小学校教員として12年間、たくさんの子どもたちの成長を見てきました。
その中で伸びる子の共通について考える機会がありました。その中で、「学び続ける力」
必要とされる能力の1つではないかと考えました。
また、リスキリングなどの言葉が飛び交い、大人も学び続けることが必須となっていると
思います。
この実感を言語化してくれたのが、ペンシルベニア大学の心理学者アンジェラ・ダックワース氏の著書『やり抜く力 GRIT』でした。彼女の研究によれば、米国陸軍士官学校の過酷な訓練を耐え抜く人、全米スペリング大会で勝ち残る子ども、離職率の高い営業職で成果を出し続ける人――そのいずれにおいても、成功を分けたのは才能やIQではなく、グリット(長期的な目標に向けた情熱と粘り強さ)でした。
本書には、自分のグリットを測る「グリットスケール」という10の質問が掲載されています。ただ、紙面で回答して自分で採点する形式なので、少しハードルがあります。
そこで、ブラウザで10問に答えるだけで自動採点されるWebアプリを作りました。
・所要時間は約3分。登録不要・無料です
・総合スコアに加えて、「情熱(興味の一貫性)」と「粘り強さ(努力の持続)」の内訳が分かります
・書籍に掲載されたアメリカの成人データと比較して、自分の位置が分かります
ダックワース氏は、グリットは固定的な才能ではなく、「興味・練習・目的・希望」の4つを通じて後天的に伸ばせると言います。まずはご自身の現在地を測ってみてください。
そして、興味をもたれたかたは一度彼女の考えに触れてみていただきたいと思います。
▼ グリットスケール診断はこちら(無料・登録不要・約3分)
https://katsu1060.github.io/grit-scale/
※回答データはどこにも保存・送信されません。採点はすべてお使いのブラウザの中だけで行われ、ページを閉じると結果も消えます。
▼ 引用・参考元
・アンジェラ・ダックワース著『やり抜く力 GRIT――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(神崎朗子 訳、ダイヤモンド社、2016年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478064806
・Angela Duckworth 公式サイト(英語版グリットスケール掲載)
https://angeladuckworth.com/grit-scale/
・TED Talk「Grit: The power of passion and perseverance」(日本語字幕あり)
https://www.ted.com/talks/angela_lee_duckworth_grit_the_power_of_passion_and_perseverance
・原論文:Duckworth, A. L., Peterson, C., Matthews, M. D., & Kelly, D. R. (2007). Grit: Perseverance and passion for long-term goals. Journal of Personality and Social Psychology, 92(6), 1087–1101.
※本診断は、ダックワース氏が非商用利用を認めて公開しているGrit Scale(Duckworth et al., 2007)をもとに、設問を独自に日本語化したものです。書籍掲載の訳文の転載ではありません。