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当事者意識は、ショルダーバッグか。

こんにちは。
株式会社3eee グラフィックデザイナーの塩谷です。

今日は先日体験した、ちょっと不思議な話をしたいと思います。

誕生日カードに覚えた違和感

以前、ここでもチラッと紹介しましたが
3eeeではスタッフの誕生祝いを
合同で行うというのが恒例になっています。

そして先日、3月17日生まれの私も
例に漏れず盛大にお祝いしていただきました。
有り難い限りです。
わざわざ糖質制限中の私のために
サラダ多めのメニューにしてもらったり。笑

そして、3eeeでは
誕生日を迎えるスタッフに対して
本社スタッフ全員のメッセージが書かれた
誕生日カードを送る風習があります。



一人ひとりの温かいコメントに目を通しながら
ふとカードを見ていて気づいた事がありました。

「あれ、このカード、自分が作ったんだっけ?」

実はこの誕生日カードも私がデザインしたんですが
まるで既製品のように、よその誰かが作ったものかと
一瞬錯覚してしまったんです。とても不思議な感覚でした。

そう感じた理由をよくよく考えてみて
思い当たったのが、3eeeに入社する前の自分だったら
こんな誕生日カードをきっと作れなかったんじゃないかということです。

介護・福祉の会社でデザインスキルが上がった理由

私はインハウスデザイナーといって
社内備品や販促物、パンフレット等
自社に関わるモノだけを作る立場であり、
自分以外にグラフィックデザイナーは社内に居ません。
なので入社前は、独学で勉強しない限り
デザインレベルは伸びないだろうと思っていました。

ところが、(自分の感覚的な話で恐縮ですが)
入社してむしろデザインスキルは向上したと感じています。
だから改めて客観的に自分が作ったモノを見ても
自分が作ったようには感じなかったんじゃないかと。

制作物は、時にビックリするような
スケジュールで進行させることもあったり、
「それも社内で制作するの!?」というような
サプライズ案件(?)が飛び出すこともあったり、
色々な条件下で進めていくのですが、
そこで大切になるのが『当事者意識』です。

これが例えばデザインチームとして動いていたりすると、
ついつい人任せになってしまうこともあります。
“あの人が多分ベースのデザインを考えてくれるだろう”
“あいつが業者の選定をやってくれるからいいか”
“あとは先輩に丸投げしておけば大丈夫!” 等々。

でも、物理的にそれが出来なくなったので
自分で全てを賄うようになった結果、
ものすごく仕事の幅が広がったし、スキルも上がりました。


『当事者意識』でキャリアが変わる

これは3eeeでは割とよくある話で、
事業所スタッフの中にも入社後に資格を取得したり、
未経験から入社して数年で管理者になったり・・・
というケースが結構あります。
事業所は女性の管理者が多い(男女ほぼ半々)ですし、
年齢や性別を問わず活躍できる環境だなと
内部で見ていても本当にそう感じます。

そして、活躍しているスタッフの特徴として
一つ挙げられるのがこの『当事者意識』かなと。
会社・業界のトピック、他スタッフの動向など
取り巻く環境にアンテナを張って情報を収集し、
“自分の領域”という垣根を飛び越えて
様々なことにチャレンジしてみる(試してみる)。

この人はコレ、あの人はアレ・・・みたいな分業制というより
極論『全部の仕事をみんなでやりましょう!!』みたいな感じで
非常にシームレスなワークスタイルが求められる中
どれだけ縦横無尽に立ち振る舞えるか。
(職能的な面での例外もありますが)
それが私が思う『当事者意識』です。

今から試しに持ってみませんか?

『当事者意識』と言うと仰々しいイメージもありますが、
要するに自分がやってみたいこと・やれそうなことは
何でもやっちゃえば良いよねってことだと思います。

ショルダーバッグ感覚で
『当事者意識』をひょいっと持ってみませんか?
意外とすんなり持てるかもしれませんよ。

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