【セルフケアの力でJ1リーグ3連覇へ】フィットネスブランド uFit が J1 リーグ所属の川崎フロンターレとクラブパートナー契約を締結
株式会社MAKERSが展開するフィットネスブランド ...
https://ufit.co.jp/blogs/news/kawasaki_frontale
株式会社MAKERSは、セルフケアグッズを販売しているフィットネスブランド「uFit」を運営しています。
「だれもが健康に意識を向け、予防が当たり前の世界をつくる」をVISIONに掲げ、フィットネス関連の商品企画、販売を行っております。
また、川崎フロンターレやジュビロ磐田を始めとしたJリーグやBリーグのチームと契約し、選手をコンディショニングの面からサポートしています。
今回は、インフルエンサーマーケティングやLPO、HP制作など会社のマーケティング施策を担当している早川 弘晃(はやかわ ひろあき)にインタビューをしました。
マーケティング担当の実際の仕事内容や、マーケティング担当として働く面白さや魅力について深掘りしていきます。
この記事では、
・就職活動をしている学生
・マーケティングに興味があり、もっと詳しく知りたい人
・実践的なマーケティングを学びたい人
におすすめです。
【この記事でわかること】
・マーケティングとはどんな仕事か
・uFitが行う「インフルエンサー×マーケティング」について
・マーケティング職に就くための勉強方法
▼プロフィール
WEB制作会社→ITベンチャー企業→独立後にuFitにジョイン。「筋トレは最高のソリューションである」を読んで筋トレを開始。体調・メンタルの睡眠の質の変化を実感しフィットネスの素晴らしさにハマる。目標はベンチプレスで100kgを上げること!uFitではマーケティングを担当。
自分たちが扱っている商材をどうしたらより多くの人に知ってもらい選んでもらえるかの施策を立てて実行する仕事です。
もう少し具体的に言うと、自分たちのお客様がどういう経緯で商材を知って購入してくれているのかを考え、そこからの購入をより増やせないかと考えたり、購入の妨げになっている理由を解消しようと考えて実行していく仕事です。
なので、仕事内容は扱う商材によって異なり、かなり幅広いです。
例えば、大手ならCMディレクションもそうだし、メジャーなところだと広告運用やオウンドメディアの運営、SNS運用、他にも店舗の調査など本当にたくさんあります。
自社で運営する『セルフケアブランド uFit』の製品の認知度を高め、選んでもらうための戦略の立案と実行です。
具体的には、
・インフルエンサーマーケティング 、プロモーション依頼、コンテンツの企画提案
・ECサイト広告運用(Google/Amazon/楽天)
・ウェブメディアへの掲載依頼
・自社メディアで有益な情報発信
などを行っています。
特に今はインフルエンサーマーケティングに力を入れていて、他の会社と比べてもインフルエンサーマーケティングをここまで深くやってるところはなかなかないんじゃないかと思います。
09:00 出勤
09:00~09:10 朝礼
09:10~12:30 インフルエンサーさんへの返信・対応
12:30~13:30 休憩
13:30~14:30 ホームページ、ECサイト広告運用、企画
14:30~15:30 インフルエンサーさんとの打ち合わせ
15:30~16:30 マーケティング戦略会議、雑務
16:30~18:00 新規リサーチとアタック
18:00 退勤
自社で商品を作っているので、この商品は誰にどんな価値を提供する商品なのか、それをどうプロモーションしてどう売れていくのかなど、その過程を伸びてるフィットネス産業の中で携われることができ、知れるのは、この会社ならではの面白さだと思います。
以前は制作会社で働いていたこともあり、扱っている商品は他社の製品で何社もお客様がいて、クライアントに納品が完了するとその商材やお客様との関係が切れてしまう仕事は、個人的には少し寂しい気持ちがありました。
でもuFitでは「売るだけ/納品するだけで終わり」ではなく、その前後にどんな施策を行ったのかを知っているので、会社の成長と個人の成長の両方を実感しながら働くことができます。
ブランドの成長や変化とともにマーケティングの仕事内容自体が変わっていくのも面白さの1つですね。
なので個人的にはuFitでのマーケティングの仕事は、制作会社や広告代理店の仕事よりも僕には向いていて、マーケティング業として関わるならこっちの方が面白いと思ってます!
代表の林さんがフィットネスや筋トレ、健康に対する理解が深いので、商品や事業自体にメンバーも「これは本質的に本当に必要だ」と思えており、みんな能動的に動いていることだと思います。
▼株式会社MAKERS代表の林さんのインタビューはこちらから
マーケティングをする上では「どう売るか」の戦略が大事なのはもちろんですが、結局のところは「何を売るか」というプロダクトや商材の中身自体が最重要だと思います。
なので、価値があると思っているものを広めることは、マーケティング職からするととても仕事がしやすいです。
uFitの仕事は、自分が心の底からいいと思えるものを広める仕事なので、やっていても楽しいです。
今は商品に興味がある人や購入を検討している人に対してのマーケティングは行えていますが、uFitの商品を知らない人やブランドを基点に認知をしている人に対して現状ではまだあまりできていないところです。
商品を購入してもらったら終わりではなく、そこからuFitはどんなブランドなのか、どういう想いを持っているのか、他にはどんなことを取り組んでいるのかなどを知ってもらい、お客様との関係をこれからもっと深めていけるようにしたいと思っています。
キャンペーンを実施してuFitをより多くの人に認知してもらうなど、現時点では直接購入に繋がらなくても何かあった時にuFitを思い出してもらい、選ぶきっかけになるようなPRの施策を練っています。
あとはもう少し商品開発にも関わっていきたいと思っています。
「こういう商品はまだこの世にないよね」「こういう人に対して既存の商品ではこういうソリューションがあるけど、うちがこういうものを作ったらそこに代われる商品になるよね」とかも考えています。
同じ月に別業界の2人のインフルエンサーさんとお仕事をすることになって、その2人の企画を明確に分けてアプローチした結果、そのどちらも企画が当たったことです。
その時、2人の業界の情報だけでなく、それぞれそのインフルエンサーさんの視聴者や支持している人にはどんな人が多く、今どんな状態なのかまで細かくリサーチした上で、企画を考えました。それがきちんと結果として成果になったので嬉しかったです。結果的には、その月の商品の売り上げが伸び、会社の中で最高月商になりました。
「この人にとって”気づき”があるのか」は意識しています。
インフルエンサーさんに対しても何かしらかで、この会社と関わって良かったと思ってもらえる仕事はしたいと思っていて。
例えば、以前インフルエンサーさんのリサーチをして気付いたことを伝えた時に、それが相手が認識していない”気づき”でインフルエンサーさんからすごく喜んでもらい、結果的にその企画が実現化したことがありました。
これはインフルエンサーさんだけでなく、一緒に仕事するメンバーにもそうなのですが、1つのアドバイスや気づきが、もしかしたら相手にとってはずっと役に立つかもしれないし、もしそうなればとても素敵なことだと思います。
そんな風に、自分たちの仕事をただこなすだけではなく、相手にも一緒に仕事をして良かったと思ってもらえるように心がけています。
あとは、1回知り合った人とは、長く続く関係を築いていきたいと思っています。
商品を渡して終わりではなく、何で作ったのか、何をやりたいのかをこちらから伝え、逆に相手のエピソードを聞いてそれに対して提案をしたりだとか、そういう密なコミニケーションをしていったら、その人の人生により深く関わっていけることになるし、そういうことを続けていったら面白いんじゃないかと思います。
ただ売って終わりは寂しいし、個人としてだけでなく、仕事をする上で事業としてもメリットがあると思うので繋がりは大切にしています。
それにあんまりドライなのは好きではないんです。(笑)
案件をお願いする時も、インフルエンサーさんに対して商品を広めるための手段ではなく、お客様だと思って接しています。
その人のためには何ができるか、何に悩んでいるのか、何で発信活動をしているのか、その人の軸は?視聴者さんとの関係は?など深くリサーチした上で、その人自身の魅力を引き出せるように、その人をユニークな存在として接して、企画を立案するようにしています。
そのために業界で分けて接しないことや、先入観を持たず、その人個人を見るようにすることを意識しています。
単に企画や打ち合わせの話をするだけでなく、なるべくインフルエンサーさんから商品を使ってみて実際どう思ったかなど、直接の声は聞くようにしています。
やっぱりマーケティングでは、プロダクトや商品がとても大事で、その中身や内容が良くなればなるほど、広げた時に効果や影響が大きくなると思っています。
そのためには、商品を広げることだけでなく、商品をより良いものにアップデートしていくことに対してもコミットメントするし、それこそが合理的だと思っています。
「マーケティングの仕事=売り上げを上げるためになんでもやる人」と自分の中で定義付けているので、そのためにできることがあれば幅広く行っていきます。
探究心がある人や人の気持ちを想像できる人だと思います。
マーケティング は結構忍耐強くないとそんなにすぐ成果が出る仕事ではないので、やり切る力がある人は多いと思います。
それに、知識だけなら調べれば出てくるし、本を読めば書いてあるし、けどそれらをインプットするだけでなく、自社や自分の仕事に置き換えた時に、その知識を使ってアウトプットできて成果につなげられるかが良いマーケターであって、それができている人はみんなある程度忍耐強さを持ってると思います。
自分がお金を払っている、もしくは自分の時間を割いているものの理由を考えることです。
自分のリソースが割かれているものの理由を考えることは、マーケティングの縮図が詰まっています。
スマートフォンでも仕事用の椅子でもなんでもいいのですが、この世に1つしかないわけではなく沢山の種類やものがあるのに、自分が今まで買ったものは、なんでそれを選んで買ったんだろうと考えてみたり、もしくはSNSでもゲームでも時間が経って、何で自分はこれにこんなに時間を割いているんだろう、自分はお金を払ってないけどなんでこのアプリは成り立っているのだろうと考えてみると、自分が誰にどんなマーケティングをされているのかが分かって面白いと思います。
そして、自分がお金や時間を割いた理由を自分の中で解明し言葉にしてみたり、同じジャンルで違うものを買った人に聞いてみると、一人一人同じ理由もあれば違う理由もあるため、それはもう実体に即したマーケティングを考えていることになります。
意外と日常の中にヒントがあるので、ぜひマーケティングの仕事に興味がある人は色々試してみてください。
純粋にお客様のことだけを向いて仕事ができることです。
会社などの組織に所属していると、どうしても社内の人や上司に気を遣って、気がついたらいつの間にかお客様ではなく、内側の人に対して仕事するようになることは案外よくあることだと思います。でもuFitでは、林さん自身がよく「お客様の方を向いて仕事しようよ」と言っていて、トップが言っているということもあり、社内にその文化や環境ができています。なので、変に社内に気を遣わないで済むし、コミュニケーションがとても取りやすいと思います。
それにお客様に対して自分は何ができるのかで脳内が埋まっている状態はすごく幸せなことだと思います。