があるのか」を考えてみました。

後編へ続く(2月14日配信予定)

追記:書きました。

アーティストと協業する前に読むFeed(後編) | 株式会社アドバン
こんにちは、アドバンの採用広報/マーケターの濱口です。これを読んでいただいてる方は前編(アーティストと協業する前に読むFeed(前編)https://www.wantedly.com/compa...
https://www.wantedly.com/companies/ad-van/post_articles/154641


余談

うち(アドバン)の社長の田中のすごいなと思うところが、彼は今、美術学校へ行くための予備校に通っているんですよね。「先を見据えての行動」こういうところは本当にすごいなと思います。
聞いたら「よくわからないことを言われながら、ひたすらデッサンをしている」ということでした(笑)

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