株式会社Nagisaで活躍するメンバーにスポットを当てるインタビューシリーズ。今回は、アルバイト入社からキャリアをスタートし、現在は運営Div.のリーダー兼ファンクラブ運営プロデューサーとして活躍する隈谷さんにお話を伺いました。
バンドマンからIT業界へ、そして漫画アプリのディレクターからファンクラブ運営の最前線へ。隈谷さんが10年のキャリアで辿り着いた「楽しさの正体」と、Nagisaが目指すファンクラブの在り方とは。
FunTech事業部 運営Div. マネージャー 隈谷佳毅
「漫画が好き」から始まったキャリア
── 隈谷さんは今年で入社10年目ですよね。まずは、Nagisaに入ったきっかけから教えてください。
21〜22歳の頃、アルバイトとして入社しました。当時は宮崎から上京して、仲間とルームシェアしながらバンド活動をしていたんです。でもバンドが解散してしまって、「仕事をしないとな」と思っていた時に見つけたのがNagisaでした。
当時は『ゼロコミ』という漫画アプリの単純なアップロード作業の募集で。「漫画が好きだし、面白そうだな」という軽い気持ちで応募したのが始まりです。
── そこから正社員になったのはどういう経緯だったんですか?
昔からコミュニケーションは得意な方だったので、自然と社員と対話することが増え、アルバイトメンバーをまとめる役割になっていったんです。その動きを見ていた当時の上司や社員の方が声をかけてくださって、正社員として採用していただきました。
その後は『ゼロコミ』のディレクターとして、作品の選定や売上の分析、アプリを伸ばすための施策などを担当しました。ただ、当時は大手出版社の自社アプリや海外資本のアプリが台頭してきた時期で、非常に厳しい局面でもありましたね。
変化を恐れない。「基礎」がわかれば応用できる
── その後、新規事業であるエンタメDXプラットフォーム『FAM』の立ち上げメンバーとして異動されましたよね。漫画から芸能へと領域が変わることに抵抗はなかったですか?
全くなかったです。僕は良い意味で、仕事に対して「これじゃなきゃ嫌だ」という執着がないんです。
それに、僕の中には「基礎構造さえわかれば、何事も応用できる」という持論があって。最初はイメージで、芸能事務所独特の作法がありそうで怖いなと思うこともありましたが、先輩の仕事の横で技術を学び、一つひとつ「何が求められているのか」という基礎を理解していくうちに、自然と動けるようになりました。
── 隈谷さんは配信技術にも強いですよね。
配信はもともと趣味でやっていたこともありますし、バンド活動を通じて音響機材の扱いにも慣れていたので、そこは強みになりましたね。
プロデューサーが担う「現場」と「設計」の全貌
── 現在のプロデューサーとしての役割についても教えてください。
国内の主要な芸能事務所様を担当し、俳優、アイドル、タレント、アーティストの方々のファンクラブ運営における企画・設計・プロデュースを一気通貫で行っています。
一言で言えば、「ファンクラブに関わる全ての設計と実行」です。 具体的な業務範囲は以下の5つに集約されます。
1. 戦略立案と収益管理
まずはビジネスとしての成立です。 所属事務所様と対話し、年間の催事を、どのタイミングでどう打つべきか。
数字の側面も絡めながら組み立てていきます。
2. ファンクラブ運営の最適化
「そもそもファンクラブとは、ファンに何を提供する場所なのか」を問い直し、日々の運用や入会導線を設計します。 事務所様の手が回らないような細かなユーザー体験(UX)の改善も、僕らの重要な仕事です。
3. イベント・グッズのトータルプロデュース
ファンクラブ限定イベントの企画、会場のキャパシティ調整、チケット販売管理、そして当日の現場監督まで。 グッズに関しても、単に作るだけでなく、コンセプトに合わせた撮影のディレクション、製造、販売ページの構築、発送管理まで、全工程を指揮します。
4. 「三方よし」の調整役
ファン、所属事務所やタレントの方々、そしてNagisa。 この三者の利害が一致する場所を見つけるのが一番難しいですが、一番やりがいのある部分です。 「事務所がやりたいこと」と「ファンが求めていること」を、バランスよく叶えることを理想としています。
5. リーダーとしてのマネジメント
運営部のリーダーとして、チームメンバーの育成や案件のフォローも行っています。 自分の案件だけでなく、チーム全体が滞りなくプロジェクトを完遂できるよう、常に目を光らせています。
── まさに「全方位型」のプロデューサーですね。 実際の1日の流れも教えていただけますか?
一例ではありますが、午前中は他のDiv.のリーダーや役員とのMTG、午後はメンバーとコミュニケーションを取ったり、自分が担当している案件を進めたりしています。
タレントさんの生配信が行われる日は、そのセッティングから本番の立ち会いまで行うこともあります。
プロデューサーであり、リーダーも務める隈谷さんの1日
週で見ると分かりやすくて、毎週火曜日と水曜日が全社共通の出社日なので、全員が出社するタイミングはマネジメントや会議に、リモート日は自分のプロデュース案件の深掘りや設計作業に使っています。
── 隈谷さんが考える、この仕事の面白さはどこにありますか?
「業界の最前線にいる」という特別感ももちろんありますが、僕自身が一番やりがいを感じるのは、現場での「接客の楽しさ」に近い部分です。
例えばファンクラブの入会ブースなどで、ファンの方の不安に答えて、納得して入会していただく。そして特典を手にした皆さんが笑顔で帰っていく。その瞬間、自分たちのやっていることが間違いじゃないんだということを実感するんです。
Nagisaが目指す「ファンクラブの番人」
── 今後の運営Div. 、そしてプロデューサーチームとして目指したい姿はありますか?
これまではシステムを提供する「SaaS」としての側面が強かったのですが、今後はより踏み込んで、「ファンクラブを伸ばすために何ができるか」を徹底的に追求したいと考えています。
ファンの方にとっても、タレントさんにとっても、事務所様にとってもフェアであること。もし運営が滞っているなら、僕らが「第三の事務所」のような立場で意見を言い、改善していく。いわば「ファンクラブの番人」として、満足度の高い環境を死守する存在になりたいんです。
── 最後に、これから一緒に働く仲間に期待することを教えてください。
僕が今、一番強く感じているのは「楽しんでいる人には勝てない」ということです。
ただし、ここでの「楽しい」は、単に「芸能界って華やかそう」という浮ついたものではありません。「なぜこれが面白いのか?」「なぜファンの方々はここで喜ぶのか?」を要素分解し、言語化できるロジカルな思考が必要です。
「感情」という正解のないものに対して、仮説を立ててロジックをぶつけていく。そのプロセス自体を楽しめる人と、ぜひ一緒に高みを目指したいですね。
社内イベントもMCとしていつも盛り上げてくれている隈谷さん。より多くの人を楽しませる企画や運営の実現のため、感覚だけでなくロジカルに「おもしろさ」を追求し続けている結果なのだと知ることができるインタビューでした!
株式会社Nagisaでは、エンタメの未来を一緒に創るファンクラブ運営プロデューサー・ディレクターを募集しています。少しでも興味を持ってくださった方は、まずはカジュアルにお話ししませんか?
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