AIをチームメンバーとして設計する
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Grok、Claude、Gemini、ChatGPTを同時に使いながら開発している。
単純に「複数のAIを使う」のではない。それぞれに役割を与えて、チームとして機能させている。GrokがWeb上での調査を担い、Claudeが実装を担い、Geminiがコードと設計をレビューし、ChatGPTがテストとQAの視点で検証する。
この構成にたどり着いたのは、単一のAIに頼り続けたときの限界を感じたからだ。どれだけ優秀なAIでも、自分の出力を自分でレビューすることには構造的な弱さがある。人間のチーム開発で「実装者とレビュアーを分ける」のと同じ理由で、AIも役割を分けた方が品質が上がる。
気づいたのは、これが人間のチーム開発とまったく同じ構造だということだ。実装、レビュー、QA——それぞれの視点が交差することで、一人では見えなかった問題が浮かび上がる。AIをツールとして使うのではなく、チームメンバーとして設計する。その発想の転換が、アウトプットの質を変えた。
エンジニアリングとは、問題を解く構造を設計することだと思っている。それはコードの話だけではなく、誰と、何を使って、どう協力するかという設計でもある。AIが加わった今、その設計の対象が広がっただけだ。