1
/
5

10年ピボット

※写真と本文はあんまり関係ありません

会社が設立から10年経ってみたものの
たなかはまだ入社2年目です。
縁あって数年前から知っている会社ではありますが
それでもまだ入社2年目です。
この1年の間に様々な事があったので
今のお気持ちをちょっと書き記しておこうかなと思いました。

企業の10年の生存率をご存じでしょうか。
「1割も残っていない」みたいな情報もありますが
どうやら中小企業白書とかを当たってみるとそんな事も無さそうです。
残るか残らないかは別として
10年も会社を存続するのはとても大変なことです。
10年という月日は子供を大人にして青年はおじさんになります。
その年月に想いを馳せるかどうかは別にして我々は働いて稼がないと生活が出来ないのです。

ニュースに興味が無くても政治に興味が無くても
世界的な感染症流行のニュースはご存じのことでしょう。
影響で多くの人の生活が変わり多くの事業は形を変え
ウーバーイーツが栄えて個人経営の飲食店が閉じてしまったりしています。
今までも様々な事件や災害で不況だと言われてきたことがありましたが
今回の規模は経験したことがないです。
スペイン風邪の頃の人はもう生きていないですものね。
そうですね。

自分自身もそろそろキャリアが10年になり
最初は「食べれればいいや」と思っていた仕事も
いくつもの選択を経て気が付けば肩書をいただくようになり
成果が出たり評価がついてきたりするようになってきました。
10年前はまだミュージシャンになれないかなって思っていたこともありましたが
気が付けば何でも屋さんです。
日々の変化に追いつけないかもと思った時期もありましたが
なんだかんだで今日も生きています。

今所属している会社も創業10年になりましたが
その間に色々な変化があったことは聞き及んでいます。
新しいサービスを作っては潰し
新しい店舗を作っては潰し
新しいチームを作っては潰し
新しい会社を作っては潰し
いつも何かにチャレンジし続けてきた結果で
たくさんの潰してきたものもありますが
今でも残っているものもたくさんあります。
あるはずです。たぶん。

変化を恐れればその瞬間から老いていく。
これは人も組織も一緒なのかもしれません。
変わり続けること、成長し続けること
若々しく生きていくためにはおそらく必要なのでしょう。
老いていく体に抗って
新陳代謝を高めるために運動し始めたたなかが言うんだから
きっとそうなんです。たぶん。

10年目に見舞われた感染症リスクという巨大な事象に
会社としてどうやって立ち向かっていくのか
そんな事を日々考え挑戦し続ける毎日です。
変化はとても苦しみを伴いますが
だからこそやってこれた10年があります。
きっとこれからも変化し続けることで
場合によっては業態も変えつつ存続の道を模索していくことになるのでしょう。
15分もランニング出来なかったたなかが1時間ぐらい歩けるようになったんですから
きっとそういうことなんでしょう。たぶん。

変わり続ける組織にいる事はとても疲れますが日々が充実しています。
チーム編成が変わり担当プロダクトが変わり立場が変わったりもしましたが
それでも日々を前向きに捉えられればおよそ楽しい環境です。
向き不向きはかなりはっきりしている会社なので
「誰でもおいでよ」とはなかなか言いにくいのですが
自分のキャリアを自分で切り開いていきたい人にとっては
とてもいい環境なのかなと思います。
勝手に社内勉強会とか始めたたなかが言うんだからそういうことです。たぶん。

10年の積み重ねを大切にしつつ
それに臆することなく今後も変わり続ける組織でありたいなと
そんな事をチーフエンジニアのたなかは思っています。

3 Likes
3 Likes
Like Hikaru Tanaka's Story
Let Hikaru Tanaka's company know you're interested in their content