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新卒1年目。人材最大手からLITALICOへ。就活生の頃辞退した会社に入った理由

新卒1年目の冬、人材業界から学生時代に一度選考辞退したLITALICOに入社しました。会社の描くビジョンや世界観には共感したけれど、福祉の事業会社で成長していく自分をイメージすることができなかった私が、改めてジョインしました。

入社のきっかけ

まずは自分が成長したい。そう思って入った1社目は人材業界。

中高生の頃、大好きな祖母が病気になったことがきっかけで、「人が健康に過ごせる社会をつくりたい」という思いを持つようになりました。大学生になり、政策提言やNGOでの活動に関わっていく中で、社会を変えるには「目の前の一人ひとりを動かすこと」と「社会の仕組みにアプローチすること」が重要だと考えるようになりました。まずは自分が人を動かす力をつけたいという、やや抽象的な成長欲求で、人と組織を動かす仕事をしようと入社したのが株式会社リクルートキャリアでした。

一社目では新卒学生の紹介事業に営業として関わりました。企業の採用課題をヒアリングし、事業成長を見据えた人物像を描き、施策を提案し、大手有名メーカーからスタートアップまで大小80社以上の企業をサポートさせていただきました。その中で大切にしていた価値観は「自分の仕事は誰を幸せにするのかを問い続けること」と「顧客の顕在ニーズだけではなく潜在しているニーズにも切り込むこと」でした。お客様と先輩同僚に恵まれ、入社直後半年間の売り上げは200%達成し、新規事業の立ち上げのチャンスも巡ってきました。

大半のビジネスは元から幸せな人が対象となる。              困っている人には手が届かないもどかしさ。

新規事業の立ち上げをしていく過程で「日本の就活市場には本当に困っている就活生が一定数いる」ということに気付かされました。就活生のうち約97%が就職します。当然ながら、基本的な就活生向けのビジネスはここをメインターゲットとしているのですが、就職できなかった3%に出会っていくうちに、「私はこの困っている3%の人たち側を無視をすることはできない」と強く思うようになりました。どんな人にも必ず良さがあり、その良さを心から信じて期待してくれる人が身近に一人でもいれば人は前に進めるはず。そう信じていた私は「本当に困っている人たちを今すぐにでもサポートしたい」と思いました。

大手企業には既に確立したビジネスモデルがあり、組織体制も複雑なため、新たな事業を始めるには一定の時間がかかります。私は、今いる場所で新規事業が立ち上がるのを待つよりも、もっと速く、困っている人が少しでも生きやすくなる社会に変えるための行動を取りたいと思ったので、主事業として直接的に支援をやっている会社で思いっきり仕事をしようと決意し、入社後9カ月で退職することを決めました。


今の仕事を通してやりたいこと

まっすぐ社会課題に挑める人を増やし、一緒に社会を変えたい。

1月からはLITALICOで新卒採用担当として働いています。ファーストキャリアから難易度の高い社会課題解決に挑むと決断できる人を増やし、一緒に社会を変えていきたいと考えています。かくいう私も、就活生の頃にLITALICOの選考を受けていたのですが、途中で辞退しました。ビジョンや世界観には共感するけれども、自分が福祉の事業会社の中で成長するイメージが持てなかったからです。今思うと当時の私の「成長」の定義は主観的で浅かったなと思いますが、当時はもっと目に見えた成果の出せる仕事がやりたいと思ったのも事実です。

LITALICOが目指す「障害のない社会」は実現までの道のりが長いですが、そんな難易度の高いことに挑もうと、本気で実現させようと、私が辞退してからの2年ほどで経営・政策提言・技術のプロフェッショナルが集まり、組織として指数関数的な成長を遂げ、チャレンジできる領域が広がり続けています。



LITALICOをファーストキャリアとして選ばれる会社にしたい。

LITALICOで採用に関わる中で、「まず知ってもらう」「知った上で選んでもらう」ためにはマーケティングやブランディングが必要だということを実感しています。LITALICOは直接的なアプローチとして店舗事業もしており、一方でそこでの知見を活かしたアプリやメディアの展開、AIを活かした研究などをしているため、福祉・教育あるいはIT・通信業界に分類されることが多いです。そのため、「誰がどのように捉えるか」によって見え方が大きく変わってくるので、見せ方・伝え方がとても大切になってきます。前職でサポートしていた企業での人事業務経験が活きるところだけではないので、新しい仕事に日々楽しみながら、頭をひねっています。

人生をかけて向き合いたいものに、一歩踏み出せる勇気を。

私は仕事を大きく3つに分けて捉えています。「例えお金を払ってでもやりたいこと」「お金をもらうならやってもいいこと」「お金をもらってもやりたくないこと」。いまの私がお金を払ってでもやりたいと思えるのは、難易度の高い社会課題に対してまっすぐに進み続けるLITALICOで働くこと、そしてその中で新卒採用担当としてファーストキャリアからここで社会課題に挑むと決断する人を支え、応援し、一緒に社会を変えることです。

お金を払ってでもやりたいと思えるような仕事は簡単には見つからないかもしれません。しかし、これからの人生の多くの時間を投資していくのが仕事である可能性はとても高いです。なので、人生をかけて取り組みたいことに出会うことはとても大切だと思っています。

「人生をかけて取り組みたいこと」が何かまだ分からなくとも、今見えている範囲のものにまず取り組むことで、少しずつ鮮明になっていくこともあるかと思います。私自身のキャリアがそうでした。学生の皆さんが人生をかけて取り組みたいと思うものを探す過程、また見つけた時に踏み出す瞬間に、少しでも私がお役に立てたらと思っています。そして、その決断として、難易度の高い社会課題に挑み続けるLITALICOで働こうという勇気ある意思決定をしてくれる方が一人でも多くいてくれたらとも思っています。


LITALICOでは、社会を一緒に変えていく仲間を募集しています。

少しでも興味が持てる部分があれば、お気軽にご連絡ください。お待ちしております。



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LITALICOは、「障害のない社会をつくる」というビジョンを掲げ、「障害は人ではなく、社会の側にある」という考えのもと、当事者に対する教育支援、成人当事者を対象としたキャリア開発支援に取り組んできました。 対人支援分野での知見を活かし、メディア運営から多言語対応の知育アプリ開発、当事者の家族向けライフプランニング事業から福祉施設に対する業務支援に至るまで、幅広く事業を拡大しています。
株式会社LITALICO


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「障害」とはなにか。 社会生活に大きな困難があるために「障害者」と括られている人がいますが、もし、肢体不自由の方が軽快に移動できるカッコイイ車イスがあったら、「移動する困難」はなくせるのではないか。もし、精神的に不安の強い方でも安心して働ける職場があたりまえにあったら、「働く困難」はなくせるのではないか。社会には多様な人がいます。社会の側に人々の多様な生き方を実現するサービスや技術があれば、障害はなくしていける。 障害は人ではなく、社会の側にある。 そのように考え、働くことに困難のある方向けの就労支援サービス「LITALICOワークス」、学ぶことに困難がある子ども向けのオーダーメイド学習教室「LITALICOジュニア」、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開してまいりました。さらに2015年には、ネット事業を開始。発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」に加え、働くことに障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」をリリース。さらに、障害や特性がある方の自分らしい人生をサポートするサービスとして「LITALICOライフ」も事業化しました。 現在は各教室やセンターなどの全国の事業所運営の実践から得たナレッジをプラットフォーム事業を通し、福祉事業所全体へ普及し、プラットフォーム事業で得たデータを活かし、R&Dなどを通して、再びリアル事業所に活かしていくといった相互に連携しあうことで提供価値の最大化を目指しています。 ◇LITALICOジュニア: https://junior.litalico.jp/ ◇LITALICOワンダー: https://wonder.litalico.jp/ ◇LITALICOワークス: https://works.litalico.jp/ ◇LITALICOライフ: https://litalico-life.co.jp/ ◇LITALICO発達ナビ: https://h-navi.jp/ ◇LITALICO仕事ナビ: https://snabi.jp/ ◇LITALICOキャリア: https://litalico-c.jp/ ◇学校教育ソフト: https://s-edu-soft.litalico.jp/
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LITALICOは、「障害のない社会をつくる」というビジョンを掲げ、「障害は人ではなく、社会の側にある」という考えのもと、当事者に対する教育支援、成人当事者を対象としたキャリア開発支援に取り組んできました。 対人支援分野で150拠点以上を展開してきた知見を活かし、メディア運営から多言語対応の知育アプリ開発、当事者の家族向けライフプランニング事業から福祉施設に対する業務支援に至るまで、幅広く事業を拡大しています。
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