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ネット通販はアパレル再生の処方箋ではない ファッションアプリCEOが指摘する“総EC化時代”のワナ

大手アパレル企業の中期経営計画を見ていると、必ず出てくる文言がある。「EC(インターネット通販)の強化」だ。

 消費者がアパレルを買う際の手段として、確かにECは欠かせない。しかし、そこに落とし穴はないのか。大量のリアル店舗を抱えたアパレル企業が、ECを再生の処方箋と捉えがちな点に関して、スタイラー(東京・渋谷)の小関翼CEO(最高経営責任者)に話を聞いた。

 スタイラーが手掛けるファッションアプリ「フェイシー」は、「こんな感じの服が欲しい」という消費者の感覚的な問い合わせに、各アパレルの店舗スタッフがそれぞれのおススメを提案する。消費者が提案された商品を気に入れば、来店して購入する。もしくはフェイシーが決済・物流機能も持っているので、そのままネット通販することもできる。アプリを通じてアパレル企業が提案した商品が売れた場合、その20%を手数料としてスタイラーが受け取る仕組みだ。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/092900168/121400005/

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