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思い出の査定~仙台店 高橋さん、想いを彩る査定~

こんにちは!ニーゴ・リユースの越でございます!

前回のブログ、いかがでしたか?

郡山店の菅野さんの査定は本当に楽しそうでしたよね。

※前回のブログはこちらのURLからご覧頂けます。

https://www.wantedly.com/companies/25reuse/post_articles/402797

さて今回は仙台店査定士、高橋さんにインタビューをしました!

まずは高橋さんのプロフィールをご紹介いたします!

高橋 克也

1991年7月17日生まれ

2018年アンドトランク入社

これまで札幌、長野、静岡、仙台店と4店舗経験

2021年11月にご結婚。

好きな音楽HIP HOP

高橋さんインタビュー

越「インタビュー宜しくお願い致します!」

高橋「宜しくお願いします!」

越「今回は高橋さんの思い出の査定ということですが、印象に残っている査定はありますか?」

高橋「そうですね、まずはオーディオを見てもらいたいというお客様でした。」

息子様の遺品整理

高橋「どういったご理由で査定のご依頼をされたのか聞いたところ、20年前に亡くなられた息子様の遺品整理だったんです。この仕事をしていると遺品整理でご依頼されるお客様がいらっしゃるのは珍しくないのですが、ほとんどのお客様はご両親が生前使われていたお品物といった内容が多いんです。だから、息子様のお品物と聞いたとき、少し戸惑いがありました」

越「遺品整理といった内容は私もありますが、息子様というケースはありませんでしたね。どのように査定を進めたのですか?」

高橋「まずは出される理由を伺いました。伺ったところ

『最初は息子がいなくなったことを受け入れることができなかった。でもこのまま息子の物を埃被ったままにしておくのも息子に対して悪いから、前向くためにもお願いしたんだよね』

とおっしゃっていたんです。そういったお気持ちがあるならお客様の気持ちを汲んで査定を始めることにしました。それにもし私が息子様の立場を考えるなら、いつまでも引きずっていてほしくないと思います。それなら真摯に査定しようと思いまして。」

越「高橋さんらしくて素敵ですね。」

高橋「その中でも盛り上がった事があったんです。レコードが数枚出てきまして、息子さんこういったアーティスト好きだったんですねとお客様と話して少し盛り上がったりして。お客様も『息子はこういった趣味があったのか。知らなかった』と。息子様の知らない一面をレコード通して知ることが出来たみたいで嬉しかったみたいです。」

越「そうなんですね。査定を通して息子様の新たな一面を知ることが出来てお客様は嬉しかったでしょうね。」

高橋「そうですね。正直、買取金額はそこまで高くなかったと記憶しておりますが、お客様からは『何年も使ってなかったのに値段が付いたことに驚いたよ。それと息子の趣味を知ることができたのと、息子のことを想って査定してくれたことに対してすごく嬉しいよ。ありがとうね』と。

そういったお言葉を頂くが為に働いているわけではないのですが、少しでもお客様のお力になれたのかなと思うと、査定に行って良かったなと思います。」

越「高橋さんの真摯な対応はきっとお客様のお力になったかと思います。ほかにどんな査定がありますか?」

高橋「そうですね。僕が静岡にいた時の査定のお話をしますね。とあるお客様でカメラを出されたお客様だったのですが、査定に出す理由として、目が不自由になられたという事だったんです。」

カメラを引退されるお客様の査定

高橋「正直、出すのが惜しい、でもただ捨ててしまうのは忍びないから依頼したというお客様だったんです。そのお客様は写真集も出されているお客様で、撮る事、そしてカメラ自体もすごく好きな方なんですよね。」

越「私もたまにそういったお客様の査定をさせて頂く事がありますけど、査定をするのに少し迷いが生まれませんか?」

高橋「それはもちろんあります。けれどお客様の大切な想いを買取るのも僕たちの仕事ですから。だから僕は大事にされていたお品物と最初に伺っていたので、当たり前ですけど、お品物の取扱いは丁寧にさせて頂きました。」

越「丁寧とはどのように?」

高橋「そんなに大したことじゃないですよ(笑)。カメラ数十点あったので査定したお品物を一つ一つ丁寧に置いただけです。誰でもできることですし言うことでもないんですが、お客様の大切にされていたお品物ですし、丁寧に扱うのは当たり前ですからね。それに思い出のお品物お品物を手放される訳ですからお客様が一点一点見やすいように置くのが一番と思いましてね」

越「査定がすべて終わった後、お客様は何かおっしゃっていたのですか?」

高橋「お客様からは『丁寧に査定してくれてありがとう。これで僕の唯一の生きがいだったカメラ人生は終わるけど、最後に立ち会ってくれたのがニーゴ・リユースさんで良かったよ。本当にありがとね』と言っておられました。そう言ってもらえる事って査定士冥利に尽きますね。」

越「本当にそうですね。素敵なお話ありがとうございました!」

高橋「ありがとうございました!」

どんな想いでお品物を扱われていたかはお客様とのお話でしか分からないものです。

私たちがいくらお客様のお話を聞いても想像でしか出来ない事で、お客様と思い出を共有することは残念ながら出来ません。

けれど、どれだけ大切にされてきたかという「想い」はお客様のお話を直接聞けばわかる

事です。

高橋さんが「当たり前」としたの行動というのは、お客様の事を真剣に想ってされた事だと思います。

真剣に仕事をされる人にしかできない「当たり前」な事。私も見習いたいです。

まとめ

私の好きなアーティストのとある曲にこんな言葉があります。

「なんてことのない作業が回り回り回りまわって、今僕の目の前の人の笑い顔を作っていく」

私たちの仕事はお客様のご不要になられたお品物を買取るお仕事です。

ただお客様からお品物を買取るのであれば正直愛想を振りまくこともせず、数字をただひたすら追いかけるだけで十分かと思います。

ですが、私たちアンドトランクは違います。

お客様の想いを汲み、満足してもらうことを考え、買取りをしております。

高橋さんがされた「当たり前」のことが「満足」を生むことが出来ている。

アンドトランクの核となる「満足」を体現されている、それが高橋さんだと私は思います。

私たちアンドトランクはお客様の「想い」を汲んで今後も「満足買取」をしていきます。

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