恋愛リアリティーショーへの出演をきっかけに、多くの人に知られる存在となった彼。
そんな彼が今、STORiiYで挑戦しているのは、ブランドの魅力を届けるPRの仕事です。
活かしているのは知名度ではなく、人との関係を築く力。
ブランドコミュニケーションチームでの仕事や、その先に描く未来について話を聞きました。
Chapter1|「発信する側」だった自分
――恋愛リアリティーショーに出演しようと思ったきっかけを教えてください。
当時26歳で、仙台に転勤していました。
ある日フェスに遊びに行ったとき、知り合いから何気なく「なんで一般人が来てるの?」と言われたんです。
悪気のない一言だったと思います。でも、その言葉がすごく心に残りました。
「自分の人生、このままでいいのかな。」
「何者でもない自分のままで終わるのかな。」
そんなもどかしさを初めて強く感じました。
もともと恋愛リアリティーショーを見ることが好きだったこともあり、「だったら自分も挑戦してみよう」と出演を決意しました。
「見返したい」「何者かになりたい」。
そんな気持ちが原動力でした。
――実際に発信する側になって、価値観は変わりましたか?
すごく変わりました。
一番学んだのは、「発信には責任がある」ということです。
例えば、タイアップ投稿では必ず広告表記をつけること。ステルスマーケティングにならないよう、ブランドとの関係性をきちんと伝えること。
そして、自分の投稿が誰に見られるかは分からないからこそ、言葉選びには本当に気を付けるようになりました。
自分だけの印象ではなく、一緒に仕事をしているブランドや、他のインフルエンサーの印象にも影響します。
だから、「どう見せるか」ではなく、「どう伝わるか」を常に考えるようになりました。
Chapter2|PRという仕事との出会い
――もともとはPR志望ではなかったそうですね。
そうなんです。
営業や企画開発、ブランドマネージャーなどを経験してきたので、転職後も企画やブランドマネージャーとして働くイメージを持っていました。
でも、STORiiYの代表から「PRの方が向いていると思う」と言われたんです。
その一言がすごく印象に残っています。
――STORiiYとの出会いを教えてください。
前職で担当していたブランドが、会社の上場に伴ってクローズすることになり、転職活動を始めました。
いくつか会社を見ている中で、たまたまWantedlyを開いたときにSTORiiY代表からスカウトが届いていたんです。
ただ、正直最初は不安でした。
当時はブランドもまだこれから成長していくタイミング。
32歳で少人数のベンチャー企業に飛び込むことにも迷いがありました。
――それでも入社を決めた理由は?
実は、一度お断りしようと思っていたんです。
でも最後にオンラインで代表と上司と話す機会をいただきました。
そこで会社が目指している未来や、ブランドをどう育てていきたいかという想いを聞いて、「この人たちと一緒に頑張りたい」と心から思えたんです。
僕の中で仕事を選ぶ基準は、「仕事を楽しめること」と「誰と働くか」。
少人数だからこそ、一人ひとりの考え方に共感できることが大きな決め手になりました。
Chapter3|PRではなく、「ブランドコミュニケーション」
――現在はどんな仕事を担当していますか?
ブランドコミュニケーションチームで、ブランドプロモーションを担当しています。
具体的には、
- メディアリレーション
- インフルエンサーリレーション
- イベントの企画・運営
など、ブランドとお客様をつなぐコミュニケーション全般を担っています。
――「PR」ではなく、「ブランドコミュニケーション」という名前なのですね。
そうなんです。
一般的なPRは、代理店を通じてメディアやインフルエンサーとやり取りするケースが多いと思います。
一方でSTORiiYは、ブランドと発信者の距離がとても近いのが特徴です。直接コミュニケーションを取ることで、お互いの顔が見える関係性を築けます。
イベントの企画や集客も、自社で手掛けることがほとんどです。
だから僕たちは、インフルエンサーを「商品を紹介してもらう相手」とは考えていません。
ブランドを一緒につくり、育てていくパートナー。
そんな関係性を大切にしながら、一緒にブランドの価値を届けていくことが、STORiiYのブランドコミュニケーションだと思っています。
――その中で大切にしていることはありますか?
まずは、人として信頼してもらうことです。
そのために意識していることがあります。
・余計なことは言わない
・人から聞いた話は他の人に話さない
・誰に対してもフラットに接する
・いつでも話しかけやすい存在でいる
そして、「この人に聞けば今のトレンドが分かる」と思ってもらえるように、美容だけでなく幅広いジャンルの情報を毎日追っています。
ブランド担当というより、一人の相談相手として信頼してもらえる存在でありたいですね。
Chapter4|発信者だった経験が、今の仕事を強くする
――発信者だった経験は、今の仕事にどう活きていますか?
メーカーの気持ちも、発信者の気持ちも、両方理解できることです。
ブランドとしては、できるだけ多くの商品を紹介してほしい。
でも、発信者側には世界観がありますし、案件を入れすぎることもできません。
両方の立場を経験しているからこそ、お互いが納得できるコミュニケーションを考えられます。
また、以前は商品企画も担当していたので、薬機法など商品のルールについても理解しています。
一つの視点だけではなく、いろいろな立場からブランドを見ることができるのは、自分の強みだと思っています。
Chapter5|STORiiYだから挑戦できる未来
――これから挑戦したいことを教えてください。
もっとたくさんの人にSTORiiYのブランドの魅力を届けたいです。
ブランドを知ってもらうだけではなく、「使ってみたい」と思ってもらえる人を増やしていきたい。
そのためにも、ブランドコミュニケーションだけでなく、新規事業やP2Cなど、ものづくりにも挑戦していきたいと思っています。
クリエイターとしての活動も尊重してもらえる環境なので、自分自身も成長し続けられると感じています。
――どんな人がブランドコミュニケーション(PR)に向いていると思いますか?
人が好きな人ですね。
話すことよりも、相手の話を引き出せる人。
PRには正解がありません。
相手も毎回違いますし、その場その場でコミュニケーションを変える必要があります。
だから臨機応変に対応できることも大切です。
イベントでは立ち仕事も多いので、意外と体力も必要ですね(笑)。
AIが進化しても、人と人との信頼関係はなくならないと思っています。
「この人だからお願いしたい。」
そう思ってもらえる仕事だからこそ、これからも価値があり続ける仕事だと思います。
最後に
――就活生や転職を考えている方へメッセージをお願いします。
人生の中で、仕事をしている時間はとても長いです。
だからこそ、自分が仕事で何を一番大切にしたいのかを明確にすると、会社選びもしやすくなると思います。
もし自己成長を求めていて、「ブランドをもっと面白くしたい」「人と一緒に価値をつくっていきたい」と思うなら、STORiiYはきっと楽しめる環境です。
ぜひ一緒に挑戦していきましょう。
恋愛リアリティーショーへの出演、営業、商品企画、ブランドマネージャー。
一見するとバラバラに見える経験も、ブランドコミュニケーションという仕事ではすべてがつながっています。
発信する側だったからこそ分かること。
ブランドをつくる側だったからこそ見えること。
そして、人と人との信頼関係を何より大切にしてきたこと。
その一つひとつの経験が、今のブランドコミュニケーションという仕事の土台になっています。
STORiiYが求めているのは、決まったキャリアを歩んできた人ではありません。
これまでの経験を自分なりの強みに変え、ブランドや誰かの価値を広げていきたいと思える人。
そんな想いを持つ人と、これからも新しいブランドの可能性をつくっていきます。