高校生のころ、周りでHTMLを独学して自分のサイトを作る文化がありました。
無料レンタルサーバー、フリー素材、テキストエディタ。
PCで個人サイトを作りながら、iモードの魔法のアイランドでガラケー用のページも作っていた世代です。
若気の至りのポエムを載せながら、気づけばPC・スマホの2画面対応みたいなことを自然にやっていました。今思えば、あれが最初のWeb制作です。
20代でデザインの仕事を本気で目指しましたが、当時はWebデザイナーの新卒求人はほぼなく、親世代には理解されにくい職種でもありました。「趣味でいいか」と自分に言い聞かせて、別の道へ。
転職のタイミングでIT系の会社に入り、やっとWebデザインに近づけると思ったところ、なぜかネットワーク系の部署へ。
HTMLへの抵抗のなさが裏目に出た形でした。そこで疲弊して、一度Web業界を離れました。
そこから紆余曲折を経て今の仕事になり、ある時「今ならWebデザインができるのではないか」と思いました。
スクールの費用も思ったより現実的で、時間もある。そのとき初めて、ためらわずに動けました。
戻ってきてわかったのは、自分がずっと同じことを大切にしていたということです。
クライアントの目的が叶う構造になっているか、ユーザーが迷わず動ける導線になっているか、そして納品後にクライアント自身が育てていけるサイトになっているか。
10代のころ、見てもらいたくて自分のサイトを作っていたときから、たぶん根っこは変わっていません。