個人のキャリアもデザインする時代へ A.C.O.のキャリア制度とは?
こんにちは、A.C.O. Journal編集部です。A.C.O.では2018年より、社内キャリア制度を本格導入しました。人材を最大限に活用し、「自分の足で立つ人を、つくる」ため、社員ひとりひとりのキャリアアップを考えていこうというプログラムです。今回はA.C.O.のキャリア制度において実施されているプログラムについて紹介したいと思います。
1on1 Meeting :月に1度、マネージャーと1対1の面談を
A.C.Oでは各部署の部署長であるマネージャーとチームメンバーが共にキャリアを考えていく制度があります。
部署のマネージャーはメンバーの目指すキャリアを把握し、毎月1回チームメンバーと1対1の面談を行います。面談といっても堅いものではなく、近況報告などのコミュニケーションも含め、その上でどのようなキャリアアップをしていくかを考えていく相談の場と言えます。個人の目標や身に付けたいスキルが明確になれば、実際のプロジェクトでの動き方にも繋がっていきます。
また、マネージャーとの1on1 Meetingの内容共有にはSmall Improvementsというツールを活用しています。面談で共有したいアジェンダを事前に送ることができ、マネージャーはアジェンダを元に会話した内容をメモすることができるため、短い時間で効率的な1on1 Meetingを実施することができます。
360°評価制度:ツールを活用した360°評価を実施
1on1 Meetingでも活用されていたSmall Improvementを活用し、上司、同僚、部下など、立場や対象者との関係性が異なる複数の評価者によって、個人の評価が決定する360°評価を実施しています。
360°評価により上司だけでは観察しにくい個人を把握することが可能となり、人物評価の信頼性が高まります。
Skill Sheet :目指すキャリアの目標値を設定
キャリアアップの目標値を明確にするために、スキルシートを使った目標設定を行います。スキルシートには担当職種の基本スキル項目(デザイナーであればデザインスキル、ディレクターであれば進行管理スキルなど)にプラスし、個人が伸ばしていくべき目標項目があります。1on1 Meetingでは個人の目標設定を元に、現状のスキルはどの程度か、今後伸ばしていくポイントはどういった点なのかをマネージャーと話し合っていきます。
書籍購入制度やセミナーや勉強会への参加制度もあるため、個人の目指すべきキャリアに適した本を読んだり、セミナーに参加するなどしてキャリアアップを目指していきます。
Career Event :個人のキャリア、会社についてを改めて考え直すイベントの開催
A.C.O.では月に1度、キャリアマネージャーが主体となったキャリアイベントが実施されています。イベントの内容は新入社員の自己紹介プレゼンテーション、丸1日利用した社内ワークショップ、各部署のマネージャーによる4半期の総括、代表の倉島による会社が今後どのような方面に向かっていくのかの共有などさまざま。
一見固い内容に見えますが、飲み物やお菓子と一緒に社員みんなでイベントを楽しんでいます。
新入社員の自己紹介プレゼンテーション
新入社員はイベントで自己紹介プレゼンテーションを行います。新入社員は自己紹介プレゼンをすることで既存社員へ自分の強みや個性をアピールすることができるチャンス。A.C.Oでは実際のクライアントワークの提案でもプレゼンをする機会が多いため、その第一歩ともなります。新入社員だけではなく既存社員も新しい仲間について知り、一緒に仕事をする上でよさを引き出せるきっかけとなっていきます。
社内ワークショップ
キャリアイベントの一環として、全員が参加する社内ワークショップを年に2回実施しています。このワークショップでは、個人の役割やクライアントワークでのプロジェクトの範囲を超えてアクティビティに取り組みます。
社内ワークショップの大きな目的は「近くにいる人のことをもっと知ること」です。普段の業務とは違うメンバーの一面を発見したり、社員同士の共通の体験を通して、チームを強化することを狙いとしています。共に業務に取り組む、外部のプロデューサー・ディレクター・コピーライター・エンジニアなどのパートナーの方々にも参加いただき、違う分野からの刺激を受ける社内外の交流の場にもなっています。
代表倉島によるA.C.O.キャリアデザインの共有
毎回イベントの終盤はA.C.O.代表倉島によるキャリアデザインについて共有が行われます。会社がこれからどのようなステップを歩んでいくのか、キャリア制度の共有など、月に一度代表から共有があることにより、メンバーも「A.C.O.でどのようなキャリアを歩んでいくのか」を明確に持ちながら仕事をすることができます。
Skill Share :メンバーの得意分野を共有
メンバーの得意分野を共有する、社内セミナーを実施しています。様々な経験をしていて得意分野も十人十色。社内セミナーはイベント内で実施することもあれば、部署内で共有することもあります。個々のスキルをシェアすることにより、得意分野も伸ばすことができ、社内メンバーも興味の幅が広がるきっかけとなります。
A.C.O. Journalでのキャリア支援 :個人の知見を記事としてアウトプット
キャリア制度はこの記事が掲載されているA.C.O.Journalでも実施されています。A.C.O.のメンバーは前述のスキルシートの項目を達成するために、本を読んだり、セミナーに行ったり、詳しい人に教わったり、個人で様々な取り組みや勉強をしています。そのようなことをしていくうちに新しいものが個人の知見として積み重なっていきます。個人の知見をA.C.O.Journalの記事としてアウトプットすることで、クライアントワークでも大きく活きていくようになります。
会社の制度を活用し、個人のキャリアアップへ
紹介した制度の中でいずれも共通していることは「キャリアは自分一人のものではない」ということ。A.C.Oには会社の制度を活用しながら個人のキャリアについて考える環境があります。また、メンバー同士でお互いのスキルを共有することによりクライアントワークでのプロジェクトも円滑に進み、他のポジションのメンバーへの理解も大きく深まるのです。
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