「歌って踊れるSE」になれと言われ、駆け抜けた約14年間のエンジニアストーリー。社内イチのコミュニケーション力を持つ中村にスポットをあて、プライベートから業務内容まで幅広く語ってもらいました!
プロローグ
中村 札幌市出身 北海道職業能力開発大学校の生産情報システム技術科卒業。
小学生~高校生の頃は生徒会に参加したり、部活ではサッカーに熱中したりと学生時代を謳歌。
一つのことを始めるとハマり込んでそればかりをやり続けるタイプと語る中村、大学生時代からアーケードゲームにハマり北海道大会を勝ち抜き、全国大会への出場経験もある。緊急事態宣言下では家庭用ゲーム機にはまり、コントローラーを改造するほどだったそう。
北都システムには2009年に入社。学生時代に培われたコミュニケーションスキルを活かして現在は様々な開発を経験しながらメンバー育成にも携る。
就職活動での軸や、北都システムに入社された理由を教えてください
地元が北海道なのと、母子家庭だったのでなるべく遠く離れないところで働きたいという思いがあり、札幌に本社がある企業という軸で就職活動をしていました。
もともと情報技術系の学校なのでそういった仕事に進むという漠然とした想像はしていました。 そんな時に学校内の企業説明会で北都システムを知り、話を聞いていくうちに、この企業なら今まで学んだ事が活かせるし、自分がやってみたかったことに近いというのが率直な感想で、当時の先生に相談したところ良い会社だから受けてみなと言われ、北都システムの一社で就職活動を終了しました。
入社~現在までの業務内容を教えてください
新人研修を行った後、すぐに金融系のお客様先に常駐することになり、そこから8年間はSEとしてインターネットバンキングのシステムの導入や変更、保守などの業務を遂行、その後は開発として物流アプリや生産システムなど複数の案件に携わりました。
入社後すぐにお客様先へ常駐でしたが、なにかギャップを感じたりはしましたか?
エンジニアと言ったら開発というイメージだったんですが、実際に開発するという事はなくシステム変更や設計書のメンテナンス、お客様の要望を開発と調整して実際にリリースされたものを導入したりと、実はイメージしていたのとは少し違いました。ですが、今思うと自分に合っていたと思います。
現在は外務員用携帯端末システムのスマートフォンアプリ化におけるフレームワーク、デバイス制御部の設計、開発を担当しています。具体的には専用端末システムからスマートフォンアプリ化するため、現行はWindowsCE/C++で開発されていますが、次期ではAndroid/Javaで開発しています。
新しい案件に携わることで改めて気づいたこと、成長した点はありますか?
入社後8年間の常駐期間は社内のメンバーというよりも常駐先のメンバーとの接点が多く、気づかなかったのですが、現在の案件に携われたことで、北都システムの穏やかな雰囲気や働く環境の質の良さなどを含め、改めて働きやすさを感じています。
成長した点に関しては、これまで業務の中でお客様の前に立つことが多かったので、こちらの考えを伝える力、相手の意図を汲み取る力は伸ばせたと思います。
他にも、めちゃくちゃ勉強したのもあるのですが、プログラム能力、開発力は確実に伸びたと感じています!
北都システムの魅力、働く醍醐味を教えてください
色々なことに挑戦できるところですね!
新人からいきなり客先に行って任せてもらえたこともすごいと思いますし、本来はあまり責任のない仕事、簡単な仕事から、、ということが多いと思いますが、本当に色々経験させてもらえたので成長するにはとても良い環境だと思います。
エンジニアと言っても一人ひとりに適した業務があると思っていて、自分の場合は人の前に立って話す機会が多く、そういう役回りが得意だと感じました。人によっては入社してからやりたいことが見つかることもありますし、可能性がすごく広がりますね。
エンジニア職としての、楽しさはどのような点ですか?
やっぱり理系の人間としては、自分が作ったものが動くっていうのが何よりも楽しいです。
今開発しているものも身近なものが多くて、実際に端末が反応するのかどうか、自分でも何度も試しましたし、インターネットバンキングも自分で送金したりして(笑)こういったサービスを他の人たちが使っているのを見るのが醍醐味ですね。
自分に関しては、新たな醍醐味を見つけるため、SEはやりきったので今は開発を突き詰めていきたいと考えています。プログラミング言語も無限にあるのでどこまで突き詰められるか分からないですが、、(笑)
北都システムではどういった方が活躍できると思いますか?
コミュニケーションが取れることと、継続できることです。
もともとのコミュニケーションの土台があれば、何かあったときに相談できたり、一緒に解決することもできますし、継続にも繋がるのかなと思います。最初のうちは分からないことが多いですし、つらいこともあると思うのですが、そこでやめてしまうとつらいままになってしまうんです。続けることで本質が見えてきたり面白さがわかってくると思うので、まずは分からないままでも良いから、続けてみてほしいです。
今後の目標をぜひ教えてください
プライベートに関しては、痩せることとまたアーケードゲームで全国大会に出場することです(笑)
仕事は頑張りすぎないように、あとは、今後は自分のチームをもって、後輩も育てられるような人間になりたいですね。
エピローグ
8年間の駐在でSEを突き詰め、現在は開発案件に従事。
持ち前のコミュニケーション能力の高さで、お客様ともメンバーとも円滑に業務をこなしている。 昔の先輩から「歌って踊れるSE」を目指せ!と言われたというエピソードも納得なほどの明るさは北都システム内でもトップクラス。 今後は教育にも関わっていきたいという彼には、ぜひ話しやすい・頼りになる先輩として、社内を巻き込んでのムードメーカーとなってもらいたい!