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「転職しても一緒に働きたい人」と考えて、最初に思い浮かんだ。【リファラル採用インタビュー】

フォーデジットでは新しい仲間を探すために、リファラル採用を活用しています。リファラル(referral)とは、紹介・推薦のこと。自社で働いているメンバーを通じて、知人や友人を紹介・推薦してもらう採用手法がリファラル採用です。近年様々な企業で取り入れられ、フォーデジットでも積極的に活用中。たくさんの仲間がリファラルで入社してくれました。

そこで、実際にリファラル採用でフォーデジットへ入社したメンバーにインタビュー。リファラル採用の良さってどんなところ?どうやって紹介したの?入社の決め手は?リファラル採用についてとことん語ってもらいました。

紹介した人(左)
西本 泰司 NISHIMOTO Taiji - 2016年入社
Communication Design Div. シニアディレクター
紹介された人(右)
氏家 浩史 UJIIE Hiroshi - 2018年入社
Communication Design Div. シニアディレクター

Facebookで帰国を知って、すぐに連絡した

— おふたりの出会いと、当時の印象をおしえてください。

西本:前職で出会いました。当時の印象と言っても出会いはだいぶ前で、うじーがまだ学生アルバイトだった頃から知っているので…。
うじーは小説や映画などのいわゆるカルチャーに造詣が深くて、知識量と情熱が異常。自分の愛するものに芯があり、スタイルをしっかり持ってる人という印象でした。クリエイター気質でエゴイスティックなのかと思うとそうじゃなくて、周りの気遣いばっかりしてる。かと思えば細部に偏執的にこだわるし…よく分からない人です。

氏家:西本さんに前職で出会ったときには、結構怖い印象がありました。コミュニケーションの取り方が他の人とはどこか違っていて、初めは少し変わった人かと思いましたが、実際のところはかなり変わった人だったという感じです。
西本さんは当時社内で誰もやっていなかったフレームワーク、例えばワークショップやインタビューの手法を、勝手に調べて、試し、案件で実践していました。それでも案件が炎上したり、クライアントと関係が悪くなったりするのを、これまで一度も見たことがなくて。次々と新しい領域に進んでいく中でも、シミュレートしてベストな対応をしてる。そういうの本当にすごいなと思ってます。

西本:うじーって基本、めっちゃ人を褒めるんですよ(笑)。

— どのようにリファラルのアプローチをしたのでしょうか?

西本:うじーは前職を辞めた後、1年間アメリカへ好きなカルチャーを巡る旅に出ていました。日本に戻ってくることをFacebookで知って、話したかったのが半分一緒に働きたかったのが半分で、食事に誘いました。
正直なところ、アメリカに行って職業としてのクリエイティブ業界には興味をなくしているかもしれないと思っていたので、ダメ元でアプローチしました。なんか僧侶になるかもとか言ってたよね。それはそれで面白いと思ってたけど(笑)。

氏家:人生かけて貯めた貯金をアメリカで全て使い切って、やりたいことをやって、もう今死んでも悔いはない!という状態でした。その後のことは何も決めてなかったです。

この人の近くなら、まだまだ学べることがある

— 氏家さんをフォーデジットに誘った理由、きっかけはなんでしたか?

西本:前職を辞めた後「転職しても一緒に働きたい人」と考えて、うじーが一番一緒に働きたいと思ったからです。それプラス、うじーにとって意味があるかどうかを考えて。
僕は前職でもリファラルの紹介をたくさんしてたんですけど、この環境に来たら幸せになれるだろうとか、得られるものがあるだろうとか、そういう確信がないと誘えないですよね。転職するにあたっていろんな会社を見る中で、この会社を選んでも不自然じゃないというか。「こっちのほうがいい」と言えるか、という感覚は大事にしてます。

氏家:声をかけてくれた時も、他のところも見てねという感じでしたよね。それで一応転職サイトに登録して、エージェントに会ったりもしました。

西本:転職って人生を左右することなので、そこはフェアにしたいなと。一緒に働きたいという気持ちとフォーデジットの良いところ、逆に合わないかもしれないと思うところもオープンに話して、あとは選んでくださいと伝えました。

— 入社を決めた理由はなんですか?

氏家:西本さんがいたからです。
僕は「この人から学べることがある」と思える人と一緒に働くのが、一番大事だと思ってます。逆に学ぶことがなくなった瞬間にその環境に魅力を感じなくなる。西本さんは新しいやり方、より効率的なやり方に常に挑戦してるのを知っているし、この人の近くならまだまだ学べることがあるっていう確信がありました。
それに転職エージェントからも話を聞いたものの、出てくる情報にあまりピンとこなくて…実際のところは入ってみないとわからないなと。だったら少なくとも一人は自分のことをすごく信頼してくれてて、自分も信頼してる人がいるところで働くのが、自分にとってベストだと思いました。

— おふたりとも「この人と働きたい」が一番の理由だったんですね。カルチャーや環境の面で不安はありませんでしたか?

西本:フォーデジットはクラフトマンシップがテーマの一つの会社なので、うじーの気質に合うと思っていました。前職は同じようなクリエイティブの会社でしたが、メンバーの大半がディレクター。PM(プロジェクトマネジメント)スキルがベースになっている人が多い中で、うじーは突出してクリエイティブにこだわりのある人でした。

氏家:前職ではデザインや開発を基本的に外注していました。フォーデジットに入社して同じ場所で働くと、そういう過程が間近に見られて。みんな、自分が思っていた以上にものについて考えて、美しいデザイン、使いやすいデザインを厳しい条件の中で作っている。より良いものづくりに妥協がない姿勢とか、そういう感覚を共有できるのは非常に良いなあと思いました。

西本:逆に合わないかもと伝えていたのは、前職がオープンなカルチャーだったんです。当時のフォーデジットは、クローズドじゃないですけど、どちらかといえば不器用でシャイな印象。ギャップがあるかもと伝えてました。

氏家:確かに、みんな案件のこととか自分のこととか共有しないなーとは思ってました。なので僕がやり始めました。

西本:Slackのチャンネル見ました?(氏家さんが突如立ち上げた社内のSlackチャンネル #culturalstudies のこと。アートやデザイン、カルチャー情報をメンバーが自由に共有している。)あのチャンネルを見て、フォーデジットでもこんな風になるんだ…って。入社して一番良い仕事したと思いましたね(笑)。

大事なのは、多様性を受け入れる謙虚さ

— 実際に入社されて、どう感じましたか?

西本:秒で活躍してる、と感じました。
ディレクターとしての元々の強みはすぐに発揮してました。それだけじゃなくて、前職では経験しなかった大規模な案件を回したり、コンセプチュアルなものを高度なレベルでクリエイティブの形態に落としたり。チャレンジングな仕事にも意識的に向き合い、結果を出しています。

氏家:マジきつかったですけどね!(笑)
入社前に組織の内情とかも含めてリアルな話を聞けていたので、フェアだなと思って入ったのですが、聞いてたよりも仕事が10倍くらいきつかったし、難しかったです。でも、よりこだわりを持って取り組めたのでやりがいはありました。

西本:案件では当たり前に活躍してると思いますよ。
だけど僕がそれ以上に思うのは、カルチャーの部分。うじーが入ったらオープンになるだろうなという期待があったんですけど、本当にそうなったなと。コミュニケーション量が増えたと思います。

氏家:そこは意識してやってるわけではないんですけど…。でも当たり前のコミュニケーションはやってます。たとえば困ってる人がいたら声かけるって当たり前だと思ってて。仮に自分が遅くまで残ってたら、ちょっとくらいは大丈夫?って話しかけてほしいじゃないですか(笑)。そういう気遣いの話だと思ってます。

西本:会社は人で出来ているので、この人が入るとこうなるな、という良い影響をイメージして採用しますよね。うじーはその点期待以上です。

— リファラル採用の良い点と、逆に課題に感じた点があれば教えてください。

氏家:入社した側からすると、特に課題は感じませんでした。メリットの方が大きいと思います。
まず安心感がありますよね。西本さんは僕の性格とか、向いてる案件向いてない案件も知ってくれているので、いざという時は守ってくれる。そういう環境が入社してすでに出来ているのは、リファラルの一番良いところだと思います。

西本:リファラルじゃなくてもそうですけど、転職は人生を左右しますよね。それが知人友人の間で行われるのって、すごくリスキーな面もあると思っていて。せっかくの良い関係が変わってしまう可能性もあるじゃないですか。なので責任あることだよねって、みんな思ってないといけないと思います。
あと通常の採用フロー以上に、入社してくる人の良さがわかっていて、良い影響を期待してます。そうなると受け入れる方も、多様性に対して寛容で謙虚じゃないと、変わっていこうと思えない。そういうカルチャーがちゃんとセットされてたら、リファラル採用はうまくいくと思います。

— おふたりとも、ありがとうございました!

入社前から気軽に内情を聞けたり、入社後もスムーズにチームに入れたり、さまざまな面でメリットのあるリファラル採用。さらに活性化していくためには、まだまだ社内で改善できる点もありそうです。フォーデジットは今後も積極的にリファラル採用を活用していきます。

この記事を読んで興味を持っていただいた方、もしフォーデジットのメンバーにお知り合いがいましたら、ぜひご連絡ください。もちろんお知り合いがいなくても、FacebookやWantedlyなど、お気軽にメッセージをくださいね!

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