シンガポール | デザインセンスのカタマリ
夏が終わる
前期の私は大学に行く意味を見失い、授業に出席しないで旅にでる、なんてことを度々していました。旅、つまり新たな体験というのは私をアドレナリンが出まくり状態にさせてくれる上に、新しい人や本、環境の出会いをくれます。でも、大学外で充実してしまうと余計大学内の環境に価値を感じ無くなってしまうんですよね。
で、全く関係ないのですがシンガポールに1週間旅行に行って、あることに気づきました。シンガポールは新しいだけじゃなかった。いたるところにデザインフィロソフィーが宿っている。日本のデザインは(あくまで主観ですが)機能性にこだわり過ぎたが故に、フィロソフィーが薄くなっているように感じます。遊び心はいったいどこへ行ってしまったのか。
話は戻りますが、この気づきを自分の大学生活に当てはめて振り返ると、大学という環境をいかに効率よく機能的に過ごそうかと考えていた自分に気がつきました。大学は研究をするところ、と高校時代に恩師から教わりましたが、どうやら大学で研究するという理解をしていたようで、自らフィールドを狭めていたみたいです。もっと旅に出ていいんだとシンガポールが背中を押してくれました。
後期の目標は今まで以上に泥臭くなること。もっともっともっと研究で遊びつくすぜ。
p.s.シンガポールのデザイン性については何らかの形でアウトプットしたいと思っています