「起業を身近に感じる」というテーマを掲げ、「起業」に関するサポートを行っている丸の内の東京都支援Startup Hub Tokyo。
今回は起業家や起業準備中の人たちのために、最新のインターネットトレンドを紹介する講演者としてTikTokを招待してくださいました!我々としても日本のスタートアップ界の方々と交流する機会は非常に貴重でした。
TikTokからは2人の社員が登壇しました!広告・ソーシャルメディア業界で豊富な経験を持つ田村からは「デジタルマーケティングの最新トレンド」、そして大手日系メーカーや外資系IT企業など多くの業界を渡り歩いた山口からは「スタートアップの成長を支える要素」の2つのテーマについて講演を行いました。
スタートアップの方だけでなく大手企業の方々など様々なバックグラウンドをお持ちの方々が参加してくださり、非常に賑やかなイベントになりました!
以下に詳しい当日の様子が記載されているので、一読していってください!
最初に登壇したのはTikTokビジネスパートナーシップ担当の田村。TikTokでは様々な企業と協力し、ブランド広告の企画立案を担当しています。今回は、ビデオを使ったデジタルマーケティングの最新トレンドについて詳しく聞くことができました。
まず初めにスクリーンに映ったのは、最近バズった動画コンテンツ。今日本では動物や日常生活、旅行やスポーツ、そして芸術やクッキングなどの動画が人気になってきています。
今後もショートビデオが成長していく要因として、3つの要素があると田村は語りました。
- 5Gによってデータ通信料が大幅に増え、ビデオが見やすくなる。SNSのトレンドは1.0の文字、2.0の静止画から3.0のビデオにシフトしつつあります。
- インフルエンサーがクリエイターになりつつある。2010年頃には、企業がインフルエンサーに宣伝を依頼しそれが消費者に届く、という形でした。しかし2019年では、クリエイターがブランドに影響を与える、といった新しい形が生まれています。
- エンターテイメントの重要性が増していること。現代の若者はダンス、音楽、ゲームなどのエンターテイメントに生まれた時から日々触れながら育っている世代であり、これらのエンターテイメントを積極的に楽しんでいます。
B2Bの時代は終わり、今ではB2C2Cの時代になりつつあります。クリエイターの役割の重要性が増しており、企業はクリエイターと協力していかにユーザーにリーチするかを突き詰めて考える必要があります。
次に登壇したのはTikTok公共政策本部の山口。彼は公共政策の重要性とスタートアップが注意するべき政策について講演を進めました。
そもそも公共政策本部とは何なのか?山口は、公共政策の重要性を語る前に彼の役職”ロビイスト”についての説明を行いました。
すなわち、ロビイストとは”ビジネスを発展させていくための環境を政策立案者と協力して整える”職業です。法律は常に変化しており、またビジネスの世界も常に変化し続けています。その二つのすり合わせを行うのが山口の役割であり、公共政策がスタートアップにとって重要であることを物語っています。
その中でスタートアップが知っておくべきこととして、以下の4点を挙げました。
- 知らなかったでは済まされない。法律を破らないよう、関係する法律やガイドライン、準則、業界の⾃主規 制などをきちんと勉強しておくこと。
- 性悪説に立って考えること。いかに素晴らしいサービスでも、 必ず悪用しようと考える人間がいることに注意する。
- 3つの"by Design"。セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスをサービス設計の際から考慮し、取り組んでおくこと。
- ない法律は「作る」!障害となる法律は「変える」!
そして法務、広報、公共政策に関しては早めに確保しておくべき、というアドバイスと共に講演を締めくくりました。
その後のQ&Aセッションでは参加者の方々から鋭い質問が多数飛び出し、より一層TikTokへの理解を深めていただくことが出来ました。皆様、ありがとうございます! 以上、先日Startup Hub Tokyoで行われたイベントの様子でした!
今後もこのようなイベントを引き続き開催していくので、ぜひ当社SNS(Facebook: TikTok JPN, Twitter: Life At TikTok Japan)をチェックしてお気軽にお越しください!
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