What we do
昭和5年頃の金沢園の外観
昭和5年頃の金沢園の厨房
今回のプロジェクトでは今までの経験やノウハウを活かして新たな業態へチャレンジしていきます!
横浜市の誇る歴史的建築物を再生することで、地域活性化を目指すプロジェクトです。インバウンド需要を取り込めていない地域に新たな需要を呼び込みます。また、飲食事業としてカフェバーを併設し、近隣の方も楽しめる施設になります。
体験型の施設として金沢区内にある魅力的な施設のアクティビティをセットにして販売し、魅力をしっかり伝えていきたいと思います。
スタッフは管理者として支配人または女将1名と社員2名(料理長1名・宿泊スタッフ1名)、その他アルバイトスタッフを4~5名採用予定です。
Why we do
現在の金沢園の大広間
『ますますの成長性』
現在のインバウンド消費の中でも外国人旅行者数の成長率は著しいものがあります。これまでの統計でも2020年の東京オリンピックの年には、宿泊施設が3万室~4万室不足すると言われていました。しかし、2015年はこれまでの統計で2016年の目標にしていた年間訪日旅行客数1770万人を前倒しで達成してしまったばかりか、更に加速して増加しており、このまま増加が進めば現在の統計よりもさらに多くの宿泊施設が必要となることは明白です。また、横浜にとっては幸いなことに2019年にラグビーワールドカップの決勝大会が新横浜国際競技場で行われることが決まりました。これは改めて横浜を世界の人々に知っていただく絶好の機会です。またとない絶好のタイミングに横浜に滞在先が少なく東京で滞在する人ばかり増えてしまうのは機会損失があまりにも大きいと思います。
その絶好の機会に、金沢園は横浜を代表する外国人旅行者向け宿泊施設として、存分に横浜の魅力を発信していきたいと思います。ターゲットとする外国人旅行者にとって金沢園はただの宿泊施設ではなく、他にはない魅力に溢れています。その答えはJNTOが外国人旅行者に対して行った、アンケートにある「もっとも関心のある体験は」という質問の答えのグラフを見ればわかります。
伝統的建築様式が第一位、日本料理を食べるが第二位、伝統的日本庭園が第三位、旅館滞在が第四位と続いています。この上位4つこそがまさに他にはない金沢園だけが持つ魅力そのものなのです。それを更に1泊3,240円という低価格で提供することで、現在増えている東南アジアの旅行者もターゲットに入れた魅力的な施設となります。
ただし、今回のプロジェクトではこの金沢園だけでなく、近隣の外国人にとっても魅力的な施設とも連携し地域の活性化を図ることを目的としています。歴史的建築物の保存が非常に難しくなってきている日本において、横浜としてのモデルケースなるべく、今までにはない新しい試みを行っていきます。
これまでも観光都市として多くの外国人が訪れている横浜。しかし横浜と一言でいってもみなとみらいエリアのある中区と金沢区では観光客数の状況は全く違います。現在横浜で観光と言えばやはり横浜駅からみなとみらい地区へ集中してしまっていますが、今回のプロジェクトでは横浜で生まれ育った私だからこそ知っている横浜の違った魅力を世界へ発信していきたいと思っています。
今回改めて金沢園の周辺地域に注目してみたところ、外国人にとって大変魅力的な街であることが再認識できました。
まず周辺施設が外国人にとって大変魅力的です。近隣には八景島シーパラダイス、三井アウトレット横浜ベイサイド、金沢動物公園があります。日本にもさまざまな観光地はありますが、遊園地・水族館・スパ・アウトレット・動物園が一度に楽しめるエリアは他にあるでしょうか?さらに足をのばせば鎌倉・逗子・葉山・江の島と外国人観光客が好んで訪れているエリアがたくさんあります。
また、外国人が憧れる屋形船や沖釣り船が発着する柴漁港、きれいなビーチで磯遊びや潮干狩りが楽しめる海の公園も徒歩圏内です。
そしてなんといっても空港からのアクセスが抜群です。実は京急線は羽田・成田の両方の国際空港から乗り入れがあり、金沢園のある金沢文庫駅までは乗り換えなしで来ることができます。また、増加している新幹線で日本を周遊している外国人旅行者も品川駅から30分でアクセスできます。
こんなに外国人旅行者にとって魅力的な街であるのに、実は金沢区内には宿泊施設が7つしかありません。そして私の見る限り、外国人旅行者向けに効果的なPRが出来ている施設は1つもありません。そこで今回のプロジェクトでは新しく再生した金沢園を外国人旅行者が楽しめる施設に変えることで注目を集め、近隣の様々な施設とのパッケージプランを多く企画することでこの金沢区エリアを外国人旅行者が訪れたい街にしていきます。そして金沢園は年間延べ来客数2万人以上を目指します!
その為にはもちろん鉄道や各施設との連携は欠かせませんし、横浜市や金沢区とも連携して街全体を盛り上げていきます。また、今回のプロジェクトが成功すれば歴史的建造物を利用した地方創生のモデルケースになるので、他の地方にある歴史的建築物にも、施設をうまく活用した地域活性化のプランを提案していきたいと思っています。
How we do
女性も活躍しています。
原宿で運営するデザイナーズシェアハウス
『楽しいことを楽しい人と』これが私の信条です。会社としてかかわってくれている人々の、仕事としてのやりがいや充実度をはかりながらみんなで成長していけるチームを目指します。
出来る限りの権限移譲を行い、自分のカラーを最大限発揮できるフィールドを作っていくことが代表の仕事だと思っています。
時代の流れを読みながら、関わるみんなが幸せになれる環境を作り続けます。
少数精鋭と言いたいところですが…(笑)
精鋭とは呼べないまだまだ発展途上のメンバーと楽しく仕事をしています!社員は3名と少ないですが、それぞれが異なる事業を任されていて日々勉強しながら成長していると感じます。自分自身の経験からその人の持っている器以上の役割と権限を与えることで成長できる環境を作っています。
やっている本人たちは日々もがいているので、成長を感じるのはまだまだ先のなのかもしれませんが。(笑)