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人間の想像力と広告


ツイナビ【話題】海外映画のポスターが日本に来るとダサくなるのって...
めちゃめちゃ物によるけど、海外映画の日本版のポスターがダサいのって、たんに消費者が情報量が多くて派手で目が惹かれるものが好きだからじゃないのかな...タイトルもね...。雑誌の表紙とかみてるとすごく思う...— 元気なともな (@______TOMONA) 2016年9月14日 ポスターへの比重の乗せ方が違う
http://twinavi.jp/topics/tidbits/57d9c0b0-a2dc-4f58-8543-7877ac133a21


日本における外国映画のポスターがダサい理由、
めちゃくちゃ納得。
セブンイレブンのコーヒーメーカーと同じだなあ。でも、本来、人には想像力がある。
そして、日本は想像を大切にしてきた文化がある。
たとえば、
君の名は。の原点になった、小野小町の歌。

思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを。

これなんてもう、想像の塊のような歌。
そもそも、和歌にしろ俳句にしろ、
想像力を掻き立てるわけで、
つまり、日本には昔から想像の美学、みたいなものが
あるような気がする。皆まで言うな。という言葉もある。
ぜんぶ言っちゃうのは無粋だということ。しかしいつからだろう。
1から10まで言わないものはイカンぞ、
となってしまったのは。昨日ポストした、領土・領海のポスターも正にそう。
実はあそこにいくまでには、結構もめています。
「わからない」と何度言われたことか。
委員長が想像力の大切さを訴えてくれたおかげで、
制作することができた。
かたや内閣が作ったポスターは、
まさにみなまで言ってしまっているので、つまらない。
日本には美しい想像の文化がある。
そもそも、人は想像できる。
サピエンス全史によると、
ホモ・サピエンスが生き延びたのは
物語を作れたから、
つまり想像力があったからというではありませんか。伝える側にしてみれば、
全部言わなきゃ不安なのはとてもよくわかります。
でも、人間の想像力に期待してみていただきたい。

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