人生の宿題は、早く終わらせた方がいい。
私は人と話すのが大の苦手でした。
「変なことを言ったらどうしよう。」
「自分の話で場の空気を悪くしたらどうしよう。」
そんなことばかり考えていました。
学生時代は教室の隅にいるタイプでした。
1人でいれば嫌われる心配もないし、気を遣う必要もありません。
だからできるだけ人との関わりを避けて過ごしていました。
でも、それが通用するのは学生時代まででした。
高卒で社会人になり、人と話さないと生きていけないことを痛感しました。
学校では先生が手を差し伸べてくれる。
でも社会では違います。
分からないことがあれば、自分から聞きに行く。
困ったことがあれば、自分から相談する。
それが当たり前でした。
でも私は、その当たり前ができませんでした。
聞きに行って仕事の手を止めてしまったら申し訳ない。
迷惑だと思われたらどうしよう。
そんなことばかり考えてしまい、自分から話しかけることができなかったのです。
このままでは社会でやっていけない。
どこかで変わらないといけない。
そう思っていました。
でも正直、変わらなくても生きていくことはできる。
だから私は「今じゃなくていいか」と逃げ続けていました。
そんな時に気づいたことがあります。
人生の課題は、いつか必ず向き合わないといけない。
逃げ続けることはできても、なくなることはない。
だったら早く終わらせた方がいい。
その方が、自分のやりたいことにもっと時間を使える。
そう思ってから、少しずつ人と話すことに挑戦するようになりました。
最初からうまくできたわけではありません。
何度も失敗しましたし、しんどいと思うこともありました。
それでも毎日少しずつ続けていると、少しずつできることが増えていきました。
気づけば、人前で話すこともできるようになりました。
今でも得意とは言えません。
でも、あの時逃げずに向き合って本当に良かったと思っています。
後回しにせず向き合ったからこそ、今の自分があると思っています。
人生の宿題は、いつか必ずやらないといけない。
だから私は、早く終わらせた方が幸せやなって思っています。