SNS実験 01: 反応が起きない状態を見てみる—— Baselineの確認
これまでの判断は、少し偏っていたかもしれません…
そう思って、一度見つめ直してみることにしました。
振り返ってみると、いくつかの「反応があった投稿」に偏っていただけで、それはただの偶然だった可能性もあると感じました。
このままだと判断が少しずつずれていく気がしています。
そこで、今回はもっと単純なところから確かめてみることにしました。
一言でいうと、なるべく「引っかかり」を作らない状態で、投稿そのものがどう扱われるのかを見てみます。
目次
01 今回の投稿条件
※「24時間」という前提についての考察
02- 24時間後のリアルな数字
03 現時点で見えていること
04 次に解きたいこと
05 次のステップ
01 今回の投稿条件
以下のように条件をできるだけシンプルにして投稿しています。
・感情は入れない
・問いかけもしない
・ストーリーも持たせない
内容は、
画面の構成はある程度分かる水彩の途中経過(完成度 約60%)です。
テキストは一言だけ:
「最近描いている一枚」
なるべく「手を加えない形」に近づけて出しています。
実際の表示はこんな感じでした。
(左から:X、Instagram、Threads日本語、Threads中国語(簡体)、Rednote)
※「24時間」という前提についての考察
「投稿の反応は24時間以内に決まる」というのが一般的だ、という先入観がありましたが、Instagram のデータを見ていると、少し違和感を覚えました。
例えば下にスクリーンショットを添えますが、次のようなばらつきが見られます:
・24時間でピークに達するもの
・48時間後に伸びるもの
・4日後にピークになるもの
そのため現時点では、
「多くの投稿は、48時間前後で一度落ち着くが、一部はそれ以上の時間をかけて伸びる可能性もある」という程度の理解にとどめています。
今回の観察ではひとまず、 24h / 48h / 72h の3つの時点で確認する形にしています。
02- 24時間後のリアルな数字
(左から:X、Instagram、Threads日本語、Threads中国語(簡体)、Rednote)
・X(日):閲覧 16 / 反応 0
・Instagram(日・タグあり):閲覧 1 / 反応 0
・Threads(日):閲覧 6 / 反応 0
└ 約83.3%が「検索」経由
・Threads(中):閲覧 2 / 反応 0
・小红书(中):閲覧 7 / コメント 4(実質2) / いいね 1
(コメントの2件は自分の返信)
03 現時点で見えていること
まず一つは、今回のような「手を加えない内容」は、インプレッションがあってもそれからの広がりにつながりにくいという「主観的判断」が、今回ので「仮説」として検証されたこと。
ただ、Rednote(小紅書)だけはそのような素朴な投稿でも反応がもらえるのが面白い発見でした。
もう一つ気になっているのは、Threads において、日本語で書かれた投稿の多くが「検索」を経由で見られている点です。
下に、InstagramとThreadsでの実際表示を添えます。
(左からはInstagram、Threads日本語、Threads中国語(簡体))
これについては、
・言語の影響
└文化圏の影響
・タグ(#)の影響
・Instagramからの同時投稿による効果
などの独立的要素が考えられますが、まだ特定できていません。
04 次に解きたいこと
今回の振り返りと24時間後の数字から、次に実験して解りたい点が2つ見えてきました。
・Rednoteは、「いいね」よりも、コメントといったユーザーの反応行動に強く依存する傾向があるのではないか?
・Threadsにおける「検索」からの閲覧は何によって生まれるのか?
今回は特に日本語投稿での割合が高かった状況でした。
05 次のステップ
現時点では、可能性が多くあるため、どの要素が影響を及ぼしているのかが判断しにくいところです。
そのため、次はまずプラットフォームをThreadsに絞り、
・同じ画像
・同じ時間帯
・言語だけを変更する
という形で検証していきます。
使用する言語は、日本語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、英語
の4パターン(いずれもタグなし)で比較する予定です。