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【社員インタビュー #5】ダンス同好会での縁が、今の働き方につながっている…入社4年目エンジニアにインタビュー

こんにちは。北都システム編集部です。

今回は商品開発部で自社プロダクトの開発をしている、入社4年目の久保さんにインタビューをしました。新卒社員として北都システムに入った当時を振り返りつつ、今、そしてこれからについてのお話です。

―新卒入社とのことで、学生時代の話と入社の経緯を聞かせてください

コンピュータを使う仕事がしたいと思って、高専でプログラミングやITの基礎、画像処理、AIなどを勉強、言語はSchemeとC、Javaを学びました。部活はダンス同好会に入っていました。お祭りなどでも踊っていたので、結構忙しかったですけど楽しかったです。
就職は北海道を出たくなかったので、札幌を拠点としているIT企業を探しました。学内企業説明会で北都を知り、福利厚生が充実していることや社員の雰囲気も良さそうだったので決めました。髙橋社長のあいさつの中で『髙橋さん、~ですか?と言われて…』というエピソードトークをされていたのが印象に残っています。この会社はフランクな感じなんだ!と思いました。

―縁があって入社、配属になった商品開発部について紹介してください

まずはどんなプロダクトを手掛けていますか?

医療・ヘルスケア関連が主で、「産科向け電子カルテシステム」、「座りっぱなしモニター(座位時間の管理と運動の促進)」、「トレプロアプリ(デイサービス利用者のリハビリ結果の記録等)」などを開発しています。他にも医療とは全く関係ありませんが「俳句・和歌用語集スマホアプリ 細石」も手掛けています。

開発環境について触れると、トレプロや細石のスマホアプリ版はクロスプラットフォームFlutterを使用しています。トレプロはWebアプリ版もあるので、こちらはReactで開発しています。ReactはWebサービスやアプリのUIに特化したフレームワークで、世界的なSNSやサービスでも利用されています。

―部の雰囲気について教えてください

フランクな雰囲気です。“技術者集団”って感じですね。居室で会話が盛り上がるというよりは、部内のMattermostというチャットツールでわいわいやりとりしています。たまにリアルでワイワイしたい気持ちもあります(笑)
ただ在宅勤務や遠隔地の人もみんなで参加できる今のコミュニケーションスタイルが合っているとも思います。話題は技術関連が中心で、例えば「Twitterで〇〇がサーバ落ちしたとトレンド入りしている」とか、今話題の「ChatGPTが業務でどこまで使えるのか」といったやりとりをしています。

業務で言うと、「〇〇がしたい」といえば大体話が通りますし(笑)、新しい技術を使って開発することも多いのでフットワークが軽いとも言えるかもしれません。

―チーム単位ではどのように仕事を進めていますか?

私がメインで作業している電子カルテシステムについては、メインメンバーは2人でバックエンド・フロントエンドにわかれて開発しています。私自身はフロントエンドを担当しています。今担当しているプロジェクトでは、商品開発部としては初めての技術を使おうとしているので、小さな機能単位で課題を立てて、メンバーと相談、勉強しながらその機能を作って課題をクリアしていく、という感じです。

―久保さんの普段の業務について教えてください

電子カルテシステムの開発をメインに作業しながら、たまに細石の更新作業をしたり、トレプロの更新・不具合修正をしたりしています。広報的な活動として、twitter、技術ブログもやっています。

部のTwitterアカウント(@HSC_MS)の運用を自分が担当しています。少し前までは毎朝twitterを更新するのが日課でしたが、なかなか技術的な話を140文字に詰め込むのはむずかしいので、技術ブログを立ち上げました。いまはブログの更新を頑張っています。

技術ブログ:https://zenn.dev/eri_h


「細石」を操作する久保さん。細石は入社1年目でプロジェクトに抜擢された思い出深いプロダクト

―振り返ってみて、就社1年目と4年目の今では仕事に対する考えも変わりましたか?

1年目は社会人としても技術者としてもとにかく勉強、勉強という感じでしたが、3年経って社会人としての知識もついてきましたし、技術者としてもある程度自分がやりたいことがはっきりしてきて、そこに向かってできることをやっていこう!という段階に入ったかなと思います。あとは1024という数字に対して、前までは中途半端な数字と思っていましたが、最近はキリがいいと感じるようになりました(笑)

(編集部注:コンピュータの世界では数字を2進数で考えます。1024を2進数に直すと(10000000000)₂となるのでキリ良く感じます!)

―4年目の今、苦労や課題に感じることを教えてください

ユーザの立場になって考えるということが意外と簡単ではなくて、失敗したなぁという経験が結構あります。パソコンやスマホの操作になれていない人の目線になるのが難しいというのは想像できると思うのですが、慣れている人の目線になるのも、技術者だから知っている知識というのが邪魔してくるので意外と難しいです。例えばトレプロをリリースした後にユーザから「こういうのは使いにくい」と指摘されて、自分でも確かにそうだなと納得することもあります。

あとは作業に集中しすぎて周りの状況がわからなくなることも過去にあったので、こまめにメンバーと会話するように心がけています。パソコン作業で首、肩、腰に負担がかかるのでそのケアも大変です(笑)

―苦労や課題を感じながらもこの仕事を続けられているのはなぜでしょう

好きだから、というのが一番大きいです。単純ですが…(笑)
将来的にやりたいことがある、目標としている人がいる、というのもあります。学生時代のダンス同好会創設者で、今では子供向けのダンスサークルを運営する2個上の先輩なんですが、人としてこうなりたいという目標です。先輩の行動力や決断力を見て、それまでの自分ではできなかったことを積極的に挑戦していくようになっていきました。

普段はデスクに推し(でんぱ組.inc 古川未鈴さん)のアクリルスタンドを飾ったり写真を持ってきたりしていて、好きなものに囲まれていると頑張れます。


―最後に、今後どんな仕事に挑戦していきたいですか?

学校や地域のこどもたち、それに関わる人たちを支えることに技術を使いたいと思っているので、そのために必要な知識や技術を身につけていきたいです。今はまだ経験も浅く、具体的にどういうものを作ればよいのかあまりわからないので、それがわかったときに実現できるだけの力をつけておきたいです。

「推し」THE仮面ライダー展での1枚

―編集部よりインタビューを終えて

実は入社2年目で7つのプログラミング言語を覚え、先日は化粧品検定2級を取得している久保さん。好奇心やバイタリティに富み、肩肘張らずに楽しみながら日々挑戦する様子が伺えるインタビューでした。時にユーザから開発した機能の使いにくさを指摘されたという話でさえも、真摯に意見を受け取って前向きに頑張っていこう、という気持ちを感じました。

最後に、今年で4年目となった久保さんですが、今年は何はダンス同好会の後輩が新たに商品開発部に入社しました!縁を感じずにはいられないですね。

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