HapInSでは、AIを特定の専門職だけのものと捉えず、誰もが日常業務の中で扱える状態をつくることを目的に、社内での活用を段階的に進めてきました。
今回は
・7月:動画視聴と議論を中心にしたライトな勉強会
・8月:Claude Codeを使ったハンズオン形式の実践会
という二つの取り組みを振り返り、そこで得られた示唆を整理します!!
取り組みを通じて見えてきたこと
AI学習は、“重い教育”ではなく“軽い接点づくり”のほうが定着しやすい
7月は、YouTubeに公開されているAI関連イベントを
オフィスで一緒に視聴するパブリックビューイング形式で実施しました。
特別な準備や教材を用意せず、
「気になっているテーマの動画を一緒に観る」
というシンプルな構成でしたが、
- 「この観点は業務に応用できそう」
- 「このプロンプトの考え方は使える」
といったコメントが自然に生まれ、
学習よりも “AIの話題に触れる習慣” が形成されていく兆しがありました。
これは、情報量よりも接触頻度が重要であることを示す結果です。
触ることで、“使い道の想像”が一気に進む
8月は、Claude Codeを使ったハンズオン形式。
オンライン・オフライン合わせて数名が参加し、
それぞれが自由にアプリケーションを制作しました。
1〜2時間の短時間でも、
- TODOリスト
- ミニゲーム
- ECサイト
- カレンダーアプリ
など、実際に動くプロトタイプが複数完成しました。
非エンジニアの私の感想としては、正直「コード触るの怖いな…」くらいのテンションで始めたのですが、Claude Codeは想像以上に扱いやすく、開始からすぐにその不安はほぼ消えました!
ざっくり「こういうデザインにしたいです」と伝えると、すぐに画面が更新されていくので、「え、こんなに早く形になるんだ?」と何度か普通に驚きました。
仕組みを理解しきれていなくても、 “とりあえず触れば前に進む”感じがあるので、コードに対する抵抗感がふっと軽くなった気がします。
非エンジニアにとっても「最初のハードル」をかなり下げてくれるツールだと感じました!
職種によって、得られる学びの種類が異なる
今回、参加者の背景はさまざまで、
非エンジニアとエンジニアでは学びのポイントが異なっていました。
- 非エンジニア
→「自分でも実装できた」という成功体験 - エンジニア
→「AIが生成するコードのパターン観察」「実験の高速化」という技術視点の学び
同じ環境でも得られる価値が違うため、
“共通体験”をつくる意義が確認できた点は大きな収穫でした。
取り組みが生んだ変化
成果物を共有することで、認識が“自分ごと化”する
6月のハッカソンから続く今回の勉強会を通じて、
AI生成AIを業務で試してみた人が圧倒的に増えています。
特別な施策というより、
日常の中でAIを使うことが当たり前に近づいている感覚があります。
また短時間で作成されたプロトタイプを見せ合う時間では、
「こんなこともできるのか」という認識共有が自然に進みました。
- 自分が思いつかなかった使い方
- 他の人のプロンプトアプローチ
- デザインの生成過程
など、個人の試行が共有知として広がるきっかけにもなっています!
個人の興味が、次の企画のヒントになる
アンケートでは以下のような回答がありました:
- 「チャットボット/エージェント開発を試してみたい」
- 「V0を触ってみたい」
- 「テストコード生成を業務で使う可能性を探したい」
これらは、次回のテーマ設定にそのまま反映できる“企画の種”になりますし
個々の興味が自然と“組織として取り組むべき方向”に収束していく流れも見えてきました
今後取り組むべきこと(内容相談)
触ってみる実験から、業務課題の実験へ
これまでの2回は「接点づくり」と「体験」が中心でした。
今後は、
効果的な指示パターンや再利用可能なテンプレートを
社内で集約し、誰でも使える形にしていきます。
ツールの比較検証と使い分けの基準づくり
Cursor・Claude Code・V0 など、
触る人が増えたことでツール選択の幅も広がっています。
次のステップとして、
「どのツールを、どの目的で使うか」
の判断基準を整理し、社内で共有する計画です。
まとめ
HapInSのAI活用は、
大きなプロジェクトというより、
小さな接点を積み重ねて文化を育てるプロセスとして進んでいます。
- 観て学ぶ
- 話して共有する
- 触ってつくる
という流れから、
今後は「業務に組み込む」という段階へ移行します。
AIを“特別なもの”ではなく、
業務プロセスの一部として自然に扱える組織を目指し、
引き続き取り組みを続けていきます!!!