リモートワークを始めてから、一番苦労したのは「モチベーションの波」との付き合い方でした。
オフィスにいた頃は、周りが働いている雰囲気や、始業・終業という区切りが自然とスイッチになっていました。でもリモートだと、そういう外からの刺激がほとんどありません。やる気がある日は驚くほど集中できるのに、そうでない日は同じ作業がやたら重く感じる。この差が、リモートだと想像以上に大きいことに気づきました。
特に厄介だったのは、モチベーションが落ちている自覚があっても、それを誰かに指摘してもらえるわけではないということです。オフィスなら「今日ちょっと元気ないね」と声をかけられることもありますが、リモートだとそのきっかけすらない。気づけば数日、なんとなく低空飛行のまま過ごしてしまうこともありました。
そこで試すようになったのが、"やる気に頼らない小さな仕組み"を作ることでした。例えば、作業を始める前に必ず同じルーティン(コーヒーを淹れる、机を軽く片付けるなど)を挟むようにする。やる気の有無に関係なく、その動作をすれば自然と作業モードに入れるようにしておく感覚です。
モチベーションは波があって当たり前だと割り切ってからは、逆に気持ちが楽になりました。「今日は調子が悪い日」というのも、リモートワークでは普通にあることだと思っています。