Radiotalkが大切にしている組織マインドの一つ「More Talk!」。
経験したこと、学んだことを積極的にアプトプットすることで、社内はもちろん社会や技術コミュニティにも還元していこうという考えです。
Radiotalkのサービスを支える“中の人”たちに「More Talk! 」してもらうシリーズ。
チャーリーことCTOの斉藤のトークを全編・後編でお届けします。
後編では、“Raditalkでエンジニアとして働く魅力やカルチャーについて”トークしてもらいました。
プロフィール
- 氏名:斉藤 裕気(@gamu1012)
- 役職:CTO
- 経歴:千葉県出身。自転車屋を営む父の後ろ姿を見て、部品の組み立てやものづくりに興味を持ち、中学生の頃からITエンジニアに憧れ、HTMLやCSS、JavaScriptでサイトを制作する日々を過ごす。大学で情報科学を専攻後、サービスの立ち上げ・開発をしたいという思いから、新卒でエンジニア職としてエキサイト株式会社に入社。月間数億PVのメディア運用や女性向けメディアの立ち上げなどに従事。2018年よりRadiotalk株式会社に1人目のサーバーサイドエンジニアとして参画。2019年同社執行役員に就任。2021年同社取締役CTOに就任。チャーリーというニックネームの由来は実家の家業から。
- Radiotalkでお気に入りの番組:「火星人のϠϗѬラジオ」
ゆったりとした雰囲気でシュールなボケが展開される番組なのですが、ネタが練られていて、クスッとしたいときに聴いています。
前回の「Radiotalk CTOのチャーリーこと斉藤の『More Talk!』【前編】」の記事はこちら
高速・大量のフィードバックからエンジニアリングのループを回していく。
ーー今春からCTOに就任されましたね。おめでとうございます。チャーリーが目標にしているCTOや目指している姿などはあるんですか?
チャーリー:ありがとうございます。そうですね。会社やサービス、チームメンバーによって、良いCTOって違うと思うんです。なので、具体的にこの人を目指したいというロールモデルはいないのですが、他社のベテランCTOの方々から学ばせていただいたことも活かしながら、Radiotalkにとって一番良い、自分なりのCTO像を模索しているところです。
ーーRadiotalkのエンジニアとして感じる、喜びややりがいってどんなものですか?
チャーリー:私の場合、エンジニアリングそのものが好きなので、大変なこともあれど楽しいですね。音声配信市場は非常に変化の激しい世界なので、私たちが追うものも日々変化していきます。さらに、自分たちが作ったモノ・コトから高速・大量にフィードバックがあるのも特徴です。
そういうフィードバックを受けながら、考え・仮説を作って・実践していくというエンジニアリングのループを回していくのは、本当に楽しいですね。昨年9月に、トーカーとリスナーがリアルタイムでコミュニケーションを取りながら配信できる「ライブ配信機能」をリリースしたのも、まさにそういう体験でした。
ーーライブ配信機能の開発秘話ですね。どんな体験だったんですか?
チャーリー:開発するのも大変でしたし、ピボット(路線変更)に近い出来事だったので、ユーザーから「ライブ配信機能がついたら使わない」って言われるのも覚悟していたくらい反響が怖かったんです。それでも海外の音声配信市場や、国内でのニーズの高まりを考えると、「ライブ配信機能」をいち早く提供した方がいいと判断し、当初の予定よりも半年くらい前倒しして市場に投入しました。
その結果、サービスを利用するユーザー数やアクティブ数の増加など数字の面でポジティブな反応があって、本当に開発してよかったなと思いました。さらに目の前のユーザーが楽しんで利用してくれていることもわかって、これは嬉しかったですね!
トークを新たなエンタメにしたい。サービスだけではなく文化を創っていく。
ーーこれからRadiotalkでどんなことにチャレンジしていきたいですか?
チャーリー:Radiotalkの“トークを新しいエンタメにする”という前提はぶらさずに、ユーザーがただ「楽しい」という消費されていくものだけではなく、新たな文化を創っていきたいと思っています。
そのためには、もっと気軽に音声配信をはじめられて、誰でも満足のいくトークができて、たくさんの人たちに聴いてもらえる仕組みがあって、トーカーとリスナーとのコミュニティがどんどん生まれていく、そんなサービスにしていきたいです。
サービス開発に終わりはなく、ユーザーに価値を提供し続けられるものづくりをしたい。そのために、開発組織やカルチャーをつくるために、引き続き全力を尽くしたいと思っています。
ーーRadiotalkのカルチャーで一番気に入っているところはどこですか?
▼Radiotalkが大事にしている組織マインド
チャーリー:断然「More Talk!」というカルチャーですね。Radiotalkでは職種関係なく、メンバー同士どんどん話そう、発言しよう、積極的にアウトプットをしていこう、というカルチャーを大切にしています。
それぞれが考えていること、経験したこと、学んだことをアプトプットすることで、社内はもちろん社会や技術コミュニティにも還元していけると思うんです。
自分たちだけで閉じこもらず、周りにどんどん伝えていく、このアウトプットのカルチャーが非常に気に入っています。
ーーこれは、Radiotalkのサービスの世界観にも通じるものがありますね。
チャーリー:そうなんです。Radiotalkのエンジニア社員は全員、積極的にエンジニアカンファレンスや社外の勉強会などで発表や登壇を繰り返し行なっています。このような機会も、日々漠然と開発をしているだけだと難しいと思うのですが、Radiotalkでは開発やサービスに対してチームで積極的に議論したり、特定の技術についてお互いに意見をかわす濃い経験ができるので、それがメンバーの知見となり、その後の発表や登壇につながっています。
技術開発と事業開発の両輪で走ることの楽しさを知ってほしい。
ーー雇用形態関係なく、本人が望めばそういったことにチャレンジできるそうですね。
チャーリー:正社員の他に業務委託のメンバーもいますが、いい意味で垣根はありません。まだまだメンバーも少ないので、業務委託の方達も立場は違ってもサービスのこと考えて一緒に行動してくれる仲間として迎えています。
実際に、当社の業務委託の方は、言われたことだけを黙々とやるというよりも、自走してくれる方が多い気がします。長いスパンで良いサービスを開発していくことに共感してくれている仲間が集まっています。
ーーRadiotalkにフィットしている人についても教えてください。
チャーリー:エンジニアとして技術力はもちろんあったに越したことはないですが、「トークや音声配信、ライブ配信って面白いな」と感じている方、会社のビジョンに共感してくれる方です。その上で、良いソフトウェアを作りたい、エンジニアリングが好きな方だといいですね。
また、開発だけをしたいというだけでなく、サービスのことを考えつつも、課題の発見や解決できるような方を求めています。今はできなくてもそういう風に成長したいと思っている方ももちろん大歓迎です。アーキテクト、テックリードと呼ばれるような責任を果たせる能力を身につけてもらいたいと思っています。
そのためには、さまざまな領域の技術開発を広く深く経験し学ぶこと、サービスやビジネスを理解することを大事にして、技術開発と事業開発の両輪で走ることの楽しさを知ってほしいと思っています。
CTO チャーリーこと斉藤の「More Talk! 」はいかがでしたか?
Radiotalkでは、サービスのビジョンに共感してくれる開発メンバーを積極的に募集しています。
興味を持ってくださった方は、お気軽にご連絡ください。
Writter & Photo:Kensaku Tsujita(Micro Good Project)
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