Suprieve Holdingsとして新しいビジネスのあり方や社員のアイデア・可能性・ポテンシャルを発見するために開催されるビジネスプランコンテスト。
今回は2023年度に最優秀賞(第1位)を獲得したCA事業部の薮谷さんに直撃インタビュー!
同コンテストを通じて得られた経験や気づき、学び、成長できたことを赤裸々にお話し頂きました。
今回はそのインタビューの後編をお届けします。
何度挑戦しても「伝える」のは難しい。どうすれば人の心に届くのか。考え続けた。
■3回目のチャレンジでは、どのようなビジネスプランを企画したのでしょうか?
薮谷:
今の事業部でやっている業務と近いものなのですが、
体育会系の学生に向けたオンラインでの就活カフェのようなコミュニティーを作る内容です。
「人材紹介」「体育会系」「就活カフェ」の3つを掛け合わせたことが工夫した点で、
1回目、2回目の反省を活かして実現性にもポイントを置いて企画しましたね。
■この企画を考えるにあたって、参考にした書籍やエンタメ、他などはありますか?
薮谷:
既に就活カフェを運営している会社のホームページを調べてビジネスの枠組みを理解するようにしました。
あとはYoutube。新しいビジネスや事業を企画してエグゼクティブ層から出資してもらう内容のコンテンツをチェックしました。
昔で言う「マ●ーの●」ですね(笑)
■なるほど。その中でも一番の推しポイントは?
薮谷:やはり体育会系学生の領域に絞って企画したところが差別化できたポイントかと思います。
■薮谷さんが関わることでこの領域に絞った企画への影響力は?
薮谷:
企業との打ち合わせを重ねる中で特にニーズが高かったのは体育学生だったんですよね。
ですから体育学生にフォーカスしたサービスがあればもっと価値を感じてもらえるのではないかと考えました。
自分もサッカーをしていた人間なので、より近い部分で事業を運営していけるだろうなと思いましたね。
■薮谷さんが考える体育会系学生の魅力とはどういったところにあるのでしょうか?
薮谷:
スポーツは勝つことや記録を目標に技術を高めあうものなので、
目標に向けてやり切る力や粘り強さが養われ、備わっている部分ではないでしょうか。
■審査員は何名いらっしゃったんでしょうか?
薮谷:
社長や部長の役員の方々、5名ですね。
Suprieve Holdings全体の役員の方で構成されていました。
ファイナリストは3名が審査されるという形ですね。
■審査時間は?
薮谷:
持ち時間が20分でスライドを自分のタイミングで変えていく流れですね。
発表を終えた後は別の方のプレゼンがあり、その後全体発表で結果が出るという流れでした。
■今回の反省点は?
薮谷:
3回目でしたがやはり伝え方は難しいなと。
毎年実感したことですが話すテンポや伝え方は気をつけていてもなかなか修正ができませんね。
他の方のプレゼンも聞きながら、この方は抑揚の付け方が上手く、
内容がわかりやすいなと感心するすることがありました。
■プレゼンを通じて得られた気づきや学びは?
薮谷:
話の展開や順番ですね。
どういう話し方、見せ方が伝わるのか。
視覚的なものも聴覚的なものも、どうすれば響きやすいのかを考えることが大切だと学びました。
他のファイナリストのプレゼンに耳を傾け、気づきや発見を得る。その姿勢が成長をさらに後押しする。
受賞した喜びと自信が、今のボクを突き動かす原動力になっている。
■資料の作成はどれくらいの期間が必要だったんでしょうか?
薮谷:
9月にエントリーして12月の半ばが本番だったので3ヶ月くらいですかね。
早めに作って、寝かせて、見直して修正するようにしていました。
一次審査は資料提出のみで合格すれば、2次審査までに資料の修正はしていいので、
気づいたことや修正点を反映させてブラッシュアップしていきました。
見直すとやっぱりここは足りないなっていうのがたくさんあるんですよ。
事業部長にも内容をチェックして頂いて改善できる部分は積極的に見直すようにしました。
事業部長も僕と同じように内定者の時からエントリーされていた方なので、
経験者目線でアドバイスを頂きました。
■それは心強いですね。
具体的にはどんなことを指摘されたのでしょうか?
薮谷:
実現性と理想のバランスですね。
この会社でやるのか?やる意味はあるのか?本当にできるのか?
みたいなところを色々とご意見頂きました。
■そうしたアドバイスやプレゼンをしたことで仕事に活かせるようなことはありましたか?
薮谷:
そうですね。プレゼンから伝える力を学んだので、
学生と面談する上で、どんなことを理解しているのか。
何がわからないのかということを意識するようになりましたね。
■そうした苦労と頑張りが結びついて最優秀賞を受賞されたんですね。
結果発表を受けた時の率直な気持ちを教えてください。
薮谷:
ありきたりな言葉ですけど、すごく嬉しいという想いでした。
3年目の正直で、目標にしていたことがようやく叶ったので、
これまで苦しかったことや悔しかったことも思い出して泣きそうになっちゃいました(笑)
■周りの人から祝福の言葉はありましたか?
薮谷:
多くの人に言葉を頂きました。
特に嬉しかったのがやはり一番お世話になった事業部長です。
これまでの悔しい想いもご存じですし、今回のコンテストでもたくさんアドバイスを頂いたので。
事業部長も泣いてくださったことに感動しましたね。
ようやく恩返しができた感じでした。
■結果でお返しすることができたのは本当によかったですね。
おめでとうございます。
最優秀賞を受賞したビジネスプランは本当に事業がスタートするのでしょうか?
薮谷:
今の内容ではすぐに立ち上げできるビジネスではないと指摘を受けているので、
内容をブラッシュアップして実現性が高まればスタートできる可能性があります。
その時が来れば、責任者になれるチャンスも生まれますね。
ちなみに所属しているCA事業部は、
事業部長が元々ビジネスプランコンテストでエントリーした企画で、
そこからカタチになった事業なんです。
いわばこのコンテストのビジネスモデルとも言えます。
また、事業立ち上げではないですが、採用に関するプランを立案した方が、
ホールディングスのグループ会社で勤務していらっしゃいます。
提案した内容に近い場所で働いているケースは多いです。
これもホールディングスの強みと言えますね。
■なるほど。ちょっと気は早いですけど、次に考えているプランとかもあるんですか?
薮谷:
ゆくゆくはスポーツに関する仕事がしたいと思っています。
1年目、2年目で提案したビジネスプランになってしまうんですが、諦めきれません。
スポーツを通じて発信できるような仕事であったり、プロスポーツであれば、
ファンの人とチームを繋げられるような仕事がしたいと考えています。
一歩も二歩も受賞には届かなかったプランではありますが、
今回最優秀賞を取れた喜びと自信が、自分自身を突き動かす原動力になっていますね。
■話が前後するんですが、薮谷さんはなぜEvandさんに入社したんですか?
スポーツに関するビジネスなら他社も選択肢に入れた方が実現は早そうな気がするんですが。
薮谷:
もちろん就活の時はスポーツ用品のメーカーもエントリーはしたんですが、
途中でモノを売りたいわけじゃないと感じて途中で辞退しました。
自分がやりたいのはスポーツを支える現場のスタッフだということがハッキリしたんです。
でもその時に都合よくそんな求人はなく、
そこで自分が本当に進べき道は何なのかを真剣に考えるようになりました。
焦りももちろんあったと思います。
そこで出した答えは、なんでも経験して、チャンスを掴めるようになろうということ。
今はその機会が得られなくても色々できるようになれば、
最終的に自分がやりたいことができるんじゃないか。
そう思って色々な事業部があり、チャレンジ精神を歓迎してくれるEvandを選んだんですよ。
■なるほど。
薮谷:
もう一つ、Evandは人を見てくれる会社であったのが自分にとって惹かれたポイントです。
応募時や面接の対応、どれをとっても応募者を大切にしてくれている、
自分をしっかり理解してくれようとしている
そんな姿勢を強く感じたので入社を決めましたね。
■先日、石田社長にもお話をお伺いしたんですが、とりあえずやりたいことがわからない人は
Evandにいらっしゃいと仰ってたんですよ。薮谷さんにも当てはまる言葉だと改めて思いました。
薮谷:
本当、その通りですね。
■最後になりましたが、今後ビジネスプランコンテストに挑戦する方に向けてメッセージを頂ければと思います。
薮谷:
私は毎年エントリーして3回挑戦したんですけど諦めずにやり抜けたことがよかったと思います。
その過程で色々な人に協力を頂きながら、人の繋がりを強く感じられ、
挑戦できる環境であることを実感できたし、自分で動く大切さも学べました。
大人になると仕事に追われて、本当に自分がやりたいことが何なのかを本気で考える時間は少なくなりますが、
コンテストにエントリーすることで自分のキャリア形成に繋がるモノを見つけられると思います。
ぜひ挑戦して欲しいですね。
■心強いメッセージありがとうございます。本日はありがとうございました。
薮谷:
ありがとうございました!
あっ、さっきのドラマのタイトル教えてくださいね(笑)
最優秀賞も結果に過ぎない。本当に大切なのは受賞することで自分自身がひと回りもふた回りも成長すること。
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