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sonar ATS営業マンが語る「アメーバ」的キャリア観

◆プロフィール◆
山本順也(やまもと・じゅんや)
新卒入社の企業で12年半、新卒採用イベントの営業及び企画、マネジメントを経験。
2018年11月にThinkingsの前身の1社であるIgniteEyeへ中途入社。
フィールドセールスとして新規営業を担当し、受注社数で歴代No.1に。
sonar ATSのエヴァンジェリストとしてイベントにも登壇。

転職活動で大事にした「納得感」

転職活動を始めた時は、ネームバリューのある大手有名企業ばかり受けていました。35歳という年齢もあり、あまり知られていない会社で一から新規営業をするのは、ちょっとしんどいな、という気持ちがあり。ただ、実際にどんどん選考を受けてオファーをもらったものの、まだ成長途中の小規模の会社で、今までの経験を発揮できる方が自分には向いていそうと思うようになりました。

当時のIgniteEyeは、社員が20名くらいで規模的にも良さそうだったのと、それまで採用に関わる仕事をしてきたことから、その経験が活かせそうなこともポイントでした。ATSについてはよく知らなかったのですが、迷ったらとりあえず受けてみようという気持ちで転職活動をしていたので、それも応募のきっかけでした。

転職活動では、前職の仕事をしながら119社応募して、1ヶ月で54件の転職活動の面談・面接をこなしました。後ほどお話しますが、自分は新卒の時に就活をちゃんとやらなかったので、多少負荷がかかっても思いっきりやろう!と活動していましたね。ハードだったので、自然と体重が5キロ落ちました(笑)

最終的に、教育関連の企業とIgniteEyeのどちらかに決める段階になったんですけど、黒部ダムのある立山に行って決めましたね(笑)
直感的にIgniteEyeがいいなと思ってはいたのですが、日常と離れた環境で決めることで、自分の意思決定に「納得感」を持ちたくて。それで当社に決めました。なので、入社したことについては、これまで一ミリも後悔したことがないです。今転職活動しても、間違いなくThinkingsに入社していますね。


卒業1ヶ月前から始めた新卒就活

新卒の時は、就活を全然真面目にやっていなくて・・・就活を始めたのは、大学4年生の2月23日だったんです。卒業の1ヶ月前です。友達みんなに、卒業したら何するの?って聞いたら、就職するよって言われて。えっ、みんないつの間に就活してたの!?ってびっくりしました。とりあえず友達に言われてリクナビとマイナビに登録したら、エントリーできる会社は、もはや6社だけでした。その時は6社もある!と全部エントリーしたのですが、案の定どこからも返信がなく(笑)

そんな中、合同説明会の案内が届いたので(メインの対象は3年生)参加してみたところ、企業の他に人材エージェントのブースがあり、色んな会社を紹介してくれるというので登録してみたんです。するとエージェントの方から、山本くん面白いから、中途採用の求人だけど1回面接行ってみたら?と紹介されたのが前職でした。

当時の前職は新卒採用をしていなかったのですが、面接した代表からも、面白いから採用する!と言ってもらえて。忘れもしない、3月31日(金)に内定をもらいました。
まだ就職が決まっていなかったので、その日も居酒屋でアルバイトをしていたのですが、店長には今日内定が出て辞めるかもしれません、と伝えていて。ちょうど夕方に鍋を振っているときに、内定の電話がかかってきて、翌週4月3日(月)に晴れて新卒入社することになりました。

ただ、あまりに急な入社だったもので、会社側の入社手続きが間に合わず・・・出社初日はまだオフィスに入れなくて、いきなり部長の営業同行やファミレスで議事録書きでした(笑)そんな形でスタートした新卒入社の会社で、12年半働きました。


営業マンとしての経験を積んだ前職時代

前職は大学関連組織の業務提携企業で、私が入社した頃はちょうど大学生の就職支援を新規事業としてスタートするタイミングで、そこから会社がぐっと成長するという時期でした。
入社した当初、私は大学内での合同企業説明会やDMなど、いわゆる新卒採用メディアの営業を担当していました。

当時はリーマンショック前で景気がすごく良く、採用は売り手市場の時期で、企業側が採用に苦戦していました。なのですごくたくさんアポがとれたんですよ。1年目で大手食品メーカーや銀行、シンクタンクなどのアポがバンバンとれて、一人で商談に行っていました。

ただ、真面目に就活をしていなかっただけに、それらの会社がみんな知っているような企業ということを当時は全然認識していなくて物怖じせず、どうもどうも~とすごくラフな感じで訪問していたので、結構失礼な対応をしてしまっていたと、今では反省しています(笑)

2年目で営業リーダー、4年目で課長代理になった後、地方での事業立ち上げに関わりました。その後は企画側に異動して、大学キャリアセンターなどと折衝して大学生の就活イベントを企画していました。


楽しさとcomfort

営業の仕事は楽しいですね。前職の頃からそうですが、あまり大変とは感じないですし、営業という仕事に対してのストレスはほとんどないです。目標はありますが、それに対してのプレッシャーは前職もなかったし、今もそうです。

自分の場合は、マニュアル通りにやりなさいって言われるとストレスに感じるのですが、Thinkingsではそれがないので。能動的に、自分の意思で仕事が出来るっていう自由さがいい感じです。コアタイム以外は自分の裁量でスケジュール調整できますし、スーツを着て仕事することも求められていないので、商談やイベントに登壇する際はsonar ATSのTシャツで行っています。まさに“comfort(快適)”ですね。


ストレスを減らすコツ ― ベクトルは自分へ、周りへの期待値の持ち方

基本的にストレスなく、楽しく仕事をしているわけですが、昔からそうだったわけではなく。

ターニングポイントとなる出来事は二つありました。
一つ目は、小・中・高とずっとサッカーをしていて、高校時代はサッカー部の部長だったんですが、メンバーの問題行動があり、チームが試合に出場できなくなったことがあったんです。いきなり顧問に呼ばれて、山本なんだこれは!?って怒鳴られました。

それまでは、よくあるアニメの主人公のような、「みんなのために、俺は頑張るんだ!」みたいなリーダー像を目指していたんです。でも、その対価がこういう形になったりするのはもったいないなと感じて・・・みんなのために自分は頑張るっていう博愛の精神よりも、もっと自分自身にベクトルを向けた方が、よいのではないかと。
それからは、毎日部活が終わった後に個人トレーニングで6キロ走るなど、努力すれば自分に返ってくるようなことに時間をかけるようになりました。

もう一つは、仕事で部下を持ったばかりの頃、当時の部下で、今電話かけたら契約とれるのになんですぐやらないの?ということがあって。部下曰く、今別のことをしているから・・・とのことだったのですが、いやいや、受注優先でしょ!と。
ただ、そういったやりとりから、他人は期待した通りにはならないんだ、ということを学びました。相手に対して「こうあるべきだ」「こうするに違いない」というスタンスで、期待値を高く持ってしまうとストレスを感じるんだな、と自然と覚えた気がします。

それからは、例えば・・集合時間を10分早めて伝えたり、締め切りがあるものは余裕を持って、最終期限の時間より早めの時間を伝えたりするようになりました。そうしてリスクもストレスも減らしていき、基本楽しく仕事できるような形にもってこれていると思います。


今やっていること

現在は、sonar ATSについてミドル企業へのリプレイス営業を主に担当しています。すでに他社ATSを使われているお客様へ、現在の使用状況やお困りごとなどを伺いながら、sonar ATSのご案内をして、乗り換えていただくのがミッションです。
営業していて楽しいのは、sonar ATSはすごい!と自信を持って言えることです。他社ATSと比べての反応がよく、お客様からもいいね!とよく言っていただけるので。
プロダクトのクオリティに自信を持てることって、営業としては大事ですし、めちゃくちゃ強いですね。いつも開発チームには感謝しています。


「アメーバ」的キャリア観

基本的に、昔から営業成績は常に上位の方ではありましたが、目標志向は実はあまりなかったりします。設定されたものを追いかけるのは苦手で。転職活動中も、山本さんは何年後にどういう風になっていたい?とよく聞かれたのですが、そういう先の目標は特にないんですよ。

ここを目指して頑張ろう、みたいな形は疲れるので好きじゃないんですよね。なので、一年の抱負とか目標を考えるのは苦手です・・・今日何する!?ならいいのですが、365日スパンで考えるのは辛いな・・・みたいな(笑)

もちろん、社会人としてお金をもらっている以上は、対価としてちゃんと仕事をするというのは最低限のこととして、任された仕事を、“High performance”で成果を出していきたいというのはあります。その上で、会社から「次は組織全体を見るマネージャーになってよ」とか、「もっとハイプレイヤーを目指してよ」とかは、自分としては、どちらでもOKだと思っています。

しっかりと成果を出すことで、新たな仕事の機会をもらい、それが次の興味に繋がったり、自分が得意だと思っていたこととは違ったところが評価されて、そこを伸ばしていったりとか。自分のキャリア観をよく「アメーバ」に例えるのですが、自分も想像していない箇所が成長してそこを成長させていくイメージです。

ただ、30代後半という自分の歳を考えると、自分の得意分野を認識して、発揮できるところを自覚することも、大事だと思っています。例えば自分の場合は、初対面の人でもそつなく話せることと、ロジカルよりは感性的なところがあるので、ちょっとしたお客さんの言葉に出さない感情の部分・・・ストレスを感じているとか、喜んでくれているな、というのをつかむのが得意だと思っています。だから営業という仕事がハマっているんだと思います。


Thinkingsについて

Thinkingsは一言でいうと“comfort”なんですね。ただ、その快適さを単にゆるいとかラフという風には、捉えないでほしいです。自由さの中で、各々が自分の役割を考えて仕事するというマインドが強いので、環境に甘えるのではなく、能動的に働きたいという方にマッチすると思います。

人間関係についていうと、人がすごくいいし、みんなわりと仲がよいですね。かといって毎日飲みに行くぞ!みたいなこともないし、絶妙な距離感だと思います。会えば仲良く話すし、仕事はそれぞれ自立してやる。大人な働き方ができる組織ですね。

そしてみんな、sonar ATSのことが好きですね。みんな愛している、それがすごくいい雰囲気を創っていると思います。


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