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Nothing is written.

大企業を飛び出して、ゼロからのチャレンジ

大学卒業後、株式会社電通に入社し、人事局で新卒採用・育成を担当しました。社内育成プログラムの構築、新入社員研修の企画や教育ツール制作等、人材育成に関わる全域に携わり、「人」についてとことん突き詰めました。
中でも、伝統の1ヶ月に及ぶ新入社員研修を担当した時には、先輩・後輩たちと本気で向き合い、多くを学び、一生忘れることのない時間になりました。「前に立つ人間としての在り方」を問われ、誰かの心に少しでも情熱を宿すために、自分なりの言葉と行動で体現してきた、そんな日々でした。
ただ、大学時代に所属していたサッカー部からプロになった仲間たちがピッチに立つ姿を見たときに、「日本代表を目指して本気で戦っている彼らと、いま僕は同じ立場で話ができるだろうか。」と自分の現在地に不安を抱きました。過去を振り返り、価値観を見直す中で自分が最も成長できる場を「窮地×没頭の交差点」と再定義し、「じゃあ全部捨てて何もないところで自分と向き合おう」と思い、半ば強制的に環境を作ることを決心しました。それが電通を飛び出したきっかけです。

現在は、自社ブランドホテルの開発と全国への事業展開を目指し、人事・営業・事業開発と会社経営に必要なこと全てを行っています。ゲストおよびホストのお客様ニーズに対して最適な提案をするために、不動産やファイナンス、インバウンドマーケティング等、インプットに励む日々ですが、「あるにこしたことはない」が、いつしか「あたりまえ」になるような圧倒的なサービスの提供を目指しています。同時に、グローバルな価値観を醸成し、不動産・観光という側面で日本を捉え直しています。将来的な官民連携の可能性も探りつつ、世の中の変化を体感していきたいです。

「明日死んでもいい」って笑いながら生きる

チャレンジする場としてHostyを選んだ決め手は、「未来につながる時間を過ごせると思ったから」です。
僕にとっての未来とは、「明日死んでもいい」って笑いながら生きる日々。そのためにパッション持ってロマンを追いかけると決めています。代表の山口に初めて会った時、まさにそんな「青臭い男」感を感じました。(笑)「この人から学びたい。未来にきっと近づける。」と衝動に近いものを感じました。
Hostyは年齢や立場によって一切の隔たりがない風通しの良い環境です。「まずはやってみろ」が文化として浸透していて、どんな仕事も任せてもらえる反面、そこに責任を持って取り組まなければ大きな損失を生んでしまうので、日々緊張感があります。「待っていても、はじまらない。」ことを実感していて、いつでもノンストップで仕事・会社が変わっていく毎日は刺激的で楽しいです。

考え方の目線も、価値観も変わった

大企業を離れ、自分の無力さと向き合うようになりました。
大きな組織ではそれぞれに明確な役目があるので、ある意味それを全うするだけで組織での存在価値というものを自他共に認識することができます。居心地は本当に良かったし毎日が楽しかった。とても恵まれた場所にいました。
今は全く違う環境に身を置くようになり、自分がここにいる意味はなにかと毎日考えます。時には何もできないことを痛感して憂鬱にもなります。ただ、「これ乗り越えたらめちゃくちゃ強くなっているだろうな」って期待もしていて(笑)、いまは自分が選んだ道を正解にするために必死です。
僕は、個人の成果はあくまで組織の先にあると思っています。協力しながらひとつのミッションを達成する、お客様を笑顔にする、それが仕事の全てです。

Hostyはまだ組織としては走り始めたばかりだと思いますし、誰も正解をわかっていない。だからこそ、ここから始まる未来が楽しみです。仲間たちと価値観をすり合わせながらHostyだけの”形”を模索し、自分がそこに何か彩を添えられた時、僕は一番の達成感を感じると思います。

「人を敬う」ことから豊かな社会へ

僕は他人の人生にすごく関心があり、その人を形作る背景にリスペクトを抱きます。だから僕はどんなことも受け入れられるようにしたいし、その人生に関われたら素敵だと思うので、自らも積極的に飛び込もうとします。理性に訴えかける行動や言葉に感化されてきたから、僕もそうなりたい。
「人を敬える人間」という名前を体現したいと思いながら生きてきたら、自然とこのような価値観を抱くようになりました。
いま福岡支社を立ち上げているのですが、徐々に一体感のあるチームに近づいてきていると思います。Hostyでは事業モデル的に全国的な展開が不可欠な組織ですから、今後も日本各地に進出する予定です。どんな場所、どんな人とも「アクセス」を良くして、その時々でベストなチームとなるように影響を与えたいと考えています。

僕が最終的に叶えたいビジョンは、「幸せの尺度を変えて、日本をもっと豊かな社会へ導いていく」こと。僕は経営者の父、政治家の祖父を見て育ちました。そのような環境の影響と、大学時代に学生スポーツの頂点を目指した経験から、「仲間と共に組織を創り、コミュニティに文化を生む」ことに強い執着があります。
ひとりでできることは限られていますが、目の前の人を受け入れる、それだけの単純なことで、ひとつ、またひとつと可能性の輪が広がることを過去の経験から学んできました。そうして作られた大きな”円”に人は集まりますし、いつしか、共に生きる社会の”縁”に変わっていくはずです。その時、必ずそこに豊かな価値観があると信じたい。それがどのような光景か、僕は自らの目で確かめ、肌で感じたい。

壮大な夢、過大な自己評価、大半の人はそう笑うかもしれません。でも、「Nothing is written.」、可能性だけは誰にも否定できないから、僕はHostyで夢に向かってアグレッシブにチャレンジします。

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