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2つのブランドづくりを通した、マーケティングのしごと

はじめまして、大上博行(おおうえひろゆき)と申します。
大学卒業後、秘境系旅行会社でチベットやウイグル、パキスタンなどのツアーを担当したあと、家業である和紙の卸売の会社でマーケティングの一環で新規事業づくりに従事していました。

和紙の持つ魅力を活かしつつ、いかに多くの人に知ってもらうかに尽力しました。
ブランドは2つ立ち上げ、それぞれにターゲットを変えました。

・off
「ボールペンで書ける和紙」「眼鏡がふける和紙」など、機能性を持った和紙にデザイン性を付与することで、日常使いの製品としてアピールしました。男性デザイナーさんと協力して立ち上げ、展示会や対面での営業で拡販していきました。また、OEMを受けることが出来るような仕様にし、エレコム様や日本郵便様のオリジナル商品を作ることが出来ました。

・和紙田大學
こちらは、伝統ある和紙に、ゆるいデザインをかけ合わせてギャップを楽しんでもらうというコンセプト。和紙製品はコミュニケーションを促進するものだと定義付け、送る人と送られる人の間に笑顔が生まれることを目標としました。拡販としては、展示会に加えて、ツイッターを活用。ユニークな商品であったので、7000リツイートされる商品も出すことが出来ました。ほぼ日さんのオンラインショップで販売していただいたり、「マツコの知らない世界」などに登場することが出来ました。

以上2点のブランド立ち上げ経験より、マーケティングとは、誰にどんな価値を提供するかを考えた上で、自社の持っている強い部分をカスタマイズしていくことだと学びました。前提として、商品がユニークであることも、拡散していく上では大事だと実感。開発の段階からマーケティングプランまで通して見れることが、成功できた要因と考えています。

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