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医療系イベントプランナーが採用マーケターに転身した理由

こんにちは、採用マーケターの神谷です。リモートでちょこちょこフリーランス活動中です。
仲間たちからは「ラブちゃん」「おらぶ」などと呼ばれることもありますが、最近、年齢的に恥ずかしくなってきています。

私は、もともと長年イベントプランナーをやっていて20代後半で、人事にジョブチェンジしたひとです。フリーランスやってると「なんで?」と聞かれる機会も多く、「なんででしょう?」と言いたいのは山々なのですが、そういうわけにも行かないので、文章化してみることにしました。

医療系イベントの企画運営に明け暮れた20代

そもそも私は、人事部という部署すらない医療系イベントの運営会社で働いていました。
いわゆるイベントプランナーです。当時の会社での人事といえば、社長と副社長(現在は会長と社長)と相談しながらキャリアを決めて、評価してもらって…労務は事務の人が外部と連携してくれて、採用は「自分のチームの採用活動はプロデューサーが直接面接をするのだ、集客はエージェントさんお任せで」という感じで、今の採用マーケターという仕事からはかけ離れた状態でした。むしろちゃんとやれ、と言われても仕方ないくらいです。

当時の組織として、それはそれでうまくいっていましたし、むしろ正社員が40名にも満たないくらいの中小企業で、特殊な知識 と経験を持った医療系イベントのスペシャリスト集団だったことを考えれば、それはそれで「アリ」だった、と思っています。

私が当時していた仕事の内容は、noteにまとめても見ているので、ご興味があれば、読んでいただけると嬉しいです。
簡単にいうと、医療系学会や医薬品セミナーイベントの企画運営、関係者との折衝を中心に、制作物やスケジュールなど全体のディレクションを行うことでした。
ミッションは「主催者に寄り添い、イベントを成功させること」でした。

イベントの集客や分析など、マーケティングはプランナー時代に手がけてきましたが、面接対応以外の人事業務はほぼ経験なしだったといえます。採用マーケターには程遠いです。

それでもこの会社での経験が人事として、ヒトのキャリアに関わりたい、と思ったきっかけでした。

組織の心地よさとヒトの力の大切さを知る

私が働いていたこのイベント会社、名を「コンベンションアカデミア」と言いますが、元社員の贔屓目なしにすごく良い会社です。

一人ひとりの社員の能力が高いのはもちろんですが、雇用形態関係なく、仕事に対するモチベーションがみんな高いです。アルバイトスタッフさんたちも気が利き、やる気に溢れた人たちで頼りにしまくっていました。マネジメント層は、褒め上手でメンバーのモチベーションを高く保ってくれていました。

会社として、こうしようと誰が決めた訳でもないので無意識的にできている会社だったのです。
すごく働いていて心地よい会社でした。それが当たり前だとも思っていました。

しかし、自分がイベントを担当した時に、同じように「人を動かす」というのは、思う通りにいかないことも多かったです。はっきりいって舐めてたと思います。

イベントは本番もさることながら、その準備が大変です。多くの関係者が絡み、細かい配慮が必要になり、抜け漏れは許されません。適材適所に人員を配置して、任せた仕事を完遂してもらいながらも、最終的な責任は全て自分が負わなくてはいけません。
そこには、人のスキルを見極める力、思い通りに動いてもらう交渉力、メンバーが働きやすい環境づくりなど、圧倒的なリーダーシップが必要でした。

他のプロデューサーを見ながら、時には教えを乞いながら、どうやってマネジメントをしていくか、をひたすら考え続けた結果、メンバーのスキルを伸ばす、良いところを見つけてキャリアを導いてあげる、ということに並々ならぬやりがいを感じるようになりました。

他にも、「コンベンションアカデミアで働くの魅力を伝えたい」「カルチャーマッチする優秀な人材の採用は将来的にも会社のためになる」という思いももちろんありました。

そんな思いを抱えながら、20代後半に差し掛かり「自分のキャリアを変えるなら今だ!」と大好きな会社を離れて、人事にチャレンジできる環境に転職することにしたのです。

いざ、採用マーケターへ

ジョブチェンジを決意したものの、人事ほぼ未経験の私をお迎えしてくれるような企業はなかなかありません。正直にいうと年収を下げる気もさらさらなかった私は、未経験可の求人に応募することもできませんでした。

そこで自分の市場価値はどこにあるのだろうと考えるようになりました。イベントプランナーという肩書きは人事に結びつきません。「でも経験を活かすことは本当にできないだろうか?」と考えました。
すでに人事経験を持っている人に、面接で負けないために、そもそも書類選考で落とされないためには、自分の「売り」が何かはとても大切でした。

イベントプランナーとして最も取り組んだチームビルディングは他にもいそう…、「だったらマーケティングのスキルは活かせないかな?」と思いました。

マーケティングでは、認知活動による母集団の形成やリードナーチャリング、理解醸成によるクロージングは採用活動にも結びつくし、マーケティングの技術を取り入れれば、効率よく費用対効果の高い採用ができるのではないかと考えました。この切り口で組織作りに貢献できないかと考えたのです。ちょっと調べたら採用マーケティングの概念はネットに情報が出ていて、「これからの採用」に必要というキーワードから「これはいける!」と思いました。

そこで運よく「採用マーケター」のポジションを募集していて、まさにこれから採用マーケティングを取り入れようとしていたフィードフォースに出会い、入社をすることにしました。

マーケティングの経験はありつつも、人事の知見はそこまで深くない。そんな中でたくさんのトライアンドエラーがありましたが、新ポジションの確立は、単純に採用の効率化だけでなく、企業文化の醸成経験にも繋がることになりました。

ちなみに採用マーケティング以外にも、もともとエンジニアリングにも興味があり、エンジニアさんとの折衝も経験していたことからエンジニア採用にも対応させていただけました。

結果的には、採用マーケティングという視点から採用に関する様々な施策だけでなく、企業ブランディングや内部統制、教育、評価制度など大小様々なプロジェクトに関わることができたことで、キャリアの幅を広げることに成功したと思っています。

今後は今までのキャリアの深堀りと共に、また新たなチャレンジをしていきたいと思ってます。特に35歳までは、今までやったことがないことにもリソースを割いていきたいですね〜。

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