- Webエンジニア
- 新規事業企画・開発
- Engineering
- Other occupations (1)
- Development
- Business
BEENOSグループの2020年度新入社員は13名。入社から半年が経ちました。
今までと全く異なるのは、彼らが「オンライン入社」しているということです。BEENOSでは、コロナウイルスの影響が出る前から、遠方の学生を対象にオンライン選考を導入していたため、採用選考において大きな影響はありませんでしたが、選考から入社まで、入社から研修、配属後も実際に一度も会えてない人もいるという状況が続いています。そんな中でもオンラインでもできること、オンラインだからできることを考え様々な取組みを実施していますが、今回は新卒にフォーカスし、先日行われた「新卒BEELT」(ライトニングトーク会)についてまとめてみました!
オンラインだからこそコミュニケーションスキルが上がった??
BEENOSグループ2020年度新入社員の13名を集めてBEELTを実施。今回のテーマは「入社してからの学び」でした。オンライン入社してから半年が経ち、それぞれの学びや気づきを共有しようということになりました。技術的な成長や、ビジネスに関する気づきも多くありましたが、今回共通してみんなが気を付けていたことは「相談のタイミング」や「相談の仕方」でした。これはオンラインならではだと思いました。メンターやチューター、先輩社員も「どうしたら彼らが質問しやすくなるだろう」ということはオンラインになって、より考えたのではないでしょうか。
新卒のメンバーは、それぞれ質問する際のルールを決めていたり、どういった配慮をすればいいのかなど考えていて、実際出社して過ごすよりも工夫を重ねてコミュニケーションをとっていたように感じます。実際にBEENOSグループでは「配慮はしても遠慮はせずに質問しよう」ということを入社当初から伝えています。先輩社員たちの工夫もあり、もくもくと作業しながらいつでも発言可な「もくもくオンラインルーム」をつくっていたり、コミュニケーションツールで導入しているSlackで自分のlogチャンネルをつくり、Twitterのようにつぶやき、周りの社員たちがコメントするような文化もできています。このlogチャンネルから始まったプロジェクトもあったようで、出社しているときに起こるような雑談からのプロジェクト化みたいなものが、オンライン上でも始まっていました。オンラインだからこそそれぞれが工夫し、いつもと変わらない、もしくはそれ以上にコミュニケーションがとりやすくなった部分もあるかもしれません。
LTを盛り上げる濃いキャラと、コメントスクリーン
実は今回のBEELT、グループ新卒として初の合同イベントで、初めましてのメンバーもいました。そんな中LTがスタートしたのですが、LTはやはりキャラが出ますね!自由度が高いLTだと、自己紹介や発表の仕方などでキャラが爆発します(笑)今回コメントスクリーンというツールを導入してみたので、その効果もあり、LT中にたくさんのコメントが画面に流れました。そこでやたらと盛り上がる共通点が見つかったり、ツッコミや共感があったりと、盛り上げるツールとしてはとても良かったと思いました。はじめましての状態でも、同じ新卒という仲間が集まって共通のテーマについて話すことで、グッと距離が縮まりました。
▼LT後とったアンケートでは以下のようなコメントがありました。
・何かについて話すことが面白いと感じた
・自分と異なる業務や知見を得れた
・様々な意見を複数聞くことができ、とてもためになった
・発表中もコメントが流れて面白かった
・新しい出会いだった
・共通の趣味や好みなどがあれば仲良くなりたいと思ったり、「なぜこんなバックグラウンドを持った人がBEENOSに!?」と感じる自己紹介もあるので、もっと多くの方とオンラインでも交流がしたい
懇親会では「より相手を深く知る!」オンラインカードゲームを実施
オンラインで懇親会を行う際、一番迷うのがコンテンツや話すテーマでした。自由に話すことは可能ですが、オンラインの場合の悩みは、バラバラに複数の会話がしずらいことです。なので今回はBEELTの目的であった「お互いを知る」ということにフォーカスし、オンラインカードゲーム「Value card online」を実施しました。
「Value card online」は相手の大事な価値観を知ろうというもので、カードを引き、自分の価値観と一番遠いカードを捨てていき、最後に残った5枚の大切にする価値観をチームメンバーに共有するという内容です。カードの内容には「愛」や「友人」、「積極性」「思いやり」など様々なものが含まれます。ゲームを進める中で、「え!!それ捨てるんですか!?」と意外性があったり、「それ捨てて大丈夫か!??」と心配し合ったり(笑) はじめましてのメンバー同士でも盛り上がり、ゲーム中に質問をし合ったりと、盛り上がりながらそれぞれを知ることができました。今まで捨てたカードが自分にとって大事なものでも、他のメンバーにはもっと大事な価値があったりします。正解もなく、勝ち負けもないカードゲームですが、それぞれが大事にしている価値観を知り、普段の会話ではなかなか知れないその人の本質を知れるような機会ができました。今回は新卒同士で行いましたが、チームメンバーや上司部下の関係で行っても面白いと思います。より「Value card online」の効果が出るのではないでしょうか。ゲーム中の会話や、言動からその人の意外な一面が見え、今までとは別の面からその人を見られるかもしれません。そうなると、信頼感が増し、多少の欠点は目に入らなくなったりと、「嫌だな」と思っていたことも許せるようになる可能性があります。またその際に適切なコミュニケーションがとれるようになるはずです。昨今、組織の成果や学びにつながる要因として、心理的安全性 という概念が注目されていますが、組織のなかで、メンバーそれぞれが、自分の考えや感情を安心して気兼ねなく発言できると感じられる状態を高めるための一歩として、それぞれの価値観を知るというのはとても重要なことだと思いました。
▼実施したメンバーの感想
・短い時間で大事なものを取捨選択する決断をするという面白いゲーム
・ゲーム中に会話も生まれ、それぞれのことを知れて新しい発見があった
・一人ひとり、なぜそのカードを選んだのかを聞くことは面白い
・もっと時間をかけてじっくりやりたい
継続的なコミュニケーションを。
今回のケースは一例ですが、BEENOSのオンラインコミュニケーション企画は続けていきます。オンラインであってもコミュニケーションが活発であり、そしてそこからイノベーションが生まれるような文化をつくっていきたいです。新しい価値を創出していくこと、試行錯誤を通して失敗から学んでいくことは、いずれも職場における心理的安全性によって促進されるものだと思います。意識的に促進していけるようBEENOSの挑戦は続きます!!