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「人のため」とは、どういうことなのでしょうか?

私は、「人のために、アクションを起こしたい」という思いで仕事をします。

このように文章にすることは簡単です。

しかし、「人のために」とは、具体的にどのようなことなのでしょうか?

お客様の要望を全て受け入れることでしょうか?

CRMやCSの観点から、顧客満足度を向上させることでしょうか?

KGI達成のために、KPIを着実に追うことでしょうか?

リード獲得のために、ホワイトペーパーを充実させることでしょうか?

私はこういった疑問を常に抱きながら、ロジックツリーを立てています。

現代ではメディアやSNSが発達し、様々なマーケティング用語が生まれています。

それと同時に、顧客の心理面なども数値化されつつある世の中です。

もちろん、そういった数値と向き合うことも大切です。

ですが、それと同じくらい、数値では読み取れない潜在意識を汲み取ろうとする姿勢も大切だと思っています。

数値から予測しプランニングすると同時に、お客様の「含意」についても深く考えること。

それを大切に仕事をしています。

ここで、想像力を働かせていただけますでしょうか?

例えば、あなたが赤色の洋服が欲しいと強く思っていたとしましょう。

ですが、店員さんに勧められた洋服は青色でした。

「なぜ?」と思いながらも試着をしてみたら、今まで着ていた赤色の洋服よりも、ずっと青色の洋服の方が素敵に思えた……。

これは私が過去に買い物した際に実際に体験したことです。

この時、店員さんが「お客様のお肌の色や、お化粧のスタイルから、私は青色がいいんじゃないかなと思いました」と言われました。

その店員さんは、私の「赤色の洋服が欲しい」という言葉の含意を読み取っていたのです。

「赤色の洋服が欲しい」という言葉の裏に、「本当に自分に似合う洋服が欲しい」という含意があったことを……。

どうでしょうか?

そういった提案をすることも、「人のために」に合致しています。

私は、お客様に満足していただけて、リピーターになっていただける「プロ」になりたいです。

「人のために」ってなんだろう?

この疑問は、私が「プロ」を目指して仕事をしている以上、一生解決することのない疑問だと思っています。

1件1件、1人1人の声に耳を傾けて、お客様の満足につなげていく。

その「プロ」になるために、もがいてもがいて、もがき続けたい。

私は強く、そう思っています。

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