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高校生×俳句!自社開発の俳句用語アプリを俳句甲子園に協賛【イベントリポート】

こんにちは。北都システム編集部です。

先日、自社開発した俳句・和歌用語アプリ「細石」を、俳句を嗜む方に知ってもらおう!ということで第25回俳句甲子園に協賛しました。今回はその模様についてレポートします。

そもそも俳句・和歌用語アプリ「細石」とは

本題に入る前に、かんたんにアプリのご紹介をします。通常俳句に必要な季語は歳時記と呼ばれる分厚い書籍で調べますが、重くて持ち歩きには向いていません。細石なら季語はもちろん関連語句約5万語をアプリ1つで検索できます。

約5万語の語句を搭載しながらも、さくさく検索できる操作性にこだわって作っています。
Android/iOS、どちらのOSでも無料でお試しできますので是非触ってみてください!
(細石の開発は開発・テスト工数の削減やスピード感も考慮して、クロスプラットフォームFlutterを利用しています!)


俳句甲子園(全国高等学校俳句選手権大会)とは
俳句甲子園は、NPO法人俳句甲子園実行委員会が主催、愛媛県と松山市が共催しています。甲子園という名の通り、高校生が事前に提出した句について5 vs 5のチーム戦でディベートします。審査員が『作品の出来(作品点)+ ディベートの出来(鑑賞点)』の合計で採点・判定し、多く旗が上がったチームが1勝です。


なぜ俳句甲子園に協賛したのか
元々細石はリリース時に専門雑誌やWeb広告を展開しただけで積極的に露出していませんでしたが、新たに俳句甲子園協賛を企画した理由が3つありました。

1. 俳句に熱量がある人がリアルに集まる場でお披露目できる
2. シニア層だけでなく、若年層が集まる
3. 社会貢献につながる

俳句アプリの開発のきっかけは、ビジネスとしてではなく俳句や和歌と言った古語をこよなく愛する創業者の「ユーザとしてともかく使いやすい用語アプリを作りたい」という想いがありました。そこで創業者以外の想定ユーザの反応を見ることで、より一層使い勝手をよくしたり今後のプロモーションの参考にできると考えたからです。


エンタメ性と教育のバランスが絶妙な俳句甲子園
俳句は一見ハードルが高く感じます。ですが俳句甲子園の魅力の1つである“ディベート”のテンポのよさもあって、俳句に詳しくなくても引き込まれてしまいます。

というのもディベートは制限時間内に的確な質問や回答をいかにできるかが勝負のため、間延びしません。あっという間に試合が終わります。

ディベートの始まりは句の解釈に関する質問がほとんどで、まず前提をすり合わせます。

そこから『こういう表現の方が適切では?その表現はもったいないのでは?』と問いかけ、守る側は反論します。闇雲に否定することはなく、建設的、発展的な議論を交わしています。

もちろん時には白熱し、お互いに力を出しきれていない時には審査員がアドバイスしたり励ます場面もありました。

高校生がのびのびと俳句を楽しめるのは、多くの大人によるサポートも大きいと感じました。


大会を振り返って
特に今年はコロナ禍の影響で3年ぶりの現地開催となり、高校3年生にして初めて聖地に立った高校生の喜びもひとしおといった様子でした。試合後は勝敗を超えて、やりきった達成感や負けた悔しさ、来年へのリベンジに燃える生徒、様々でした。全力で俳句に取り組む高校生を見ていると、大会OBやボランティアなどが多くの時間を費やし、25年間俳句甲子園を守り続けている理由が分かった気がします。

ちなみに細石は準優勝の海城高校にお渡ししました。
全員が3年生で『絶対優勝する!』という意気込みにあふれ、決勝戦はまさに激闘でした。
本当にお疲れ様でした。とてもかっこよかったです。

俳句を楽しむ若者に、弊社も何ができるか、改めて考えた大会でした。
最後に、シンプルにとても面白い大会なので有観客試合になったらお近くの方はぜひ現地に行ってみてください!

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