覚悟とか決断とか軽々しく言う人ほど
実際、腹すわりなんかしてなかったりする話。
私は、軽々しく言葉にすぐ出す人はあまり信用していない。行動のファクトだけを見るのが正しい。
最近、自分の関わる仕事とか、プライベートでよく出てくるワード。
特に人事や紹介は人の人生を左右するから、昔から大事にしている譲れないものだ。
「覚悟」と「決断」
覚悟とは「危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること」
決断とは「決めたら他の道を一切断つこと」
何か一つ、大事なものを成就しようとしたり、達成しようとすると、絶対に避けて通れないことだと思う。失敗するときは、大体どっちかがかけている、ように思う。
同時期に、自分んの近いところで、起きたことからの学び。
うまく行かない知人は、「やるよ、決めたんだよ」と言いながら、本当は「決断」ができていない。いつも何にでも、何かの保険をかけていて、一つの選択肢に絞れないことを、それもまた自分以外の人のせいで、しょうがないしょうがない、と、口癖のように言っていた。その人はそのせいで本当は一番大事なものを失ってしまった。人間はそういくつもは大事にできないのだ。一つに決めたら他を断つ勇気がないから。二兎を追うものはなんちゃらで「しょうがないよね」と聞いたときは、さすがに私も哀れを感じた。
別の知人は、覚悟を避けてきた。覚悟覚悟といいながら、受け止める心構えどころか、不利なことからは逃げまくっていた。方向性を決断しても、受け止めることから逃げていたらなんの意味もないのだ。
別の知人は、どう考えても不条理なことに「覚悟」と「決断」をした結果、苦労して苦労して、その末に自分の欲しいものを手にした。見極める力を手に入れたのだ。いろいろな断捨離をして、本当に大事な仲間と信頼を得た。覚悟と決断があるから、見極めることができる。逆はない、のだ。
二兎を追うものは、なんちゃら、とはよくいったもので、欲に負けたり、自分の弱い心に負けると、
長期的にはうまくいかない。だいたい、裸の王様になって、本当に大切なものを失うケースが多い。
気づけるか気づけないかのセンスも実力のうちだろう。
そして、大事なコトを言葉にするときは、本当にそう思った時だけ、そこに「約束」をする。
行動で背中で見せられる人間でいたい。
「覚悟と決断」を恐れずに、そして「見極める力」を手に入れ、本当の断捨離をする。
本当に大事なものを本当に幸せにする力を手に入れるために、
30代最後は、誠実にカッコよく生きる、生き様を。自分に「約束」するぞい。