VTuberとは?
VTuberは「Virtual Youtuber」の略。すなわち、本人が直接出演するYouTuberと違って、モーションキャプチャー技術によって作られた3Dキャラクター(アバター)が出演するもの。
国内ではキズナアイやミライアカリなど、美少女系のVTuberが特に人気を博しており、キズナアイのYouTubeチャンネルの登録者数は300万人を超えるなど、市場として盛り上がっています!
今後は5Gなどの技術発展に伴って、世の中のコンテンツの動画シフトが進むことが想定され、VTuber業界も今後さらに盛り上がりを見せるのではないかと思われます。
YouTuberとの違い
VTuberはエフェクトやボイスチェンジャーを用いて架空のキャラクターになりきって動画配信ができます。YouTuberの場合は、顔を出して実写で活躍する人が多いです。
実写モデルや芸能人のYouTuberなどだと、スキャンダルなどがあったら広告案件が取り消しになってしまうビジネス的リスクがあります。一方で、VTuberの場合は見た目の変化もなく、スキャンダルなどとも無縁です。また、架空のキャラクターであるがゆえの親近感を持ちやすかったり、キャラクターづけがしやすく、愛着を持ちやすいという特徴もあります。
また、VTuberならではのアニメーションの追加などもできて、映像表現としても幅広いなど、ビジネス的にも芸術的視点でもVTuberならではの魅力がたくさんあります。
VTuberはなぜ注目されているのか
普及の背景として、デジタル化によって大容量のデータ通信が可能となりスマホが普及し、YouTubeやTikTok、配信アプリなどが大きく浸透したことが挙げられるでしょう。リアルタイムで大容量の動画データが配信されるようになり、それをネット環境さえあれば世界中のどこからでも見れるようになったのは、大きな生活スタイルの変化です。
YouTuberも人気職業となり、YouTuberや配信者から国民的タレントになった人も生まれてきました。VTuberのメリットは、なんといってもキャラクターであることです。
YouTuberの場合は、スキャンダルがあった場合や、何かCMや番組に出演できないことがあった際にスポンサーが損害を被ることになります。一方で、「中の人」が表に出ないVTuberであれば、もし何かあった際にも損失を抑えやすかったり、リカバリーがしやすいメリットがあります。YouTubeや配信の世界で稼いでいくためには、広告や投げ銭によるスポンサーが基本となります。
そういった意味で、実写YouTuberにありがちなリスクを下げられるVTuberはスポンサーにとっても配信側にとってもメリットが大きいのです。
VTuberの収益化の仕組み
VTuberが収益を得るにはさまざまな方法があります。
1.YouTube上での広告収益
2.投げ銭
3.ファンクラブやグッズ収益...etc
ここまで来るとトップレベルのVTuberですが、企業とのタイアップや広告キャラクターとして選ばれたりすると、より大きな額で収益を得られるようになります。
VTuberの将来性
YouTuberが爆発的に人気職業となったように、今後も、Web上でVTuberとして活躍していく人の数は増えていくと思われます。今後もデジタル化はさらに進みますし、顔を出さずにデジタル上で活動したいというニーズはあり続けるでしょう。
VTuberになるための技術がさらに発達することで、気軽にデビューできるようになったり、個性豊かなキャラクターもどんどん生まれてくるのではないでしょうか。一方で、VTuberが普及すればするほど、どんどんハイクオリティなライバルが生まれて、差別化をする難易度は上がってくるので、VTuberデビューをしたいなら早い方がいいかもしれません。
ビジネスにも早く取り入れた方が良いですね。
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