ゼロから始めるPM生活 第2話:ゴールから逆算する
PMになったら初めに何をすればいいの?
PMをいきなり担当したとしても、何から始めればいいのか分かるはずがありません。
最初はPM経験が豊富な人に対して
「PMをやる上で何をすればいいのか全く分かりません!どうかご指導いただけないでしょうか!」
こう言って頭を下げるのが最速で成長する方法だという持論を持っています。
多くの場合、誠実に熱意を示せば優秀な人は指導をしてくださいます。
このときに、自分の身近で最も優秀そうな人に話しに行くのが最適だと思っています。
なぜならば、優秀であればあるほど相手から学ぶことが多いからです。
尊大な羞恥心やら、臆病な自尊心やらは捨てて、素直に頭を下げて学びましょう。
僕のプロジェクトの進め方
僕の場合は、最初に事業のロードマップを作成します。
ロードマップとは、簡単にいうと「ToDo+スケジュール」という2つの要素から成っています。
そのため、ロードマップの作成は2つのステップに分けましょう。
①ToDoを階層構造にして洗い出す
1つ目のステップは、事業を行う上で必要なことを洗い出すことです。
その際に、大まかにやるべきことを列挙して、それを細かく分解していくようにしましょう。
細かく分解すると、ToDoの項目数が非常に多くなってしまいます。
これを見やすくするために、僕はドキュメントを時系列&階層構造にしています。
使いやすさを考慮してGoogle Documentを利用しています。
また、各項目の基本的な流れは、「自分でやってみる→レビューを貰う→修正する」を繰り返すようになっています。PDCAを回すということです。
下の写真は、僕が初めて作ったロードマップです。一部、お見せできない部分を白文字にしてあります。
このように、ToDoを細かく洗い出しては整理し、大きめの課題に戻っては抜け漏れがないか確認するという作業を繰り返していきます。
ある程度まで完成したら、ご指導いただいている方にレビューを貰うのが好ましいです。
もっと詳細について知りたい方は「MECE」とググれば参考になる情報が得られるはずです。
以下のサイトはMECEについての僕のおすすめです。
こちらの本も参考になります。
②スケジュールを設定する
ToDoを洗い出して、レビューを通過したら、次はスケジュール設定です。
これは、全てのToDoに対して、それをいつまでに完了させるのか書き出していく作業のことです。
このとき、注意すべきことは、アポが必要な項目から優先的に設定していくことです。
なぜならば、アポは早く入れないと、相手の予定が埋まってしまうからです。
アポが決まれば、自然とそれまでに何をすべきかが定まります。
無理の内容にバッファ(余裕)を設けたスケジュールを設定できることが望ましいです。
最後に
以上がロードマップの作成方法です。
もっと詳細を知りたい方は、ご気軽にコメントをください。
ご意見に合わせて本記事を修正していきます。
次回は、課題設定についてです。