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就職活動0でも社会人になれた話!

働く気がまったくなかった大学生が、就職するまで

ライティングの鍛錬の一環としてヒストリーをまとめてみます!


 入社のきっかけは近所のプール

 大学生の頃、母と一緒に近所のプールに通ってまして、それが入社のきっかけです。どうも母の田舎には小中とプールがなかったらしく、泳げない人だったので、「ちゃんとフォームから教えてもらいに行く!」ということになり、どうせならわたしも一緒に泳ぎたいな~と思って何の気なしに参加しました。

 おしゃれなフィットネスクラブとかではなくて、昼間は小学生の水泳教室、夜はご近所のおばさまがたが集うプールだったので、若い人がいなくて、大学生は浮いてたんでしょうね(笑)どうやらすごく目立ってたようで、プールで知り合いになったおばさまから「うちでアルバイトしない?」と誘われたのがきっかけでした。

 当時は就職氷河期(なつかしい響き)で、100社以上エントリーしないと女子は内定がもらえない時代。

まわりの友達は就活で大変そうでしたが、わたしはぜんぜん働く気がなく(笑)。終始ボーっとしてたのでへっちゃらでした。

 今ふりかえると、あの頃なんでそんなに働く気がなかったのか?謎なのですが、「しんどい・楽しくない」そんなイメージがあったのかもしれません。

 そんな訳で、意識低い系の大学生だったわたしは、就職活動もせず、会社員になる気もゼロ、もちろん留学とか資格にも一切興味が無く、卒業してもなんとなくバイトを続けていました。


 いつの間にか社員に

 そのバイト先の社長がユニークな方で、色々と新しい事業にトライするのが好きで、またそれを若い人にぽんっと任せてくれるんですよね。

 はじめは学生アルバイトとして一般事務や経理補助をしていたのですが、トランクルーム事業を立ち上げることになり、いつの間にかその担当者として社員になってました(笑)

 今だったらインターンした企業でそのまま就職みたいなイメージでしょうか?


 仕事がすごく楽しくなる

 なんですかね?それまでぜんぜん働く気がなかったのに、ここで突然「めちゃめちゃ仕事って楽しい」ということに気が付くんですよ。なんでもやってみないとわからないものですねー。

 担当者がわたしひとりだったので、ダメなことも、良いことも自分の行動に原因がある訳です。なので、どうしたら売り上げが伸びるか?お客様に使っていただけるか?仮説をたてて、実行してみる。結果が出るまで色々な角度でアプローチをしつづける。このトライ&エラーのサイクルをシンプルにまわせたのがよかったのかもしれませんね。

 そんなに頭もよくないし、要領も悪い方なので、当時は毎日10、11時くらいまで残業してました。そして、もちろん残業代は出ません(笑)電話口でどなられたり、しんどいこともたくさんありました。

それでも充実して楽しかったですし、働くことを通じてすごく成長させてもらいました。ほんとにお金にはかえられない経験がいっぱいできたと思います。


 出産のために退職

 大学時代からお付き合いしてた方と結婚したのですが、すぐに妊娠!とてもこじんまりとした会社だったので産休がとれるような状況ではなく、出産を機に退職することになりました。

 退職のご挨拶でお客様にハガキをお送りしていたのですが、ある方から「ちょっと会おうや!」と言っていただいて、出産のお祝いをいただけたのはとても嬉しかったですね。

 実はその方はちょっとこわもてで、最初はうまくコミュニケーションがとれなかったんです。でも利用料の振替ができなくて滞納があったりで、他の方より密に連絡する必要があって。。。

 最初はぜんぜん相手にしてもらえなくて、連絡しても電話を切られたりしてたんですが、ちょっとづつうまくお話しできるようになって、最後は「残念やな、はいコレお祝いや!」って言って、出産のお祝いをいただけたのがほんとに嬉しかったですね。自分から動けば信頼関係ってちょっとづつ築いていけるものなんだなってわかりました。

▶その頃に学んだこと

  ✔ ひょんなところにご縁があるかも・・・

  ✔ やってみたら仕事は楽しい!

  ✔ 自分から動けば信頼関係は構築できる。


次回は産後の再就職奮闘記です☆