自然化粧品といわれるもの(中嶋秀暢)
ヨガインストラクターの中嶋です。
ほんとうの自然化粧品は、昔家庭でつくったヘチマ水のように、薬草、野菜、果実などから自分がつくってすぐ使用するものです。
それでも、すでに現在使用されているものも多いので、主な自然化粧品について簡単に説明しておきます。
次にあげる自然物からの抽出液は、適当な濃度に薄めてそのまま化粧水として使うか、クリームなどに混合して使うなどの方法で、使用されているものです。
オレンジ、みかんエキスクエン酸やビタミンCを含んでいるので、皮膚をひきしめる効果があります。
脂性、多汗症の人には向いています。
皮膚の漂白作用をうたっているものもありますが、効果はあまり期待できません。
ハマメリスエキス - ウィッチ・ヘーゼルという植物の樹皮と葉からとり出した抽出液で、タンニンなどを含み、収れん作用があります。
また、昔から漢方で使われている甘草も、そのエキスが漢方薬店で売られており、消炎性のローションとして使用することもできます。
かぶれやすい過敏肌の方は、洗顔後の化粧水として常用すると肌が丈夫になります。
ほかにも、あんず、トマト、レタスなどのエキスが自然化粧品として使われていますが、「自然」だからといって気を許さずに、一般の化粧品と同じような注意をして使います。
中嶋秀暢