2023年2月に宿場JAPANに入社してから約2年4ヶ月。
宿場JAPANの中でも、品川宿ゲストハウス&ツアーズを中心に働いてきた私(ラッコ)は、ワーキングホリデーに行くためこのたび卒業することになりました。
今回はセルフインタビュー形式で、入社のきっかけから印象深い出来事、そして今後挑戦したいことまで、綴ります。
拙い文章ではありますが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
まずは自己紹介を失礼します…!
今回はセルフインタビューに挑戦しました!なんでラッコ…?とよく聞かれますが、深い意味はありません。笑
柳樂 眞子(なぎら まこ)です。品川宿ゲストハウス&ツアーズでは「ラッコ」というニックネームで呼ばれています。名字と名前の最後の1文字を取って、友達に「ラッコ」と呼ばれたのが始まりです。深い意味はありません。笑
島根県(砂丘がなくて出雲大社がある方)出身で、2023年2月に宿場JAPANに入社し、約2年4ヶ月お世話になりました。主にゲストハウス業務担当で、ずっと携わりたかった場所で働かせていただけたことが本当に嬉しかったです。
「東京に馴染めるかな」と思っていた入社当時
入社当時はどんな気持ちだった?
入社前は、他のゲストハウス2箇所で住み込みヘルパーをしていました。当時から「いつかは地元で開業したい」と思っていました。ヘルパーももちろん楽しいですが、清掃や接客メインで、深い業務には関われなかったので、もっとゲストハウスのいろんなことを知りたいと思い、ヘルパー以外の働き方ができるゲストハウスで働きたいと考えていました。
宿場JAPANへの入社を機に東京に引っ越してきたのですが、「東京の生活に馴染めるのかな……」という不安もありました。笑
宿場JAPANには、採用前に現地で対面面接&体験宿泊という制度があります。実際にゲストハウスに宿泊して、スタッフと交流し、お互いにミスマッチを防ぐシステムです。
私が体験宿泊をした時は、偶然多くのスタッフがゲストハウスに集まるタイミングだったこともあり、ほぼ全スタッフと話すことができました。就業前にスタッフや職場の空気感を知ることができ、とても安心できたのを覚えています。
ゲストハウスがある北品川エリアは、都会なのにどこか下町っぽい風情のあるまちです。(北品川エリアは、旧東海道の最初の宿場まちです。)
「品川」と聞くと、田舎者の私は身構えてしまっていましたが、長い間まちの人の生活を支えてきた八百屋や床屋などもあり、やさしく、落ち着く雰囲気です。職場だけでなく、まちもあたたかい雰囲気なのは、居心地が良いと感じる要因だと思います。
私の家探しにも親身になって相談に乗ってくださって、ゲストだけでなくスタッフにも「困っていることはないかな?」と自然に気遣ってくださる方が多いのが印象的でした。
また、ゲストハウスだけでなく、一棟貸しのホテルや旅行業など様々な仕事に関われることにとてもワクワクしていました。
結局、思い出深いのは、日常の会話と「おかえりなさい」
印象に残っている仕事や業務内容は?
本当にいろんなことを経験させていただいたので、たくさんありますが…。
コモンルームでのイベント開催やまちのお祭りももちろん楽しかったですが、私はやっぱりカウンターに立って、お客様と話す日常が一番楽しく、幸せな時間だったと思います。
今でこそ、ゲストと会話できるレベルで英語を話せるようになりましたが、入社してすぐの私は、英語がほぼ話せませんでした。最初は、海外ゲストと話すことに苦手意識や恐怖心がありました。周りのスタッフは本当にすごい方ばかりで、英語がペラペラ。私だけ思うように話せず、訳してもらって会話に参加させてもらっている状態でした。笑
ですが、そこから毎日、海外ゲストと話すことで少しずつ話せる、聞き取れるようになってきました。
「このゲストは何に困っているかな?」「何をおすすめしたらよろこんでくれるかな?」と考えながらコミュニケーションをとり「日本最高だったよ!」とか「また品川に帰ってくるね」と言ってくださることが何より幸せでした!!
さらに、品川区の事業で、毎年、モンゴル高専の学生さんが長期で宿泊してくださるのですが、その期間のカウンター業務も印象に残っています。異なる環境で頑張る学生を寮母のような面持ちで見守っていました。笑
インターンなどで長期宿泊した学生がモンゴルに帰るタイミングは、毎回寂しかったですね。
また、関東出張の度に利用してくださるリピーターさんや日本へ来るたびに利用してくださるリピーターさんと再会して「おかえりなさい!」と言えることは、この仕事をしていて最も楽しいなと思える瞬間でした!
品川宿ゲストハウス&ツアーズには「再会を日常に」という言葉があるのですが、ゲストハウスらしい、とても大好きな言葉です。
最後にもうひとつだけ。「LOCAL CONNECT」というプロジェクトに参加できたのは、とても貴重な経験でした。日本の地域はもちろん、韓国 大邱で、近しい信念を持って働く方と交流できたのは、宿場JAPANで働いていないとできない経験だったと思います。
価値観が変わった2年4ヶ月
宿場JAPANで働いて、自分自身にどんな変化があったと思う?
訪日観光客に対する意識と将来の自分がやりたいことについてですかね。
ー訪日観光客に対する意識について
私は、品川宿ゲストハウス&ツアーズで働く前に、2箇所のゲストハウスでフリーアコモデーションをしたことがあるのですが、コロナ禍だったということもあり、日本人ゲストがメインでした。しかし、品川宿ゲストハウス&ツアーズは、半数以上が海外のお客様です。
最初こそ英語ができず苦戦しましたが、海外の方が「日本って本当にいいところだな」と思ってくれる理由の中に、少しでも私たちのゲストハウスでの体験が入っているなら、それが何より嬉しいです。
宿場JAPANのスタッフは「ゲストは真に何を求めているか」を考えて、提供するプロ集団だと思います。
「満足」ではなく「感動」を追い求める環境で働けたのは、サービスの意識がガラッと変わりましたし、本当にありがたい環境で働けたと感じています。
入社当時は英語すらままならなかったので「日本に来る観光客に感動を届けたい」という考えにも至りませんでしたが、今はその感動を届ける仕事をこれからも続けていきたいと強く感じています。
ー将来の自分がやりたいことについて
私は開業志望で宿場JAPANに入社しました。いずれは地元の島根県にUターンして、自身のゲストハウスを開業したいと考えていたんです。(社内では「島根キャラ」でよくいじられていました。笑
今後もゲストハウス業やホスピタリティ業に関わりたい、という想いは今も変わっていませんが、本当に「自分で開業したいのか」は考えるようになりました。
それは、宿場JAPANで「チーム」で働く楽しさを知ったからです。宿泊業は、予約が入っている限り、24時間お客様がいらっしゃいます。もちろん、時には予期せぬトラブルも。
宿場JAPANは、トラブルや予期せぬ対応をチームで乗り切ります。もちろん大変だなと思うこともありますが、それがなぜか楽しいと思えるのはチームで動いていたからだと気づいたんです。
私一人で、自分の宿を開業できたとしても、果たしてそれは楽しいのだろうか?と考えるようになりました。
自分で開業をすることももちろん素敵ですが、チームで働くことも楽しいんだなと気付けたのは、宿場JAPANが、密にコミュニケーションを取りながら、トラブルも含めて楽しく仕事をしているメンバーばかりだからだと気づきました。
卒業の理由は「スペインへワーホリに行くため!」
今回、宿場JAPANを離れることを決めたのは、スペインにワーキングホリデーに行くためです。
ワーキングホリデーに行きたいと、以前からぼんやりと思っていました。
また、宿場スタッフは海外経験豊富なスタッフが多い一方で、私は長期で海外に行ったことがありません。皆さんの話を聞いていて、私も行ってみたいと思ったのも背中を押された理由のひとつです。
スペインに決めたのは、大学生の頃に一人旅で訪れてから、ずっと好きだったからです。
また、当時宿泊したバルセロナのゲストハウスも印象に残っています。旅慣れていない、へっぽこ旅人の私を、そのゲストハウスのスタッフは、やさしく受け入れてくれ、私が「スペイン、そしてゲストハウスっていいな」と思ったきっかけでもあります。
挑戦してみたいことは、スペインのゲストハウスで働くこと?
今後チャレンジしたいことは?
まずは無事にスペインに旅立つことが目標です。
また、もしチャンスがあれば、当時素敵だと思ったゲストハウスで働いたり、宿泊に関する仕事をしたいです。観光大国スペインで、観光に関わる仕事にチャレンジしたいです。
「真面目にふざけている」宿場JAPANが大好きです
宿場JAPANの好きなところは?
宿場JAPANは辞めたくないほど、そしてあわよくばワーホリ後に戻ってきたい…と思うほど愛は強めです。笑
本当に楽しかったです!
宿場の好きなところを、一言でまとめるとしたら「真面目にふざけている」ところだと思います。
宿場のメンバーは、ポジティブで、何事も全力で楽しんでいる人ばかりです。
でも、実はすごく真面目で、目の前のゲストや地域の方のために、宿場JAPANとして、ゲストハウスとして何ができるかをいつも考えています。
「ただわちゃわちゃしていて楽しい」のではなく「チームとして何かを一緒にやり遂げた達成感」のような楽しさがあります。部活での感覚に近いかもしれません。
また、もし別の会社で働いていて、東京に住んでいたら、近所の地域の方と交流することは少ないと思います。しかし、宿場JAPANで働くことで地域の方と深いコミュニケーションが取れたのはとてもあたたかくて、大好きでした。
最後の方は、別れが惜しくて地域のお店を飲み歩いて食べ納めをして、太りました。笑
宿場JAPANメンバーの飲み会も大好きでした!笑
一緒に働いた仲間への感謝を込めて
宿場JAPANのメンバーに一言!
感謝しかありません。皆さんとチームで働いていたから、こんなに楽しく働けました!!!
コモンルームで爆笑したり、私のクセ強めの趣味に付き合わせたり(笑)、常に笑っていた記憶です。真夏の清掃やトラブル対応も、最後には楽しかった記憶で終わっているのは、皆さんのおかげです。
ゲストハウスのサブマネージャーになってからは、至らぬ点も多くあったと思いますが、たくさん助けていただき、本当に感謝しています。
これから宿場JAPANに関わる人にメッセージをお願いします。
週刊宿場ニュースやInstagramを見ての通り、本当ににぎやかで、楽しい会社です。
しかし、その裏には、泥臭い努力や仕事があり、職人のような仕事ぶりの先輩方がたくさんいます。
私のように開業志望の方はもちろんですし、まちと深く関わって働きたい方にはピッタリな会社だと思います!
最後に、今の率直な気持ちを…。
不安でいっぱいです!品川が恋しいです!!
ですが、頑張ります!!
そして、ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。